「 踊る転生悪役王女と災いの精ドゥッキー・ドット 」について
【作者反省】
リリィとドゥッキー・ドットが全然、出ていない。
申し訳ありません。どこまでも長くなっていく。どこまでが短編なのだろうか。
【人物紹介】
エレクトラの前世
フェアリープリンセス・リリィを見つけた時
伯母の作品と気付かず酷評してしまう。
ごめんて。
伯母さん
少女漫画家時代のペンネームは西園寺メロディ。
少女漫画は全然売れなかった。
しかし、BL同人作家としては結構人気。
フェアリープリンセス・リリィは
担当者の言われるままにキャラクターを作ったが、
クセを強め過ぎて、読者の支持を得られなかった。
女の子描くより男(同士の愛憎)を描く方が得意。
でもキョンキョンが好き。
アユレディー!
エレクトラ王女
前世を思い出す前は典型的な困ったちゃんな女の子。
前世では、ひょうひょうとしていているが
そつなく仕事をこなし、かつ面倒見が良いので
職場などではわりと後輩達に慕われていた。
そんな性格なので、侍女達からの支持は厚い。
幽閉を回避すべく、やる気を出したら
神童と呼ばれるまでになってしまうが、本人は必死。
舞に関しては、とにかくのめり込んだ。
こだわりが強いため、本人は意図せず、
フェアリン国のトップバレリーナ的な存在に
なってしまっていた。
情に厚いタイプなので、知り合った人が
困っていると、なんとか力になりたいと
思ってしまう性質が、慈悲深く見えるらしい。
エリックとは生涯和解はしなかった。
むしろ途中から存在を忘れていた。
精霊王の遣いのヒヨコ君が可愛くて仕方ない。
この子をこき使うとかあり得ない。
ただ、愛でていられればOKと思っているけど、
侵略や災害が起きるとエレクトラが言わなくても
ヒヨコ君は助けてくれるので、
本当にありがたい。
15歳年上の旦那とは仲良し。
中身が中年女性なので、同世代は幼く見えてしまう。
楽しく愉快な一生を送る。
エリック王子
能力は普通。
しかしプライドは星に届くほど高い。
だけど自分で努力するとかはしない。
周りが自分のために動くべきだと考えている。
他力本願王子。だが下手に出ない。偉そう。
人を動かすのがド下手。
8歳も歳下なのに、
貴族社会や市井でも称賛されている
エレクトラが目障り。
大人しくさせようとしたけど、まんまと失敗。
そんな感じだから、原作では悪役に転落するし
頭に花が生えるんだぞ。
この花のせいで、イケメン度がマイナスに振り切れる。
ジョルジュ公子
天然坊ちゃん。
空気は吸うものなので、
わりとエリックの発言をぶっった切ってる。
前世を思い出したエレクトラの好みではないので、
あまり出番はなかった。
原作と違ってリリィに惚れる事はなく
しっかり者の嫁と結婚。
良かったね。
マーサ
エレクトラのばあや。
優しくエレクトラを見護る素敵なおばさま。
悪いことは悪いと教えてくれるので、
前世を思い出してから今世の常識から外れてないか、何かと相談していた。
マーサのおかげでエレクトラは
非常識にならずに済んだ。
長生きしてエレクトラの子供達の面倒もみてくれた
エレクトラ的には頭の上がらない存在。
国王
エリックとエレクトラの父
大雑把な性格だが、国王として大局を見失わない人。
能力的には割と普通だが人間的に愛嬌があって
妻や側近に感謝の気持ちを忘れない。
特に王妃には支えてもらっている自覚があるので
良い嫁を貰ったなぁと思ってる。
シレッと本人に伝えた日の夜の結果がエレクトラ。
父親としては息子も娘も可愛いと思ってるが、
精霊を尊ぶフェアリンで精霊や妖精に敬意を持たない息子は中央に置いていてはダメだと判断した。
気が付けば娘が我儘を言わなくなって、少し寂しい。
しかし、すっかり大人になったと思ったが、
娘はデビューの夜会でファーストダンスは
お父様と踊りたいなんて言うではないか!
わっはっは!
王妃
エリックとエレクトラの母
冷静沈着で合理主義、仕事の出来る女性。
夫である国王のフォローを上手くやってる人。
一見冷たく見えるが、それなりに情のある人。
本人が自覚しているよりも
ずっと王を愛してるかもしれない。
エリックは少し屈折してるかもしれないと
疑っていたが、ここまで酷いとは。
エリックがダメならエレクトラの子供が後継者だなと考え始めたのはこの人。
エレクトラは母と言うより、
尊敬できる上司だと思ってる。
ヒヨコ君
かわいい。
手のひらサイズ。もちろん黄色。
精霊王の遣いの妖精。
エレクトラの守護をしており、
精霊界の中では力のある妖精。
羽ばたきはしないのに浮いている。
進むときは「ピヨピヨピヨピヨピヨピヨ」言う。
やる時はやるヒヨコ。
帝国軍が攻めてきた時は巨大化して戦った。
本当はもう少し、スタイルの良い、
不死鳥のような姿にもなれるけど、
エレクトラがヒヨコ状態のフォルムを
気に入っているので、そのままデカくなってみせた。
エレクトラ曰く「デカいのに可愛いが強い」
エレクトラの日本語の発音での「ヒヨコ君」は
フェアリンの人間には聞き取りにくく。
後の歴史書に「ヒイャクォクゥ」と
小難しく記されている。
花の精
デフォルトの顔は、なんかニヤついている。
口癖は「へいへーい」
創造主が地球の日本の昭和時代の
アイドルソングがすきだったため、
よく口ずさんでいる。
周囲からは奇怪な歌と思われているが気にしない。
一見ふざけた存在だが、
割とまともなアドバイスをエリックにしている。
王都に戻りたかったら、まずは妹に謝罪して和解しろといったのは、この花。
しかし、内容は上目線。
「だから、それじゃダメだって言ったろぉー。はっはー」
ともかく、この花のおかげで、
エリックはギリギリ道を踏み外さないでいられた。
マジでエリックはこの花に感謝した方がいい。
原作では幽閉エンドだぞ。
その花柄(人柄)の良さから、
段々と辺境の人達に好かれ、人気者になってる。
実は頭から別の場所に移動できる。
鼻の穴とか耳の穴とか。
下半身も可能だけど、それは勘弁。
リリィとドゥッキー・ドットについては別に話を作成予定なので、また今度。