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お前の最期を見届ける

お前の最期を見届ける

作者:わにー
「幸せ」って、いったいどこにあるんだろう。
誰からも好かれるような人になれたら、きっと届くと思ってた。
 理想の自分を演じて、笑顔を作って、うまくやれている気がしていた。
 偽りの僕が愛されるたび、心は少しずつ満たされていく。
 ……はずだった。
 けれど、心の奥にはいつも、ぽっかりと穴が空いたままだった。
 本当の自分を知られるのが、怖かった。
 愛されるのは、僕じゃなくて――演じている僕だと気づいていたから。
 理想の自分と、本当の自分。
 愛されるのは、どちらだろう。
 この物語は、そんな僕が「幸せ」を探し続けた記録です。
太陽を知らぬ少年
2025/07/22 06:24
新たな出会い
2025/07/22 19:37
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