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特殊語


 以降の言葉はその重要性により、詳しく述べることにする。



 チャンク・・・

 頻繁にでてくる言葉だが、これはNの別名、または残酷なまでの破壊行動をさす。

 チャンクの名の由来は映画「グーニーズ」における、おっちょこちょいのチャンク(男の子)から拝借した名である。

 チャンク的行動とは、半意識と無意識の交錯する中の破壊行動をいう。

 彼の通った後には草木はおろか、雑草すらも生えないという。


 さてぃあん・・・

 主に山本の住む部屋を第七さてぃあん、Tの生息する部屋を第八さてぃあんと呼ぶ。

 この名の由来は勿論、一連のオウム事件にあるのだが、各部屋のあまりの汚さにこの名がついてしまったのだ。

 部屋を掃除してればと、悔いが残る今日この頃である。


 麻雀・・・

 麻雀は私たちの娯楽におけるウェイトの大部分を占めていた。

 主な会場はN邸とW邸であった。

 毎週土曜日に行われていた徹夜麻雀。

 そこで繰り広げられる勝負に対する男達の人間模様、四角四面の緑のマットに数々のドラマが生まれたのだった。

 かの山本の名言「牌が青に見えた」やSの「ドーン(ロン)」、Nのツモる指先教、Wの気合の入ったタフマン一杯など数々の思い出がある。


 タバコ事業・・・

 今、思い起こしてみれば、これほどまで長期的に渡る迷惑事業はなかっただろう。

 首謀者はNとWの愛煙家2人である。

 2人は自らの健康を放棄するかのごとく、ひたすら国内外を問わず様々な種類の煙草を吸いまくった。

 理由はひとつ煙草の箱をコレクションする為だ。

 しかし、何故か山本の部屋の窓枠に置いて飾り、2人は悦に入っていた。

 時にはシケモクランチャーと称し、部屋中を真っ白にしてしまうことも度々だった。

 健康二次被害甚だしである。

 やがて、この事業は終焉をむかえるのだが、その時2人の胸には、なにが去来したのであろうか。


 溜まり場・・・

 大学から一番近い下宿に住んでいるのが山本だった。

 自然と講義の終わりには、この部屋にみんなが集まるようになる。

 半ドンの時は、ホカ弁で弁当を買ってここで食べたりしていた。

テレビゲームや音楽を聴いたり、いろいろ語り合った。


大家さんには・・・迷惑かけたなあ、その節はお世話になりました。


 ビデオ撮影・・・

 この当時にしては斬新で、山本はでかいビデオカメラを持っていた。

 そのカメラで動画をとっている。

 各々が歴史上の人物に扮する「歴史人物シリーズ」、音楽を流して、汚い部屋の中でPV風の動画、日常の光景など。

 ただ今観ると、ひたすらに恥ずかしいそんな一品である。


 文・・・

 講義の合間などに文を書いて、読ませあっていた。

 いい文には賞賛されるが、駄目な文には容赦がない・・・ただ、何がいいかわるいかなんて、当時のみんなは分かっていたのだろうか。




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