八話 力の『秘匿』
おはようございますです皆様
作者は昨日からテストです
しかし執筆がはかどなぁ~アッハッハッハッハ
・・・\(^o^)/
なんてことはおいといて八話になります
ここら辺から主人公が少し安定してきます
あれですね。自分より弱いものを見ると守ろうとしてへたれじゃなくなるみたいなことよくありますよね?
まぁそんな効果が働いてるんでしょうね。
それでは本編ですどぞー
八話 力の『秘匿』
side miyuu
・・・困った
何が困ったって答えはひとつしかないだろう・・・勢いでパーティーを組んでしまったことだ
さすがにパーティーといえどステータスを問答無用で見られることはない・・・しかし実際戦闘になればそんなの関係なくバレるだろう
「ところでミューさん」
セイネ君が話しかけてくる
「ミューさんは・・・その・・・武器がないようですが?」
ほら来た。まぁそれに関しては答えを用意してあるから問題ない
「いやぁ極力つかわないよう気を付けてたんだけど・・・ゴブリンに囲まれてしまって」
と苦笑いを浮かべながら偽りの事情を話す
するとセイネ君の顔がパッと輝き
「そ、そうなんですか・・・それは大変でしたね。それでですね?良ければぼくのスモールソード・・・差し上げましょうか?」
ん?・・・いま武器をくれるといったのか?
「えーと?いや、ありがたいんだけどそれだとセイネ君の武器が・・・」
それならば多少怪しまれるだろうが初めからステータスが優遇されていたとか職業の関係で素手でたたかえることを話してしまったほうがいい。武器を奪ってしまうのはなんとも・・・
「い、いえ!僕は町でこれのひとつ上の武器を買ったので大丈夫です!おきになさらず。」
いい子だこの子!てかほんとなんで僕は剣を買ってこなかったのか・・・
「そうかい?じゃあありがたくお借りするね。」
目の前に現れたプレゼントを知らせるウインドウを即刻閉じそのままスキルのところに『刀剣全般・終式』とやらをセット・・・アイテムボックスにあるたくさんの素材アイテムを上に流しながらいまもらったスモールソードを探してオブジェクト化させる
「わぁ・・・操作早いんですね!」
それはもう・・・ゲームなんかはいやと言うほどやったからな
セイネ君に苦笑いで答えて森にたいして歩みを進めることによって誘う
「あ、待ってくださーい!」
後ろから追いかけてくるセイネ君を横目に見ながら森に入ってからのことを考える
正直今剣をふるうといくらこの剣でも普通のモンスターは一撃であろう。正直それはまずい
普通ならいくらレベルが10に達していようがどんなモンスターもまだ一撃で殺すことなど出来ないのだから
それどころかセイネ君が自分のレベルアップの速度を見て現段階での僕のレベルを怪しむ可能性がある
そうこうしているうちに森の入り口まで来てしまった
「なんか・・・不気味な森なんですね」
「もう日も落ちかけてるしね・・・多分昼に来ると印象が変わるよ。僕は陰気だと思ったしね・・・さぁいこうか。この森のモンスターは不意打ちをしてくることが多いから気を付けてね」
そうして森に踏み込む
ゾクッ!?
寒気が電気となりmiyuuの体を駆け巡る
急いで周りをスキルで確認する・・・
(反応は・・・ない?きのせいか?)
自分の感じた先ほどの感覚は一体なんだったのか・・・
(昼とは何か違う・・・)
身構え周囲を警戒し始めたmiyuuに驚いたのかセイネ君が話しかけてくる
「ど、どうかしたんですか!?」
・・・伝えるべきか?
「何でもない、ただ・・・昼とは何かが違う気を付けてくれ」
緊張がうつったのかゴクリッと生唾を飲むおとが聞こえる
「・・・わかりました」
震える声で返ってきた
「じゃあ行こう」
音をたてないよう慎重に進んでいく
このゲームで昼と夜に差があるとするならそれはいくつかのイベントの発生条件か出現モンスターの種類、もしくは活発さである。
だからこそこんなこともあるのだろう
僕らの遥か前方、索敵スキルのギリギリのところからこちらを獰猛な目でとらえている獣がいる
「ーーっ!?セイネ君!剣をーー」
最後まで言い切る余裕はなかった
先ほどまで目視すら厳しい位置にいたはずの獣が襲いかかってきていた
いや、一匹じゃない
確認できるだけでも七匹はいる
茶色と青の毛並みに犬のような骨格、大きさは大型犬ほど・・・しかし牙や爪の鋭さも、痛いほどに感じる獣としての気配も犬とは違う・・・狼
とっさにセイネ君を下げて襲い掛かってきていた狼を剣の柄で叩きつける
情けない悲鳴をあげながら弾き飛ばされた狼はその足で確かに地面を踏み締めた
「ーーっ!?」
次の悲鳴は自分の口からだった。攻撃も当たってはいないのにそんなことになった理由・・・
(全力ではないけど・・・それでも耐えるだなんて・・・どうなってんだよ!?)
