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幸子の愛、兄か?弟か?②(血液型)

作者: cocoa777

幸子は、兄と婚約したが、弟に惹かれてしまい、とうとう兄に別れを言いに行く。


幸子「今日、話があるの」陽太「おーーいい事があるんだね。銀座で会おうか?」


「あ、、銀座ですね」「銀座の美味しい物を食べに行こうか」


「いいえ、、今日は、話すことがあるので、普通の喫茶店でいいです」


「わかったよ」陽太が明るく返事していた。


幸子は、心を痛みながら・・銀座の喫茶店で待っていた。


数分後、陽太が喫茶店に来た・・・


「ちょっと遅くなってごめん、待ってた?]


「いいえ、さっき来たばかりです」


「幸子、何か欲しい物あるだろ、いつも僕から誘ってるけどさ、

今日は、君から誘い、珍しいよ。マジ、嬉しいよ、僕・・」


「・・・・・」


「あの・・ごめんなさい・・婚約取り消してほしいの」


「あは??・・もう一度言って」「・・・婚約取り消したいんです」


「え??婚約取り消し??・・・なんで?]


陽太が唖然した顔・・・「うそだろ・・」


「ホントです。ごめんなさい、、許して」


「・・・・理由聞きたいよ。教えてくれ、僕、納得できないよ」


「実は、、私好きな人がいるの・・」「え??誰かい?」


「言ったら、きっとあなたビックリすると思うわ」


「・・・誰か?僕の知ってる人かい?]


「そうです・すみません」「・・・誰だろう・・・」


陽太が誰か思い浮かぶ顔・・・・あ・・・やっと気が付いた様子・・・


「まさか・・弟??哲也??]「・・・そうです・・ごめんなさい」


真っ青な顔になった陽太・・・


「なぜ・・哲也、、どこかで会ったかい?哲也が君を奪ったんだろ」


「いいえ、、私が惚れただけです。私、生まれてはじめて好きになった人なの」


「え・・・僕は??好きじゃなかった?]「いいえ、好きです、でも、やさしくていい人しか

思ってなくて。。私の父母がすごく貴方のことを気に入ってるので・・・


見合いを勧められて・・調子に乗ってしまいました。

もちろん、最初、私も幸せになれると思って・・・」


「・・・・・・信じられないよ!哲也、お金がないぞ、生活やっていけるかわからん」


「・・・でも、愛があれば、なんとかやっていけるような気がしますわ」


「・・・ちくしょう!哲也・・殺しに行こうか」


「え・・やめて!]「あはっは、冗談よ、とにかく僕から両親に言うから」


「ごめんなさい!許して」「いいよ、でも、僕は、いつでも君を待ってるよ。


辛い事があったらいつでも言って」やさしく言ってくれた。


そして2人は別れた・・・やっと幸子は哲也と会える・・・嬉しかった・・


今夜、幸子が父母に打ち明けたら、すごく怒っていた。


もちろん覚悟した私・・・


爆怒した父が「家を出て行け!]と言われて・・はじめて爆怒の父を見た・・・


幸子は、黙ったまま、荷物をまとめて出て行った・・・


幸子から哲也に電話をした。「もう言ったわ、皆怒ってたけど、


陽太だけは、優しく言ってくれたよ。私、行く所がないの、あなたのとこに行っていい?]


「ああ、いいよ、どうぞ、待ってる」哲也が喜んでた・・・


幸子が荷物を持ちながら、哲也と一緒に暮らせると思って、幸せな気分だった・・・


幸子やっと哲也のアパートに着いて、哲也が喜んで抱いてくれた・・・


激しいキス・・燃えた・・・やっぱり哲也・・大好き!


日曜日の朝、哲也が眠そうに・・「俺、今日バイトに行くから、幸子、ゆっくり休んでくれ」


「わかったわ。いってらっしゃい」キスして送った。


汚い部屋なので、幸子は綺麗に掃除をしたり、洗濯して干したり・・・


ゴキブリもいたので、スプレーでやったり・・すっかり綺麗になった・・・


夕食のおかず、何にしようかしら・・・


買い出しに出かけて近くのスーパーに行った・・・


今日は暖かいお鍋にしよう・・


夜、帰宅した哲也に暖かいお鍋を作り、一緒に食べた。


「美味しいよ。ありがとう」美味しそうに食べている哲也・・・


私、幸せ・・・


哲也、お腹がいっぱい、運動のため、今夜も燃えようぜと言って、


また抱かれて・・燃えた夜・・・


哲也「君、最高だったよ。あえぎ声も最高~」


「え・・やめてよ、恥ずかしいわ」


2人が一緒に寝て、次の日、幸子は会社へ、哲也もバイトへ


哲也がバイト中、兄の陽太から電話きた。


「おい、哲也、幸子と付き合ってるってホントかい?]


