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ディアナの味方


 社交パーティ会場の演劇クラブのブースにやってきた私は、受付をラクスとハンカルに任せて、奥に並んでいる椅子に座った。隣の椅子を私の方に向け、そこにルザが座る。イシークは私の後ろに立ったままだ。

 

「あのー……ルザ、一応確認しておきたいんだけど、こういう反応って去年までなかったよね?」

「そうですね、昨年までは好意的に見ている学生はいても、ここまであからさまにディアナ様に心を奪われてしまう、という反応は少なかったと思います」

「……そ、そうだよね。うう、なんでこんなことになってるの?」

 

 ルザの言葉に恥ずかしさを感じながらチラリと見上げると、ルザは真面目な顔をして言った。

 

「ご報告が遅くなって申し訳ありません。実はディアナ様を他の学生がどう見ているのか始業式の日からチェックしていたのですが、その日からそういう視線を送ってくる男子生徒がいることは把握していました」

「え? そうなの?」

「はい。どうやら昨年イバン様とレンファイ様を観るために公演会にきていた学生のうちの何人かが、ディアナ様の演技や踊りを見て完全に惚れてしまったようですね」

「ふぇ⁉ ほ、惚れたって……私まだ見た目は子どもだし、そんな対象には入らないでしょ?」

「貴族は幼い頃から許嫁が決まっていることもよくありますし、見た目が幼いからそういう対象にはならない、ということには特にはなりません。学院に入れる年齢の者であれば、みな自分の相手になるかもと思いながら過ごしていますよ」

 

 なんと、自分もバリバリの恋愛対象として見られていたらしい……それは知らなかった!

 

「だからこそ去年の社交パーティでクドラト先輩はディアナ様にアプローチをしてきたのです。イバン様のお相手にと周りの学生が考えていたのも、自然なことなのです」

「そ、そうだったんだ……」

 

 周りから見たら兄妹にしか見えないでしょ、と思っていた私の認識が違っていたようだ。お貴族様の恋愛対象は思った以上に幅が広い。

 

「さすがにクドラト先輩のような高学年の方からそんな風に見られることは稀でしょう。今の周りの様子を見るに、主に同学年か下級生の人がディアナ様に特別な思いを寄せているようです」

「そ、そうですか……あ、あの、私はどういう態度でいればいいの? ルザ」

 

 自分がそういう目で見られることを想定していなかった私は、正直どうすればいいのかわからない。

 

 だって恵麻時代にこんな感じで見られたことなかったもん!

 

「ディアナ様はいつも通りに過ごされてください。ディアナ様に不用意に近づく者は私とイシークが追い払いますから」

「お任せください。ディアナ様には指一本触れさせません」

 

 ルザの言葉に後ろのイシークがキリッとした声で答える。

 

「そ、そんなに怖がらせなくていいんだけど……」

「そういう者たちに、近づき難い相手だと思わせるのも一つの手段です。これはクィルガー様からの指示でもありますから」

「え⁉ お父様の?」

「はい。『どんな手を使ってでもディアナに近づく変な虫は排除しろ』というお言葉をいただきました。これには私もイシークも完全に同意いたします」

「は⁉」

 

 笑顔のままルザが言ったクィルガーの言葉に、私は開いた口が塞がらない。どうやら私の知らないところで、そっち向けの対策は出来上がっていたらしい。

 

「私、去年クドラト先輩にお断りを入れる時にお父様のことを言ったんだけど、それでもそういう風に見てくる人っているんだね……」

「貴族の社会は時と場合によって人の態度が変わったりしますから、去年はそうでも今年は気が変わっているかもしれないと思っているのでしょう。きっと今から会う王族や高位貴族の方たちも、同じように考えていらっしゃるのではないでしょうか」

「ええー、嘘でしょ……ねぇそれってもしかして結婚を断る本当の理由を言ってもダメってこと? 私エルフだから結婚できる年齢になるまで何十年もかかるって……」

「そうですね。大半の人は諦めるでしょうけど、それでもダメ元で言ってくる方はいるかもしれません。それに、公の場で女性の体の話をするのはよろしくありませんから、それは言わない方がいいかと」

「だよねぇ……」

 

 ということは、これから毎年毎年「お父様を超える人としか結婚しません」と言い続けなければならないということだ。なんて面倒臭い。

 