と後ろに庇ったセイネ君の方に回り込まれないよう剣をつきだし牽制しながら後退する
セイネ君さえいなければまだどうとでもできる
本気も出せるし何より自由に動ける
かといってこんなところで別れるだなんてことは出来ないこの狼達が現実の狼達のとおりだとしたらそれは愚策だろう
「ミューさん・・・こいつらはなんですか?」
「悪いけどこいつらのことはなにも知らない。だけど・・・単体が強い上に集団で動いている・・・厄介な相手だよ」
「昼間はでなかったということですか?」
「・・・本当にそれだけならいいんだけどね」
「というと?」
「昼間にも思ったことなんだけど・・・明らかに難易度が初めての敵クラスじゃない。敵のAIも以上に発達しているし・・・それを感じたのはカラス型の敵でそれ以降は何もないんだけど・・・」
「バグですか?」
「・・・違うと思うな。何よりも昼と夜にそれぞれバグと出会うだなんて僕にしては運が良すぎるだろ?」
「いやわからないですけど・・・ところで囲まれているように見えるんですが大丈夫ですか?」
そうやって現状を推理していると仲間をよんだのか七匹だった狼が12にも増えている
(おかしいもんだよな。たしかに獣は夜行性なものがおおいけどだからって奥の方の奴より強いモンスターが初心者向けのフィールドに出てくるだなんて・・・おかしい・・・なにかが)
「ミューさん!!」
セイネ君の掛け声に反応したのか飛び掛かってくる三びきの狼
当然全部違う方向からの攻撃なため避けることは出来ない
セイネ君を伏せさせ前方から襲ってきている陽動と思われる狼の口に剣を投げ入れる
さすがにこれに耐えられるほどのステータスではないらしい
一匹めがポリゴンとなって爆散し支えのなくなった剣がカランッという音をたてて転がる
(一匹目っ!!)
「ほぇ?何で僕倒れてーーってミューさん!?」
斜め後ろからそれぞれ一匹来ていたのでそれに向かってあえて突っ込む
一応驚くセイネ君を安心させてあげようとサムズアップをしたのだが気がついただろうか?
っとさすがに余計なことを考えている余裕はない
じっと狼を観察する
・・・やっぱりな
僕に向かって飛び掛かってきていた狼に自ら距離を詰めた最大の理由は身動きのとれない空中で仕留めるためと相手に時間を与えないため
そして最後に相手の反応を観るためである。ここまでのモンスターはみんなそうだった。ゴブリンもカラスも・・・僕が何かをするたびに動揺や戸惑いで硬直していた
この狼も例に漏れず驚愕を顔に張り付けている
かといって手を休めてやる義理はない。そのまま徒手空拳スキル【水月】を発動する。青く光る脚をそのままシステムの示す動き通りになぞらせる・・・前方をまるごと抉るように凪ぎ払う回しげり。見事に命中にした二体の狼はそのまま仲間を巻き込んでから爆散した
・・・手は使わなかったからある意味手を休ませていたと言えるのか?
「み、ミューさん!後ろ!」
隙を見せた背中に飛びかかる狼
(・・・休む暇もねぇな)
しゃがむことにより攻撃をかわしてそのまま頭上を通り過ぎていこうとした尻尾を掴み地面に叩きつける
嫌な音と感触を味わいながらも振り回して先ほど狼を蹴飛ばした方向にもう一回投げ飛ばす
計三匹程の体重をうけた狼達はHPが0になったのか体を光らせて散った
こうしている間にも狼達が攻撃体制に入っているのは承知している
初めからそういう風に設定されているのか警戒されているのか僕にしか攻撃してこないというのは好都合である
セイネ君もそれがわかっているのかじっとしている
・・・包囲網は越えられないものな
さて不思議なことといえばコレもそうだ
なにか気がつけば考え事に耽っている僕だが最近その時間が減っている
これは考えることが少なくなったとかではなく・・・というかむしろ考えることは増える一方だ
純粋に思考している間に物理的に進む時間が遅くなっているというか・・・思考量は増えているのに思考速度は上がっているという矛盾である
事実ここまで考えても狼たちは攻撃体制から攻撃に移れていない
っとそろそろこっちにも集中するか
思考をやめた瞬間加速する世界・・・狼たちが飛び掛かってくる・・・てか飛び掛かってばっかだな。それにもっと数を使えばいいのに・・・これ以上難易度が上がるのもお困りものだけどね
っとまたおかしなことを考えていた
目の前に迫った爪を先程と同様しゃがんでかわし後ろからもきていた狼達とぶつけさせる
狼達が落ちてくる前にそこを退いてさっき投げた剣を拾う
ようやく着地することができた三匹の狼とまた飛び掛かって来ている四匹・・・一匹は後ろだから届かないが前に溜まっている六匹ならまとめて殺せると左手を剣を持つ右手にそえて体の右側引き絞る
地面を若干抉りながら斜めに打ち出された片手剣用切り払いスキル【シュラフ】が狼たちをまとめて吹き飛ばす
・・・さすがに片手剣で六匹は無理があったか・・・とも思ったが真っ二つになりながらも凄い勢いで吹き飛ばされた三匹に押し潰されたのか後ろの三匹も同様ポリゴンとなって居なくなる
後ろから来ていた一匹は切り払いの勢いを利用してそのまま袈裟斬りにしておく
漸く狼達も動きを止めたので僕も一息ついて索敵を発動した・・・なんじゃこりゃ
自分の視界に広がった半径数十メートル範囲のジオラマの中は狼で埋め尽くされていた
・・・これは不味くないか?
