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最終話 すべてが

4人となった部屋で将軍を待っていた。

「雑魚敵は倒したか?」

「何とか全部。でもかなりの数だった。」

凛が顔に傷を付けながら言った。コン...コン...コン...。将軍か。

「良く来たな。優希。」

この声?俊?

「俊。」

4人で口を揃えて声に出た。

「気づくのが遅いんだよ。将軍なら俺が殺した。」

「つまり、ラスボスはお前ということか。」

「俺の力、教えてやるよ。」

俊は千尋の腹を殴り貫通させた。

「う...。」

バタッ。

「千尋。」

僕は千尋を抱き上げた。

「優希...、必ず...倒して...幸せになって...。」

千尋は息を引き取った。

「俊、いい加減にしろよ。貴様は俺が倒す。」

明日香が疑問に思った。

「なら、家に来た時の俊ちゃんは誰?」

「俺のコピーだ。もう既に壊したよ。」

凛の様子がおかしい。

「いたたたたた…。」

僕も頭が痛い。

「い...。」

「2人とも大丈夫?」

その時、大きくて丸い空間ができて、凛はその中に消えた。

「遊びはここまで。2人まとめて殺す。」

「うらーーーーー。」

僕は俊に攻撃した。素手対素手。

僕らの手が同じ力で、全然動かない。

「優希、お前の負けだ。」

ドーーーーーーーーーーン。僕は吹き飛ばされた。

「つ...強い。」

弱っている中で明日香が言った。

「優希、結婚するんでしょ?幸せにしてくれるんでしょ?私を置いて行かないでよ。」

「あ...す...か...。」

俊の背後にいる奴、誰だ?麻美?フフフ…。なるほどね。

「俊、サヨナラ負けだな。」

麻美が拳銃で俊を打ち殺した。命中ではないが良いところに当たった。俊は倒れて弱った。

「すべてが終わった。」

麻美?何している?やめろ。

「2人とも幸せになってね。」

そう言って麻美は自殺した。2人だけになった。そしてすべてが終わった。俊も確実に死んだ。

「終わったね。優希。」

「ああ。」

別世界はどんなことになっているのだろう?悲惨なのは僕たちだけではない。パラレルワールドがある限り。   終わり

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