「ディアナ様は特別な方ですから、そうなるのは仕方ありません。ご安心ください、我々が守ります」

「見たくもない者が来たらご命令ください。すぐにつまみ出します」

「ルザもイシークも目が怖いよ……」

 

 そんなことにならないことを祈りつつ、貴族社会の面倒臭さにため息をついていると、演劇のブースにメンバーのみんながちらほらやってきた。

 

「きゃあ! 素敵ですディアナ先輩!」

「イリーナ先輩が作ったお衣装も素敵ですけど、これを着こなすディアナ先輩も可愛いです!」

「あ、ありがと……」

 

 マーラとチェシルが目をキラキラにして誉めてくれるのがなんだかこそばゆくて、私はすぐに演劇ブースでやることを説明し始めた。

 

 うう、今まで全く意識してなかったのに、一度そう言われるとめちゃくちゃ意識してしまう。あー恥ずかしい!

 

「ディアナ、グルチェがこっちに目配せしてる。どうやら向こうに来てほしいみたいだが、行けるか?」

「ああ、うん。わかった。ハンカルも一緒に来てくれる?」

「もちろん。こっちはラクスや他のメンバーに任せるから」

「おう、任せとけ! ディアナは社交頑張ってくれよな」

 

 屈託のない笑顔を向けるラクスに見送られてブースを出ると、自分に向けられる視線が一気に増えた。

 微笑ましく見る好意的な目、明らかに敵意のある忌避的な目、それから超好意的な目に見事に分かれている。

 

「大丈夫か? ディアナ」

「うん……まぁ、驚いてるけど」

「俺はディアナが気づいてないことにびっくりしたが」

 

 ディアナも案外鈍いんだな、と笑うハンカルを私はジトっと見上げる。

 

「まさか去年からそんなに私を見る目が変わってるなんて思わなかったんだよ。エルフっていうだけであんなに警戒されてたのに。ハンカルも気づいてたんなら言ってよ……私今すごい恥ずかしいんだから」

「女性にそういうことは直接は言えないよ。ラクスじゃあるまいし」

「そういえばラクスはなんで言ってくれなかったんだろ」

「単に興味が踊りだけに向いてるからじゃないか? 気づいてても言う前に忘れてそうだ」

「ブフッ確かに……」

 

 ハンカルと笑いながらそんなことを言っていると、グルチェ王女が私たちに気づいて手をあげた。

 

「あ! 来たきた。みんなに紹介するよ、演劇クラブ長のディアナだよ」

「まぁ、グルチェ様、ディアナのことをこの学院で知らない人はいないですわ」

「そうだけど、初めましての人もいるかもしれないでしょ?」

「あ、わたくし初めてですの。挨拶してもよろしくて?」

 

 私がグルチェ王女の側まで行くと、グルチェ王女の周りに集まっていた人が次々と挨拶にやってきた。高位貴族は自ら進んできてくれて、王族の人はグルチェ王女が紹介してくれる。

 中位貴族以下の人たちは少し離れた場所からこちらの様子を窺っているだけだ。

 話の内容は去年とは違って演劇について聞かれることが多かった。去年の劇を褒めてくれる人、今年の劇はどんなものになるのか聞いてくる人、今後の展望を聞いてくる人など様々だ。

 中には去年のようなシムディア・アインの対決はしないのか? と聞いてくる男子学生もいたが、それにはキッパリ「しません」と答えておいた。

 

 私がシムディア・アインをしたがっていると勘違いされても困る。あれは例外中の例外なのだ。

 

「あ、ちょっと私は席を外すね。みんなで楽しんでて」

 

 その途中でグルチェ王女がその場から離れた。クラブ長なのでいろんな場所を見て回らないといけないらしい。グルチェ王女が離れると、私に二人の王女様が近づいてきた。ジャヌビ国の第六王女キリチェリとカリム国の第二王女クシャーナだ。彼女たちは去年挨拶を交わして以来、私のことを気に入ってくれている王族の人たちで、去年の公演会も観にきてくれていた。

 