どうする?セイネ君を担いで一点突破?
それともこのままの調子で全滅か相手の撤退まで粘るか・・・にしてもお陰でバグという線が濃くなったな・・・
「ん?なんだコレ?」
一応【刀剣全般・終式】で使える初期のスキルを確認し切っていなかったのでこの間に少しでも確認しようとウインドウを開くと今更ながら端で光っているアイコンを見つける・・・紙の端がブックマークのように折り曲げられている絵だけが書かれたそのアイコンを押すと・・・
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シークレットクエスト No.04
クランウルフの大行進
クエスト参加者 二名
クエスト時間 無期限
クエストクリア条件 群れのリーダーの討伐
概要
いつもなら暮れの森のおく深くで少数の群れを率いて行動しているクランウルフたちが最近一匹のボスにまとめられて大規模な群れを作ったらしい。更には奴さん何を考えてるんだか暮れの森からでて魔獣の隠れ蓑にまで出てきやがった。このままだと近くにあるプロローグタウンまで被害がくるやもしれねぇし日々の生活に必要な薪や薬草が摘めねえ・・・たのむよ。群れのボスを狩ってクランウルフたちを森のおくまで追いやってくれ
△△△△△△△△△△△△
・・・シークレット!?
ひょっとして昼のもコレか?
・・・言いたいことは色々あるけど攻略法がわかっただけでもよしとしよう
でも取り分け目立つ個体なんかいないと思うけど・・・
とりあえず点滅してるメールのアイコンは無視してウインドウを閉じる
うーん?僕の索敵範囲外にいるのかな?
だとしたらすごくめんどくさい
このクランウルフとやらを虐殺してたら出てくるかな?
ん?狼たちの包囲網が割れて・・・わぁーおなんか出てきた・・・こいつがボスかな?でかいし意匠も若干違うし。
あぁ、こいつが止めたから一休憩入ったわけね。
「み、ミューさん・・・逃げましょう。勝てるわけないですよ・・・こ、こんな化け物!いくらミューさんでも!」
・・・はぁ
「あー・・・セイネ君?」
足下で恐慌状態に陥っているセイネ君にパンっと猫だましを一発
「落ち着いたかい?」
「・・・え?あ、はい・・・」
「まぁ安心しなって。僕はこんなところで負けるようなものじゃないからさ」
・・・考え方が変わり始めてる自分に気がついてふと笑みを溢す
守るものを持った人は強くなる・・・か。
まるでマンガかなんかの主人公になった気分だ・・・もっとも皮肉なことに僕はラスボスだけど
ふと目線を無視し続けてきた巨大クランウルフに向ける
通常のクランウルフが現実で言う大型犬くらいの大きさだが目の前のこれは人が背中にのれそうなほどにまで成長していた。
(これは試してみるかな?)
