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密談です。

夜、三好 長慶が松永 久秀を連れて俺を非公式に訪ねて来た。

俺は源助と2人で長慶と久秀に会った。


まずは2人から昼間の事を謝罪してきた。

非公式の会談だからこそ、謝罪したのだろう。

俺は謝罪を受け入れた。


非公式なので昼間に作ったぜんざいとお茶を用意して食べながら話し合おう。


どうやら2人共、甘い物が好きだったみたいで喜んで食べている。良かった、喜んでもらって!!


今回話し合った事は2人の人物の事だ。

1人は細川 晴元の事で三好と対立しており、三好に対し兵を起こしいる。

また、畠山 高政と手を組んでいるので三好も苦労している。

晴元とは俺も過去に対立しているが今は全く関わりが無いな…

晴元とは手を組む気も無い。する意味が無い。


もう1人は足利 義輝だ。


今は畠山 高政の所にいるが居心地が悪いらしい…

義輝を蔑ろにし、畠山 高政、六角 義賢、北畠 晴具、武田 信豊が権力争いを始めている…義賢、晴具、信豊は高政にお世話になっているのに何をしてるのだか…


もし義輝が浅井へ逃げ込んで来たら保護はするけど義輝の為に兵を出すつもりは無い。


三好とは事を構えるつもりは無いが浅井に敵対、もしくは舐めた態度を取ったら全力で潰すと言っておいた。


三好も浅井とは表立って事を構える気は無いと言う事を確認し合った。


同盟を組んだ訳では無いので三好への警戒は忘れない。

百地 丹波には引き続き三好の動きに注意して監視してもらおう。


表向きは浅井と三好の会談は失敗に終わった事にしておく事にした。

浅井と三好にとって畠山が動きやすい状態にしていたい。


浅井が紀伊国を攻め込んでいる今、畠山としては三好と停戦をして紀伊国へ援軍を出したいと思っているだろう。


三好は畠山と停戦出来れば丹波国を平定する為に全力を出せる。


浅井は磯野 員昌に紀伊国に攻め込ませたいているので畠山と対立している。

俺としてはさっさとケリを付けたいので畠山に動いて欲しい。


浅井と三好が同盟を組んだ場合、簡単に畠山は動けなくなる。

大勢力2つを相手にしなければならないからだ。

畠山が動かなければ浅井と三好としてはよろしく無い…


畠山としては三好と停戦すれば浅井を心置きなく戦える…

三好から話を振れば畠山は速攻で停戦に応じるだろう。


そんな流れで長慶さん、久秀さんよろしくね!!







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