「・・・ああ・・ごめん、兄貴」


「でもさ、おまえ、幸子を幸せにできるか?お金ないだろ」


「うん、俺お金ないけど、なんとかやっていくしかない」


「信じられないよ、哲也が今まで真剣に女を愛したことないだろ、女に興味ないかと思ったよ」


「・・・俺もわからん・・正直、女が嫌いだけど、不思議に幸子は違うんだ・・」


「あはは、やっぱり兄弟だよな。好みが似てるんだろ」


「兄貴、俺を殺さないだろな?」「あはは・・弟でなければ殺したいぜ」


「・・ごめん、悪いな、兄貴」「いいよ、幸子を幸せにしてくれ、じゃあな」


陽太が明るく言ってくれたがホントは辛いだろうな・・・


数日、幸子、哲也が同棲が始まり・・幸せな日々・・・


幸子が会社に行ってる時、バイト休んでいる哲也のアパートにやってきた幸子の父。


「哲也さんいますか」「はい、俺です」ドアを開けたら


なんと幸子の父だった。「話があるので、中に入ってもいいか」


「ああ、どうぞ」と言って哲也がお茶を幸子の父に出した。


「幸子と付き合ってるんだろ」「はい」


「別れてくれないか・・このお金で・・・」と言って手切れ金、1000万円を出してきた。


ビックリした哲也・・・


哲也は、もちろんお金が欲しい・・生活苦しいから・・・


迷う哲也・・「足りないなら1500万円でも出しますよ」


「・・・・」


「お願いです、別れてください」土下座していた幸子父・・・


愛か、お金か、悩む哲也・・・


「お金出すから、ここを出て、幸子から離してほしい。遠くに行って下さい。


外国でも行ってほしいです。父のお願いです。」


哲也は、お金を選んだ・・「分かりました。お金受け取ります。早速外国に行こうと思っています」


「ありがとうございます!」言って1500万円を差した。


「絶対内緒して下さい」「わかりました」


そして幸子父は、出て行った・・・


哲也は、すぐ荷物をまとめて外国の韓国に行った・・・


幸子は、会社から食事の買出しに行って、うきうきしながら帰宅した。


テーブルの上に置き手紙が・・・


「幸子へ、許してくれ、別れて下さい。俺は遠くに行きます。

幸子は、兄の陽太と結婚してほしい。俺を探さないで下さい。さようなら・・」


幸子は、大泣きした・・・


「どうして・・・私を捨てたの」


哲也の荷物が無くなった・・・


ひどいわ・・・幸子が父母に「哲也、私を捨てて出て行ったのよ」泣きながら電話をした。


父母「哲也、ひどい人だわね。早く忘れなさい!][うん・・」


父母「陽太と結婚しなさい、きっと幸せにしてもらえるよ」


「うん・・でも、今はまだ気持ちの整理がつかない・・考えさせて」


しばらく幸子は考えた・・・


でも、きっと哲也に何かあるはず・・・もしかしたら、兄の陽太が哲也に何か言ったかも知れない・・・


幸子から陽太に電話した。


「哲也、出て行ったのよ。あなた何かひどい事言ったんじゃない?]


「え?わけわからない。でも、僕知ってるんだよ」


「え??」「あのさ、弟は君よりお金を選んだんだよ。」


「え・・・」「君の父がお金を出したんだよ、手切れのためのお金・・・」


「1500万円だよ、やっぱり弟はお金が欲しかったんだよ」


「ひどいわ・・父さん!]すぐ電話を切って、幸子は父のいる自宅に行った。


「父さん!!哲也にお金を出したのね。、私達が別れるため」


父「・・・そう、出したんだよ」「ひどい!ひどいわ!]


「待って、落ち着いて聞くんだよ!父は試しに話しただけ、哲也は幸子を捨ててしまったんだよ」


父は、「いいえ、お金より幸子を選びます!」って言葉を聞きたかったんだよ。

でも、哲也はお金を選んだよ・そういう男だとわかってほしい!]


父が説得した・・・


大泣きした幸子、朝まで泣いた・・・


しばらくすると、幸子は落ち着いた・・・


やっぱり陽太と結婚します・・そう決心した幸子・・・


陽太に電話をした。喜んでくれた・・・


そして2人は結婚をした。初夜を迎えた。


はじめて陽太に抱かれた・・・しかし・・・


あまり満足でなかった・・・物足りない感じ・・・


哲也と比べてしまう・・・


やさしく抱いてくれる陽太・・でも、哲也は激しく燃えちゃう、ちょっと乱暴な感じですが・・


幸子は、どちらかというと、ちょっと乱暴なHが好き・・・


陽太に抱かれながら、哲也のことを思い浮かべてしまう・・・


新婚生活を始まった2人・・・


妊娠した幸子。だが、子供は、哲也の子供かも知れない・・・


陽太に内緒していこうと決めた幸子。


子供産んだ。男の子だった。。。


顔は、哲也にそっくりだった。皆、陽太が喜んだ。


陽太「かわいいかわいいな、」嬉しそうに赤ちゃんを抱いていた。


名前は、輝太を名づけた。


輝太が大きくなり、わんぱくになり、手のかかる子だが、かわいいかわいいと陽太がだっこする。


日曜日、公園で父子で遊んだ。輝太が滑り台の上から過ち、落ちてしまった。


下にあった石に頭がぶつかり、大怪我をしてしまい、血が沢山流れた。


救急車を呼び、急いで輝太を運んでいた。


意識不明の輝太・・・心配で急いで病院に着いた幸子。


医者さん「血が足りません。誰かのA型の血液型いますか」


陽太「え・・・A型??僕、O型ですけど]


幸子「・・・私もO型です・・」「え??]


お医者さんビックリした顔ですが、「今は大変な時ですから、落ち着いて下さい。

他の人のA型も預かっていますので」


2人「・・・・・」


陽太「幸子、君もO型か」「ええ・・」


「輝太、A型だって、O型同士の親からA型の子供生まれるわけないだろ」


「・・・うん・・・・」


仕方なく幸子は「今、輝太、大変なんだから、あとで話しますから」


陽太「・・・哲也、A型だよな?]


「今は、だめなのよ、あとで話すわ」


2人は気まずくなった・・→③へ









































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