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ゲーム版 1話追加シナリオ
正直……私の前世が悪魔の偉い人だったとか、いろいろと信じられないことを言われて混乱している。
悪魔がどうだとか半信半疑。だけど彼らは悪い人ではなさそうだし、転入早々嫌われるよりはずっといい。
とにかくいまはそう切り替えないと校門から先に進めない。
「教室いきましょうか」
「えー城いこうぜ魔王サマー」アンドロ伯爵正義
「……学校なんて陛下を呼び寄せるためのフェイクなのですけれどね」タリオン公爵
「アンド、魔王様に気安く話しかけるんじゃない」セエレ君主
彼はとびぬけてモデルのように美しい顔をしている。
「うっせえ! うっセエレ!」
「うるさくて結構だ。サバンナへ放流されたいか」
「ペットのシャー子の餌にすっぞ!」
「あの……喧嘩はやめよう。それに私魔王じゃないよ? 前世はともかく、すごい力があるわけでもないし……」
「まあ今はそれでもいいでしょう。だけど……」おかま
これから先は力をつけてもらわないと困るとでも言いたそうで意味深だ。
どういう意味か聞こうと口を開く。タイミング悪く大きな鳥の羽ばたきが聞こえた。