取ってから一度も使用していないスキル【オーラ】を発動する。
この【オーラ】というスキルはいわゆる強化魔法のようなものだがそれ以外にも威圧系スキルや近接系スキルも必要とする入手の難しいスキルだ
つまるところ本来これを覚える職業は少しポイントの配分を間違えただけで器用貧乏になってしまうようなものばかりなのであまり人気はない、便利ではあるが美味しいところばかりではないのだ
まぁ、魔王には関係ないみたいだけれど・・・
とまぁ少し話が長くなるのだがこのスキル・・・取ったのは良いが今まで使いどころがなかったのだ
ステータスが高すぎて強化を使う必要はないしかといってここのモンスターに威圧を使うとものすごい勢いで逃げていくし・・・だがここに来てようやく威圧を受け止められそうなモンスターが出てきたのだ。是非とも試してみたい。剣を腰の鞘に収めてスキルの名を思い出す
「んーとあれは確か・・・【グリオハウリング】!」
体を包むように広がる迸る緋色の円環
なんとも派手なエフェクトだがそれにみあった能力がある
その前にこのゲームの威圧系スキルの内容を説明しよう
このゲームはVRということもあって自由度と再現度が異常なまでに高い
NPCも現実の人間と何らかわりなく会話を行えるし個性もある、モンスターだって同じだ。彼らはこのゲームを為だけに開発された衛星として打ち上げられたスーパーコンピューターに管理されたプログラム『アイン』によって管理されている。
たかだかゲームのためにだとか思うかもしれないがそのたかがゲームにここまで力を入れた結果成功した企業がブラスなのだ
とまぁそんなとんでもスペック超性能なものに管理されたこのゲームの威圧というのは言葉通り以上のことを示す。例えばこのグリオハウリングで言うなれば・・・
「『伏せ』」
発声と同時に口から赤い波が広がり、波の届いた先からクランウルフ達が伏せの体制になっていく
もちろんボス役のウルフも例に漏れず伏せの体制になっている。顔は定番の困惑した顔だ
これは威圧系スキルの派生系・・・支配。
威圧系スキルは派生すると相手に一定のステータス以上を与えるものに変化する、恐慌や麻痺や混乱や気絶など・・・種類は多くそして広範囲にわたるものが多いぶんとても便利だ。そのぶん扱いが難しく消費MPと効果時間がみあっていないなんてこともある。それにしたって強力すぎるスキルだが・・・みての通り支配の状態以上は命令を聞かせるものである
これは本来音声で発信する必要はなくただ支配状態の相手に対する命令を術者が心に思い浮かべるだけでいい。グリオハウリングの支配条件が特別で音声発信限定というだけの話なのだ
「み、ミュー・・・さん・・・・・・なん・・ですか?・・・これ?」
と後ろから苦しそうにセイネ君が聞いてくる・・・苦しそうに?
なにかが引っ掛かって後ろを向くとそこには地面にひれ伏しているセイネ君がいた
(・・・)
地面にひれ伏しているセイネ君がいる
(・・・・・・)
何度みてもひれ伏している
(・・・・・・・・・)
そして何度みても似たような毛色で似たような体格で似たような声色した狼ではなくセイネ君だ
(・・・・・・・・・・・・)
「『ごめんっ!』」
そういった瞬間周りの狼と一緒にセイネ君のからだが震える
・・・あ・・・グリオハウリング切ってなかった
「『か、体を自由に!』」
そう言ってようやく動けるようになったのか体を起こすセイネ君と狼達・・・あ・・・狼たちまで自由にしちゃった
とここでグリオハウリングの効果が切れたのか体の周りを迸っていた円環が中に溶けるように消えていった
「ミューさん!ひどいです!」
自由になったとたん溜まった不満を漏らすセイネ君・・・だけど聞いてる余裕はない。
今は背を向けているけど振り替えったら絶対にそこには体を起こしたボス狼がいる
というわけでセイネ君をもう一回地面に転がして言葉を遮ったあと腰の剣を引き抜き振り返る
やはりそこには目を血走らせ息を荒くした完璧に怒っている狼がいた
ちなみに他の狼は既に索敵の圏外までさがっている。支配といっても威圧の派生であることに変わりはないので威圧の役目も果たしてくれたのだ・・・ていうかあれあのまま倒しまくってたら経験値ホイホイとして使えたんじゃ・・・うわぁボス倒すの後回しにして先に無限湧きであろう取り巻きどもを狩ってこようかな・・・いや絶対このボスさん許してくれそうにないけどな
てか野生の生き物なら実力差くらい今ので察してほしいもんだ
「はぁ・・・にしても、たんに図体がでかいくてバカなだけの狼だったか。」
挑発のつもりはなかったのだがそれを聞いて吠え出すボス狼
僕は剣を肩に担ぐように構え狼にむけて前傾姿勢をとる
前に一歩踏み出し勢いをつけると
(片手剣用連撃スキル・・・)
「【チェインスラスト】ッッ!!」
文字通り単発の上段斬りスキル【スラスト】を始まりとして斬り払いの【シュラフ】、最後に刺突の【スラッグ】と繋げる一連の技である【チェインスラスト】を発動した
ちなみにβでも最大三連撃までしか出ていなかったので初期から七連撃とかのスキルがあった終式恐るべしである。自重して三連撃程度のこれを選んだ
まぁ今更自重もくそもなくおそらくこれが終わったらセイネ君に問いただされるであろう
・・・なんて言って誤魔化そう?
いかがでしたでしょうか?
今回はながめでしたねー。どこで終わろうかな~なんて思いながら書いてたらいつもより2000文字も多くなってたんですよ(笑)
まぁ本来は森から出るまでを一つの話にまとめるつもりだったりしたんですけどねww
まぁそんなわけで次話もなるべく早めに書くようにします。書き溜めとかしてみたいです(´;ω;`)
それではまた今度