三好とは喧嘩別れです!!
本能寺で三好との会談が始まる。
浅井側の参加者は【浅井 長政】【藤堂 源助】【沼田 上野之助】【竹中半兵衛】【平井 定武】の5人。
三好側は【三好 長慶】【三好 長逸】【松永 久秀】【松山 重治】【篠原 長房】の5人だ。
三好側は激おこモードだ!!
三好側の参加者は長慶は当主、長逸は三好一族の長老、久秀は重臣、長房は長慶の弟【三好 実休】の重臣と言う、豪華な顔ぶれだ。
重治は久秀の家臣で今回の浅井との窓口になっている。
それに対して浅井側は当主の俺は子供、源助は俺の傅役、上野之助と半兵衛は俺の小姓でまだ子供、定武は観音寺城六奉行の1人で今回、三好との窓口となっている。
長逸と長房が今回の人選について定武に問い質しているが定武は何か問題でも?という態度だ。
俺は長慶に疑問に思っている事を聞いてみた。
なぜ、引き連れて来る兵は2000までとと決めていたのに三好側は5000の兵を引き連れて来ているの?
その問いに対して長慶は笑いながら家臣たちが私の身を案じて兵を少し多めに付けられたと答えた。
それを聞いて俺はこの戦国の世、臆病者でなければ生き残れないですからね…と笑いながら言い放った。
その言葉を聞いた瞬間、襖が開き殺気だった三好の武士たちが無礼であろう!!と叫びながら入室して来た。
浅井側の襖は開かない…控え室にいるはずの慶次郎たちに動きは無い…
三好の武士が浅井の護衛は恐怖で動かぬか!!
と笑いだす…
俺は三好の武士に無礼はお前だ!!
会談中に乱入とは三好では許されるかも知れないが浅井では無礼の極みだ!!
長慶に会談をする気が無いなら帰らせてもらうと告げ席を立つ。
三好の武士たちに囲まれた…
皆、動きが素人だ…ため息が出てしまう。
気にせず三好の武士たちの横を通り過ぎようとすると肩に手を掛けられそうになったので無効化する…
残りの三好の武士には殺気を放ち無効化させ、そのまま部屋を出た。
流石に会談に出席した5人はこんな殺気では慌てはしないか…
部屋を出て気付いてしまった…
俺の京での宿舎は本能寺じゃん!!
長慶が帰るのを静かに待っていないとならないな…
さき兄の顔に泥を塗ってしまった…
後で謝らないとな。




