表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/17

幼少期 館の中

「ではカーマイン様、マチルダ様、アレックスおぼっちゃま、リタリアお嬢様、リタルダお嬢様、館の中をご案内しますので、どうぞ館の中に入って下さいませ」


「わかった、よろしく頼む」


 すると執事のセバスチャンが、館の中を案内すると言って、僕達を館の中に招き入れた。

 そして父もそれに従い、僕達はセバスチャンを先頭に、館の中に入って行く、メイド達は後ろに続く。


「玄関を入って右側が客間になります、全部で20名ほど入れる事が出来ます」


「ほう、それは広いな」


 セバスチャンは綺麗な姿勢をたもって、先ずは客間を紹介すると、父はうなずく。


「左側の部屋が、メイド達が住んでいて、常にメイド達がいる部屋で、

やはり20名ほど入る事が出来ますが、現在は3人しかおりません。

 必要に応じてメイド達を増やすのがよろしいかと思います、部屋の中には風呂とトイレがあります」


「わかった」


 今度はセバスチャンはメイドの部屋を案内して、父はそれにうなずく。


「そして次の部屋は空き部屋です、その空き部屋の隣が私に部屋になっていて、やはり20名ほど入る事が出来ます。

 やはり風呂とトイレがついています、

 そしてその右側の部屋が食堂及びキッチンです」


「食堂か、わかった、今日から食事の準備は私達の元々のメイド、カレンにお願いしようと思う、良いかな」


「左様ですか、かしこまりました、食材は冷蔵庫がありますので、その中に豊富にございますので、カレン、よろしくお願いします」


「はい、わかりました」


 セバスチャンは食堂を案内した後、父は食事の用意は僕達の元々のメイドのカレンに任せると言って、セバスチャンは素直に応じてカレンは返事をした。


 なぜカレンに任せるかと言うと、その方が美味しいからだ。


「この次の部屋が、カーマイン様達が住む部屋となります。広さは30畳ほどあり、もちろん風呂とトイレがついています」


「なかなかの広さだな、嬉しく思う」


「その右側が執務室になります」


「執務室は今度客間の隣に移動出来ないか?」


「はい、かしこまりました、今日から移動させて頂きます」


 セバスチャンは執務室私案内すると、父は執務室を移動してくれと言った。


 おそらくその方が都合が良いのだろう。


「こちらの階段を上がって2階になります。

1階と同じ様な区切りになっていますので、使用人を住まわせればよろしいと思います」


「そうか、トム、カレンどこでも良いぞ、空いている部屋を使ってくれ、カレンはメイド達と一緒でも良いのかな?」


「はい、私は1階の空き部屋を使わせて頂きます」


「私はメイド達と同じ部屋で良いかと思います」


 セバスチャンは2階は空いていると言い、ならばそこはお客様を泊まらせれば良いと僕は思った。


 これで部屋の案内は終了し、これからカレン達は食事の準備だ。


 トムと僕達はお米とか本とか、日用品を馬車から下ろす準備を始めた。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