二話 始まりを告げる『絶望』
えー相変わらず遅くなりました。
待ってる人には申し訳ないです。
長引かせたわりには長いわけでもなく内容がいいわけでもありませんねー・・・ちくしょう。
てなわけで二話です。主人公がゲームに入りました
今回時間がかかった理由ですがまぁ・・・プロローグで少しやらかしまして・・・設定ミスが・・・・・・ゲフンゲフンッ
・・・とまぁ諸事情で色々書き直したりして大変だったんです。言い訳ですすんません!
矛盾てか不自然なところが多々ありますが我慢ならない場合はいってください。
速攻直します
ではどぞ
二話 始まりを告げる『絶望』
side 悠哉
「な・・・なにをいってんだ・・・?」
誰かが呟いた言葉が嫌に響く。
この場に揃う20,000人ものプレイヤーがそれって誰一人として声を出せない・・・否、出せるのに出したくない。
それを言葉にして認識してしまったら?
真実を問うて肯定されてしまったら?
黒いローブの幽霊のような男がきえたあとかわりに目の前に巨大な石の仮面があらわれた。
なんでも説明を引き継ぐらしい
誰もが目の前に浮く大きな石の仮面が次の言葉を紡ぐのを待っている。
『今までの説明は全て冗談でしたー♪』
という言葉を望んで・・・だがほんとうは僕にもわかっている、冗談じゃないことぐらい。
理解していても納得出来るかは別なんだ。
僕は今までの人生が誰かの役に立ってきたとは思ってない。実際引きこもりとまではいかないまでも放課後は友達と遊ぶでもなくずっとゲームをしていたし親には迷惑しかかけていないだろう。
妹にだって小さい頃にですら遊んでやったのは数えるのに両手も要らない、指三本で十分だ。
そんな生活も周りから見たらどう写っているのかはわからない。でも自分としてはとても充実していたしこれかもやめる気はなかった。成長して高校を出て大学に入って社会人になる。それでもゲームをやめるつもりはなかった。in率は激減するだろう・・・それでも手放したくなかった。
そんな僕でもやりたいことはあった・・・いやそんなおれだからこそやらなくてはならないことがあった。
大人になって稼ぎが出てきたときには父さんと母さんに・・・今まで迷惑かけてきたぶんたくさん楽をしてほしい。
妹がが何かに躓いた時、立ち止まってしまった時・・・これまでのぶん俺だけは味方をしてやろうと・・・そんな子供みたいな夢を持ってた。
無理に決まってる。所詮は『僕』だから・・・それでもこれまでやらなかったぶん、休んでたぶんここで努力するのは間違えてないと思っていた。
(挫折するにしてももう少し先だと思ってたんだけどなぁ・・・)
と思ってから始まってすらいないのに諦めている自分に気がついて思わず苦笑いをしてしまう。
(それでも今は自分の負け犬体質に感謝かな・・・冷静になれた。)
まだ周りの人間は呆然としているし途中から巨大な石の仮面も達者なその口で説明を開始している。といっても今度はデスゲームの説明ではなく普通にゲームの説明だが・・・
(せっかく周りより冷静になれたんだ・・・このドームは始まりの街の西側にあった建物だろう。ゲームの情報ならネットからこれでもかというほどかき集めたからこの説明は特に聞かなくていい。・・・デスゲームなんだから変更点なんかがあるか?・・・いやそれならさっきいってるか。
この建物には特別ロックがかけられてる訳じゃなさそうだな。とりあえず一分一秒が惜しい早く外に出よう。
)
決めた後の行動は早かった。人と人の間をすり抜けて4つほどある出口のひとつにたどり着いた。
そのままドーム状の建物から飛び出て街の中心に向かうように飛び出る。
今いるのは街の西側。
この先の草原でモンスターをかるのもいいがここはその内もっと人が出てきたときに効率が悪くなる・・・
だから向かうのは東。
東の地形は森となっていて複数名で狩るのには難しい地形となっている。わざわざこんな反対側まで一人でくる価値があるほどのモンスターはでなかったはずだ。
強いていうならすこしばかし隠蔽スキルに補正がついたり初期の段階にしてはかなり美味しい食料アイテムのリンゴがとれるくらい・・・以上のことから僕のように時間に余裕があって事前情報をもったプレイヤー以外はほとんど西、残った少数も南か北にいくだろう。
もっとも街の外に出る勇気のあるものはだが・・・
実際普通の人間なら街の外に出るにしても活動は明日からになるだろう。落ち着く時間も必要だしなにより準備も必要だからだ。
だが僕らのような生粋のゲーマーたちは違うこの世界で生き残るために力をつけることを選ぶ・・・他の誰よりも早く、他の誰よりも強く。
僕だって怖い。怖くないわけがない。
でもここは僕が生きてる世界・・・僕にとっての本当の世界。今さらここでためらうわけにはいかない。
・・・と思考がそれてるな、戻そう。
とにかくデスゲーム開始直後から活動できるものたちは限られてくる。
僕のようなゲーマー
βテスト経験者
純粋に頭のいいやつら
恐怖とは無縁な狂人
恐怖に支配された犠牲者
おそらく今日明日で人が大量に死ぬ・・・
それも・・・他人事じゃないんだ。
・・・ん?・・・っとアブねぇぇ!!
スキル選択忘れてた!
えーとステータスの初期展開方はたしか・・・右手を・・・左手だっけ?・・・・・・・・・交互にやればいっか。
と、指を横に・・・とできた、右手だったか。
えーとスキルは・・・・・・・・・なにこれ?バグ?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
name:miyuu Lv,1
Sex:male
JOB:???
title:???
crown:???
HP 50/50 MP 50/50
STR:23
DEX:18
VIT:15
AGI:18
INT:20
LUC:0
HIT:32
skill
1、---《ここは使用できません》
2、---《ここは使用できません》
3、---《ここは使用できません》
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・・・・・・・・・・は?
え?
「はぁぁぁぁぁ!!?」
ちょっとまてなにこれ?え?な、なんで!?
な、なんで職業ないの?初期の職業すらいれられてない?どういうこと?
最初のあのボロキレみたいなやつは『中には最初から特別な職業、スキルをてにいれてるものもいる』といってた。
それならわかる。いくら仮想といっても現実と切り離される訳じゃない、運動神経のいいやつはこっちでも戦闘の感覚をつかむのが早いし活動量によってはレベルが上がるときのパラメーターの上昇も違うらしい。
思考量がおおければINTの上昇も早いらしい。
まぁ後者は眉唾っぽそうだけど・・・
ブラスクロードがどんなプログラムでここらへんの計算をしてるかは知らないけどこれはあり得る話だ。
だから現実における初期スペックから職業を与えられるというのもなくはないとおもう。
でも僕のはなんだ?職業がないだなんてきいたことないぞ?
てかスキルも設定できないってどうよ。
これ俺積んでね?
なんだよ・・・この世界でも引きこもってろよってか?
ざけんな・・・
・・・・・・どうするか
はい。どうだったでしょう。
もっと文才が欲しいです。
てかゲーム物って設定とか専門用語が多くなって大変ですよね。
いますごく焦ってます