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鎧の魔物奮闘記  作者: 晴れ甲羅
第一章 転生編
19/110

第十九話〜対転生者戦術を考えよう!〜

二度目の投下です!

始めての事ですね!


***


「一体どんな戦い方をするんだ?」



『正面から戦っても勝ち目は薄そうなので基本的にはかなり狡猾、もといずるい戦い方をすることになりそうですね』


正面から戦って勝利することだけが勝利じゃ無いってよく言うもんな


「どんな風に戦うんだ?やっぱり奇襲とかするのか?」



『いえ、おそらく気配を探ってくるでしょうね。こちらに送られてくる転生者はチートスキルを持っているでしょうからね』



「チートスキルってどんなのがあるんだ?」


これを知っておかない限り勝ちは無い気がするぞ……


『基本としては経験値取得率アップとかどんな魔法でも創り出すことが出来る、と言うことですね』



「取得経験値アップだって?この世界にレベル制ってあったのか?」



『いえ、普通はありませんよ。ですが転生者達のスキルによってそれが成立するようになっているのです』



「それなら一般人にはレベルという概念はないのか?」



『いや、あります。転生者が開発した鑑定魔法の魔道具を使えばその人のレベルや各種の筋力や魔力などが解ります。ですがここでのレベルというのは単純に身体能力や魔力量でレベルを判断しているので戦闘技術などは反映されないので注意が必要ですね』



「そうなんだな……それにしてもどんな魔法も創り出せるっていうスキルは厄介だな」



『ですね、これによって毒もかなりの種類が無効化されると考えられます。なのでアナフィラキシーショックを利用しようと思います』



「なぜアナフィラキシーショックなんだ?毒は効かないんじゃ無いのか?」



『毒が効かないと言っても免疫系を強化して毒を無効化するので免疫系が暴走して体に害を与えるアナフィラキシーショックはかなり有効だと考えられます』



「でもアナフィラキシーショックって必ず起こるわけじゃないんじゃないか?」



『はい、普通はアナフィラキシーショックは必ず起こるというわけではありません、ですがこの森にはアナフィラキシーショックを必ず起こす毒を持つ蜂が生息しています』



「アナフィラキシーショックが必ず起こるとしても回復魔法を掛けられたら元も子も無いんじゃ無いか?」



『いや、回復魔法は後から治す、いわば対処療法です。なのでずっと魔法を掛け続けてなければアナフィラキシーショックによってなんらかの支障が出ます』



「中々えげつないな……でもその毒はどうやって打ち込むんだ?」


まず接近すること自体が難しいだろうし、よしんば接近できたとしても返り討ちに遭う未来しか見えいな……


『それはトラップで解決することにしましょう』



「トラップ?」



『そうです、トラップです。とびきり嫌らしいのをたくさん仕掛けてやりましょう!トラップがあるという精神的なプレッシャーも与えることができて一石二鳥です』


トラップか、中々有効な手かもしれないな

俺もトラップだらけのもりを歩きたいとは思わないしな


「でもどんなトラップを仕掛けるんだ?やっぱり手の込んだやつを作るのか?」



『いえ、大量に作らなくてはいけないので比較的簡単なものを仕掛けていこうと思います』



「落とし穴とかそんな感じか?」



『はい、そうなります。ですがただの落とし穴では無く、落とし穴の底に毒を塗ってある杭を立てて置いて毒を回す方法ですね』


うわ……めっちゃ嫌らしいな


「でも何度も同じ罠が通用するのか?アナフィラキシーショックを引き起こすためには二回毒を打ち込まないといけないんだろ?」



『はい、転生者もそう馬鹿ではないでしょうから二度撃ち込まないといけません。そこで落ち葉の下などの解りにくい場所に金属製の針に毒を塗ったものを刺しておいて踏ませます。これも落とし穴と同様に精神的な負担がかなり大きいはずです』


本当にえげつないな

そういえばこれって……


「ベトコンの戦い方か?」


本で読んだことがあるがベトナムの兵士もこういうトラップを多用していたはずだ


『お、よく解りましたね。そうです、これはベトコンのトラップにアレンジを加えたものですね。ですがあくまでこれは足止めや妨害にしかなりません。なので決定打になるものを考えなければいけません』


決定打になるもの、か

何があるだろう、転生者を無力化できる手段を考えなければ


「なんだろう?思いつかないな……火薬でも作るのか?」



『それが出来るならそれが一番なのですが硝石をすぐに入手するのが難しいのと硫黄が手に入らないので却下ですね』



「マジか……黒色火薬を作るとかラノベで良くあるからちょっと憧れてたんだけどなぁ」



『五年ほど時間があれば作れるんですけどね。四ヶ月しか無いこの状況では少し厳しいですよ。他にもコウモリが住み着いている洞窟でもあれば違うのですが……この近くにはありませんからね』



「まあ仕方ないな……でどうやって無力化するんだ?」



『それはですね、輝夜ちゃんですよ!』


輝夜?なんでここで輝夜が出てくるんだ?


『輝夜ちゃんは実は強いんですよ?今は光合成だけの省エネモードですがちゃんと活動モードになればめちゃ強ですよ?』


めちゃ強って……どこのギャルだよ

それは良いとしてだな


「輝夜ってどれくらい強いんだ?」


ずっと寝てるイメージしかないから全然イメージできないな


『ワルドサーペントとか貴方が戦ったくらいならあっさり殺っちゃいますよ』


マジか……それはめちゃ強だな


『ですがそれは輝夜ちゃんのエネルギー消費が激しすぎるので緊急手段ですね。なので木ガスを使いたいと思います』



「木ガス?なんだそれ?」



『木ガスというのはですね、木を乾留することで生まれるメタンなどのガスのことですね。乾留というのは空気を遮断下状態で熱分解することです』



「ほう、それを爆発させて転生者を無力化するということか」



『はい、そういうことですね』


最後は爆殺することに決定したのだった

まあ殺さないけどね



頑張りましたよ!

褒めて下さい!

感想、ポイント評価お待ちしております!

次回、木ガスを作ろう!

です!

次回投稿は8月6日とさせて頂きます!

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