「ディアナ、わたくしまだイバン様とレンファイ様のあの劇が忘れられないのよ。いまだに夢に観てしまうくらい」

「まぁ、そうなのですか? 嬉しいです、クシャーナ様」

「私もです。ジャヌビに帰ってお父様に話したらとても興味を持ってくれたの。『そんな面白いものが学院で観れるのか? 私も観たいぞ』って言って」

「あら、さすが柔軟な考えをお持ちのジャヌビ国王ですわね。うちのお父様とお母様はそのような新しいものができたことがまだ信じられないようですわ」

 

 ふむふむ、ジャヌビ国王の印象はいいみたいだね、さすがお祭り好きの国の王だ。カリム国王はまだ様子見という感じかな。こうやって他国の反応を知れるのはいいよね、自分がどこまで価値観を変えていってるのかの指標になるし。

 

 しかもジャヌビもカリムも大国に次ぐ中国だ、あとこの世界で中国なのはアルタカシークとサマリーしかないので、この二国にどう思われているかはかなり気になる。

 

「今年の劇も楽しみにしているから、期待を裏切らないでねディアナ」

「はい、今年は去年とガラリと雰囲気の違うものになる予定ですので、楽しみにしていただけたらと思います」

 

 私がそう言うとクシャーナ王女は目を細める。純粋に楽しみにしているというものではなく、どこか私の力を試そうとしている視線だ。私は微笑みながらその視線に応えた。

 

「ねぇ、ところでディアナ、貴女まだお相手を探す気にはなってないの? 去年言ってた気持ちは変わっていないのかしら?」

 

 クシャーナ王女の隣でどこか楽しそうな顔で言ったキリチェリ王女の言葉に、周りの学生から次々と反応が上がる。

 

「私も気になっていましたわ、どうなんですの?」

「キリチェリ様、よくぞ聞いてくださいました!」

「俺も聞いておきたいな。弟が君のことを気に入っていてね」

 

 そっちの話になった途端盛り上がる人たちを見て私は顔を引き攣らせる。

 

 あ、やっぱりこっちの話が好きなんだね。

 

 私は内心呆れながら去年と気持ちが変わらないことを伝えるため「お父様を超える人とは結婚できません」とはっきり答えた。

 

「それは残念だな。また気が変わったら言ってくれ」

「まぁ、勿体無いですわよ、貴女なら選べるくらいお相手が寄ってくると思いますのに」

「自国の高位貴族で探すのもいいですけど、他国も考えた方がよろしくてよ?」

「いえ、その、今はまだ考えられませんので……」

「んまぁ! あのような者に求婚を申し込む男性なんていませんわよ。いたらとんだ恥晒しですわ」

 

 私が苦笑しながらその人たちの相手をしていると、突然横から甲高い声が聞こえてきた。

 みんなが一斉にその声をの方振り向くと、踏ん反り返ったまま立っているティエラルダ王女がいた。その周りにはお付きの人と見知らぬ顔の学生が何人かいる。

 明らかに私に敵意を向けている集団が現れて、ルザとイシークが私の側にスッと寄った。

 

「あらティエラルダ、それはどういう意味かしら?」

 

 私の斜め前にクシャーナ王女とキリチェリ王女が立ってティエラルダ王女に社交的な笑顔を向ける。


「そのままの意味でしてよ。みなさま、なにか勘違いしていらっしゃらない? その者は目立つようなことばかりして注目を集めていますけど、正体は忌まわしいエルフですのよ? その者と話をするなんて気味が悪いと思いませんの?」

 

 あー嫌だ嫌だと言わんばかりの顔でそう言い放つティエラルダ王女に、ルザとイシークの殺気が増すのがわかった。

 

 相変わらずの嫌われようだけど、本当に去年より絡んでくる回数多くなってるよね? なんでだろ。

 

「わたくし反対にお聞きしたいのですけど、ティエラルダの国ではエルフは魔獣かなにかと混同されてますの? 古代エルフの存在は禁忌ではありますけど、そのように気味悪がる存在ではそもそもないですし、ディアナは新しいエルフと学院長が認めていますわ。それをわかった上で言っているのかしら?」

 

 笑顔でそう問いかけるクシャーナ王女は笑顔を絶やさないままそう言う。なんというか、笑顔のままなのに怒っているのがとても貴族らしい。

 

