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運命-さだめ-

作者: 今井キマリ

貴女、売れたいの。


5歳のころ、子役事務所の


社長さんに言われたこと。


私は素直に売れたいと伝えた。


今もその気持ちは変わらない。


だからなの。


名作のリメイクで、


私は主演を勝ち取った。


"出来レースですよ。"


プロデューサー達は


私を揶揄した。


でも、私は売れた。


女の子達の、


アイコンになった。


ありがとう。


本当の真実。


芸能界は宿命ではない。


運命船に乗れるかなの。


私の売れてない叔父さんは、


いつでもこう言う。


運命(さだめ)は、


いつ変わるかわからない。


叔父さんは売れて、


瞬く間に消えた。


そういう意味では、


有名なの。


みんなが知っていて、


誰も知らない人。


貴女は私になりたいの。


これだけにしておくわ。


本当の真実。


いつか、パーティーで会いましょう。


私は忘れない。貴女が忘れても。


愛憎なんかじゃない、運命(さだめ)

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