終焉の予兆
これは「龍」の記憶…
そして「魂の救済」の一部始終
真の「人」の物語
…これから語られる事は決して作り話ではないのです…
序章
紀元4203年4月2日、旧日本…現日米共進大国
東京、大獄門牢獄ニテ
警官「本日も異常なしであり升、至急見廻りに向かい升」
警長「ご苦労、例の予言の時間まで残り僅かだ…気を抜くなよ」
警官「警長殿…私にはどうもその予言師の言葉が突拍子も無さすぎて信用できません…4203年、4月2日の正午0時3分に合計4203万人の人間が突如死に、4203名もの人間が行方不明になるとは…出来すぎているおとぎ話だと思うのです」
警長「只の予言者なら話は聞かんさ…しかし魔法が産まれる事を予言し見事当てた奴の言葉だ…信用しない方が無理がある」
警官「これだけ厳重に守っておいてなおかつ侵入されると…?」
警長「ともかく、君は見廻りにいきたまえ…念には念をいれなければ」
?「忙しいみてぇだなぁ警長のおっさん…いい加減この鎖はずしてくんねぇかな」
警長「いつ貴様のその力が暴れだすかわからん…それに今は非常事態なのだ…ともかく貴様に構う暇はない」
?「ふん…後悔しても知らねえぞ」
警長「予言の時間まで残り一分…何が起きてもいいよう万全の体勢にはなれている…果たしてどうなるやら」
?「チッ…俺の事は無視かよ…気に入らねえ…まあともかくそんなやべー事が起きるんなら逃げた方がいいんじゃねーのか?警長…いや、甲漠のおっさんよぉ」
甲漠「私には義務がある、貴様には一生かけても理解できないであろう運命がある…それに何があっても絶対に負ける気はせんよ」
?「けったいなこった…」
甲漠「ともかく、私も仕事に出るとしよう…貴様はそこで罪を償え」
パタン
?「…冤罪野郎が…残り10秒…奴が何をするか見届けるとするか」
続く