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幻雷一行物語  作者: 改名兄貴
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出逢い

一章:畏レの日


-WANTED-

次の特徴の男を見かけたら至急捕獲か最寄りの警藩牢に連絡する事

身長は170より少し低め、髪は濃い茶で目は緑

服装は常にスーツのような黒装束をしており

右腕に鱗のようなものがびっしり生えている


…全く呆れた世の中になったものだ

あの「畏レの日」事件で多くの人が死に、また行方不明になった…

原因不明の大事故のようなものなのだが現政府は誰かに責任を押し付けたいらしい…

この「報酬額不明の賞金首」のおふれが出たのもこれで恐らく17回目、あれから2ヶ月、いい加減諦めろって言うか押し付けた所で何の意味も無いって事を政府は理解出来ないものか…

失敬、読者の諸君にまだ自己紹介をしていなかったね

僕の名前は「いなびかり こま」

いなびかりは田んぼの稲に光、こまは天狗のぐの部分で狗

つまり稲光 狗だ、よろしく

?「全く正義がどうのこうの…腕試しがどうのこうの…とか言いつつ結局金目当て、それでいて報酬がケチだったから歯向かったら今度はそいつが賞金首って魂胆だ!…全くどうなってることやら」

狗「横から失礼するがそれには僕も同意見だ。この世の中は腐っている」

?「そうだろう?じゃなきゃ俺みたいな奴が犯罪者扱いされるなんておかしいよな?」

狗「全くその通…え?」

振り返るとそこには

身長が170より少し低め、髪は濃い茶で緑目

服装がスーツのようになっている独特な黒装束で

右腕に鱗がびっしり…

狗「ってオメー!この賞金首じゃねえか!」

?「あっ?…あん…そうだな…どした?」

狗「いやいくら綺麗事言ってたって結局俺が金に困ってたらお前を捕まえるだろ…むしろ何故そんな冷静にいられる」

?「いや…男のカンって奴なのか…お前は正真正銘の腕試しと見たからな」

まずい…この男、的確に俺の事を見抜いている…つまり相等の手練れ、ここは逃げるか話を合わせて…あるいは…

二人「「今すぐ特攻して意表を突き、一気にたたみかけるか」」

狗「なっ!?」

?「考えてる事丸見えだぜお前…戦闘向いてねえんじゃねえのか?」

狗「んな馬鹿にするな俺だってな」

?「大体、今何か起きてる事に気づいて無い時点でおかしいんだよお前」

狗「貴様…何を言って

民間人「食い逃げだぁ!捕まえてくれ!」

?「さあて事件だ…いっちょお仕事しますかね!」

狗「待てこら!クソ!」


続く

ハイ、いきなり時間がすっとんでますが前回を読めば畏レの日に何が起きたか理解出来るとおもいます

ちなみに腕に鱗に関してなんですが、前の話にもあったようにこの未来の世界には魔法が存在しており、あまり使いすぎたり、使い方を誤ると後遺症が残ったりする感じの魔法なので、体の一部が獣になっていたりするのはあまり珍しくありません

ですが?さんに関しては魔法が使えないので別案件なのですが…まあそれは後々

あと言わなくても分かると思いますが前回鎖に繋がれた?さんと今回の?さんは同一人物です。

正体に関してはまだ、出さない方向なので悪しからず

それではまた次回~

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