ももたろう、じゃなくてももこ
ももたろう?
むかしむかし、あるところ、おじいさんとおばあさんが以下略。
桃がどんぶらこ、どんぶらこ、と川上から流れてきました。
婆「桃じゃ」
がっちりホールド。そしてお持ち帰りー。
まな板
包丁
ドス
ももたろうはしんでしまいましたとさ。
めでたし めでたし
ももたろうと関係のない女の子、ももこ
ももこ「おじいちゃーん、バトルしようぜ」
爺「いいぜぇ、オレの先攻」
ボコボコボコボコ
スーパーリアルファイトをしていました。
ももこ「おばあちゃーん、バトルしようぜ」
婆「いいぜぇ、アタシの先攻」
スーパーリアルファイト再び。
こんな感じでファイターに育ってしまいましたとさ。
ある日、鬼がやってきて、おじいさんとおばあさんに勝負をしかけました。
鬼「ウガアアア」
爺「このオレに勝てると思っているのか」
婆「アタシも舐められたものね」
と、余裕ぶっこいたじじばばは、
鬼の金棒でミンチにされてしまいましたとさ。
ももこ「あ、しんじゃった。明日からどうしよう」
ももこは虚無ってしまいましたとさ。
めでたし めでたし
ナタを携えた少女、ももこ。
肉を探しに旅に出ました。
犬「ももこさん、ももこさん、おこしにつけたきびだんご、あれ?」
ももこ「あ、肉だー」ドス
ももこは肉を得ましたとさ。
猿「ももこさん、ももこさん、おこしにつけたきびだんご、あれ?」
ももこ「肉だー」ドス
ももこは肉を食べました。
雉「ももこさん、ももこさん、おこしにつけたきびだんご、あれ?」
ももこ「肉だー」ドス
ももこはチキンを食べました。
海。大海原。水平線の先に何も見えません。鬼ヶ島は遥か先。
ももこ「コスパ悪いわ」
ももこは海へダイブして、イカを3匹狩って食べましたとさ。
ある日、ももこはカメを捕食してしまいました。すると大変なことがおこりました。
乙姫「あなた、ウチのカメになんてことを」
ももこ「あ、やべ」
乙姫「ちょっと竜宮城まで来なさい。説教してやります」
ももこ「、、、ずらかるぜぇ」煙玉ボーン
乙姫「ちょっ、げほげほ」
ももこは全力逃走してしまいましたとさ。
ももこは、山にこもりながら反省していました。
ももこ「うーん。乙姫さんに何かしたほうが良かったかなー。うん。そうに違いない」
ももこはダッシュして乙姫を探しに戻りましたとさ。
ももこ「乙姫さあーん」
乙姫「出たわねカメ泥棒」
ももこ「えい」
乙姫「ちょっ」
ももこは乙姫をお姫様だっこして
どこか適当に走り去ってしまいました。
ももこ「わははははははは」
乙姫「いーーーーやーーーーーーーーーーーーーー」
海の上を走る
ももこ「わははははははは」
乙姫「きゅー」気絶
鬼ヶ島についた。
鬼「がははははははは。貴様はあの老夫婦の孫」
ももこ「え、誰だっけ?」
鬼「おい、もう忘れたのか」
乙姫「うーん。うーん」
ももこ「あ、起きた。食べ物やる」
鬼「あ、こら、パクるな、俺達の食料」
ももこ「はい、どーぞ」
乙姫「もぐもぐ、おいしい」
鬼「きっさまー、泥棒は生かして返さぬ」
ももこ「えい」ドス
鬼「ぐふっ」
鬼はナタで真っ二つにされてしまいました。
ももこ「お肉、ゲットだぜ」キラン
こうして鬼を倒したももこは、乙姫と結婚して、幸せに暮らしましたとさ。
めでたし、めでたし