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魔王は国王制で勇者はバイト制  作者: あおりんご
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勇者×はじまり→伝説?

初めて執筆しました。

不備も多いと思いますが、お手柔らかに。

よろしければ感想お待ちしています。((。´・ω・)。´_ _))ペコリ

草木も生えぬ荒野の地。

数多の魔法が飛び交う戦場。

勇者・イムタカは戦場の最前線で剣を振るっていた。

対する魔王は、様相は子ども、

しかし勇者の攻撃を片手で受けきり、大魔法を放とうとしていた。


勇者は背中に下げた大盾に手を掛け、自身の前に突き出した。

勇者の前に大きな魔法陣が浮かび上がり、

眩い光を放ち始めた。

勇者はとっさに盾を捨て、魔王に剣を振りかざした。

魔法が放たれるより先に魔王に剣先を当てることができた。

「負けを認めろ、魔王!」

「主、我と契約しないか。我と同盟を結めば、もう無駄な戦いをしなくていいのだぞ。」

「それはそうだが。さては悪さをするつもりだろ」

「我は不死身。どちらにしろ主には我は倒せない。主には得であって損することはない。同盟を結んだ方がいいはずだ。」

「悪さをしないなら結んでやる。」

この事例は新聞でも教科書にも取り上げられた。

最初は魔王を信用していなかった。



その同盟も早300年が経った。

今では、魔王はこのアルタリアシカ国の国王。

国民から慕われ、良い政治・財政を行った。

「魔王様、隣国から財政困難で助けて欲しいと救援のことが来ています。どうなされますか。自国も天候により食料が不足気味ですが、助けますか。」

「大臣よ、もちろん。手早く準備を頼む。」

あの同盟から魔王は国王。

伝統ある勇者の血は途絶えてしまっていた。

今の御時世、魔王の行いは良く、平和な世界。

そんな世界に勇者は必要か考えものである。

勇者は魔王がもし、悪行を行なった時のみ裁きを与える資格のある者のことを今は意味した。

国民の誰もが必要はないと今では考えていた。

しかし、1人よく思わない者がいた。

それは大臣。

大臣はしっかりしていたが、それ故に古の決め事すらも手堅く守りたいとのことであった。

同盟が結ばれた当時では

魔王に対抗する術として魔王は勇者に力を与えたという。

そんな勇者は今では力を受け継いでる者はいない。



とある農村の宿舎

宿舎の料理人はチャーハンを作っていた。

「はいよ。お待ちどうさん、注文のチャーハンだよ。」

「さすが、定ちゃん。旨いよ。定ちゃんに作れないもんはないね。」

「あんちゃん、当たり前だろ。ゆっくり食べな。」

そんないつもどおりの会話。

そんな毎日が続くと思っていた。

料理を終え、片付けていると手紙が届く。

その手紙には一枚のチラシが同封されている。

『勇者になりませんか。今なら時給高めに雇わせていただきます。志願者は王宮まで』

またチラシか。志願者なんているわけない。

「まだ、勇者になる人はいないのか。」

チラシを店の外に掲示した。

街を見回すと

同じようなチラシが辺り一面に掲示されている。

「これは志願者は出てこないな。」と料理人は呟き、厨房に戻った。

その後日、このチラシを見て、勇者を志願する者が出てくることをまだ誰も知らない。




毎週木曜日の投稿となります。

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