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第8話 滅び

智晴が攻撃した時。

「危ない。」

智晴の攻撃を千尋が受けた。

「千尋、しっかりしろ。」

「あの女…強い。」

「横になってろ。俺が倒す。」

千尋が横になって休んだ。

「智晴、俺に恨みでもあるのかよ?」

「別にないよ。あんたが私をフったから。それだけよ。」

「なるほど…。」

そう言いながら道に落ちてた鉄の棒で智晴に立ち向かった。智晴は攻撃を受けたが表情が普通だ。

「ほー、女のくせに強いじゃない。本気で行くぜ。」

棒で後頭部を殴った。一撃必殺ではないが、かなり効いている。

「後頭部で出来たか…。もういい、私の負けだ。これ以上戦ったら私死んでしまう…。」

「智晴、麻美はどこだ?」

「誰よ、そいつ。」

知らないのか。

「ああ、この世界で唯一別世界が見える女ね。私は見ていないわ。おそらく山頂じゃない。」

そうか。

「優希、急がないと麻美が…。」

凛が焦っている。智晴が最後に行った。

「気をつけな。将軍はかなり強いから。」

「分かった。」

4人で山頂に行った。



山頂には大きな倉庫らしき建物があった。

「物騒ね。」

ドドドドドドド...。手下の雑魚共に囲まれた。

「かかってこい。」

大きな声で叫んで戦った。麻美を探すため二手に分けて戦った。僕と明日香。千尋と凛で。建物の2階に探しに行った。

「いた。麻美。」

僕は麻美の縛ってある紐を解いた。

「優希。」

その時、雑魚共が僕らがいる部屋に来た。2人で襲い掛かった。次々と倒していく。

「明日香?」

「何よ、こんな時に。」

「結婚しよう。」

「え?」

雑魚を殴りながら言う。

「俺は...明日香を...幸せに...します。だからついてきて...。」

「幸せにしてよね...。」

雑魚を倒した。

「明日香、俺もずっと愛しているよ。」

「何よバカ。泣かせないでよ。」

2人の視界に雑魚が立ち上がったので、視界に入った雑魚を殴った。

「ちょっと、私もいるんだからね。」

「悪い。とにかく将軍を見つけよう。麻美?怪我はない?」

「無いわよ。」

別の部屋で凛と千尋と合流し将軍を探した。   続く

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