「新しいエルフですって? そんなの嘘に決まっていますわ。この者はそうやって人を欺いてくだらないことを人間に教え、我々の頂点に立とうとしているのです! みなさまは騙されているのですわ!」

「……貴女、なにを言っているの?」

 

 ティエラルダ王女が捲し立てた言葉に周りの学生たちがポカンとしている。なんだこいつは、という空気が辺りに立ち込める。それより私はティエラルダ王女の言葉のとあるところが引っかかった。

 

「……ティエラルダ様、くだらないこととはなんのことでしょう?」

「そんなの、劇とかいうものに決まってるじゃない。去年の劇を観に行った者たちが言っていたわ、あれは人を惑わす力を持っていると。そんなおぞましい見せ物を学生たちに観せて貴女一体なにをするつもりなの? 正直に仰い!」

「おぞましい、ですか……」

 

 その言葉を聞いて自分の頭がスゥッと冷え切っていくのを感じる。今までは自分個人への口撃だったから気にしなかったけど、演劇クラブのこととなると話は変わる。

 

 私の作った劇を、おぞましいって言うんだ……ふぅん。

 

 私の纏う雰囲気が変わったことを感じたハンカルが、咄嗟に私の前に立ってティエラルダ王女の姿を隠した。

 

「ディアナ、気にするな」

「……大丈夫だよハンカル」

 

 さすがに他の王族たちがいるこんなところで喧嘩はしないよ、と言おうとしたら、クシャーナ王女が笑顔を深めてティエラルダ王女の方へ一歩近づいて言った。

 

「ティエラルダ、今の発言は、ディアナの演劇を認めているわたくしたちに対しても失礼だということがわかっているのかしら? それとも、それもわからないくらい頭がボンクラなのかしら?」

 

 うひぇえ⁉ クシャーナ様⁉

 

「ぼ、ボン……い、今なんと仰って⁉ 私よく聞こえませんでしたわ」

「生まれた時に頭を強く打ったのかしらと言ったのです」

「な……!」

 

 クシャーナ様! それは生まれつき頭が悪いって意味の貴族的言い方!

 

 私が心でつっこんでいると、周りの学生たちもクスクスと笑い出す。

 

「ディアナが優秀で注目を集めるからって嫉妬するのはわかりますけど、いい加減自分の発言がどのように周りから見られるか、知った方がよろしいですわよ? わたくし同じ王族として恥ずかしいですわ」


 尚も畳み掛けるクシャーナ王女にティエラルダ王女の顔が赤くなっていく。

 

 おお、怒っている、これは怒ってるよ。

 

「私を……誰だと思って……」

「サマリー国の第二王女で、二級の方ですわね。カリム国の第二王女で二級のわたくしと同じ立場ですわ。なにか文句がおありになって?」

「サマリーは大国に継ぐ力を持った歴史の古い由緒ある国ですわ! 他の中国と一緒にしないでちょうだい!」

「あら、まだそんなことを言っているの? 貴女の国を支える魔石採掘場はとっくの昔になくなったというのに……哀れだこと」

「哀れですって⁉ 魔石が採れない弱小国に言われたくないわ! 訂正なさい!」

「する必要はないですわ。事実ですもの」

「そのような態度をとって無事で済むと……」

「はい、そこまで」

 

 と、その時ブチギレていたティエラルダ王女の前に、いきなりグルチェ王女がぬっと出てきて言い合いを止めた。突然王女が間に入ってきたため、ティエラルダ王女はビクッとして口を閉じる。

 

「私が離れている間に一体なにがあったの?」

 

 グルチェ王女に顔を向けられて、高位貴族の女子生徒がこれまでの流れを説明する。

 

「なるほど。あのさ、これって一応私が主催するパーティだから間に入るけど、なるべくなら喧嘩はやめてほしいな」

「申し訳ありませんグルチェ様、つい熱くなってしまって。恥ずかしいですわ」

「……っ」

 

 素直に謝るクシャーナ王女に対して、ティエラルダ王女はなにも言わずに口を結ぶ。それを見てグルチェ王女は肩をすくめた。

 

「ティエラルダ、今日はこのまま下がってくれない? 話をふっかけたのは貴女からなんでしょう? よくないよ、そういうの」

「……みんな騙されているのですわ、そのエルフに」

「はいはい、貴女はそう思っていいよ。でもそれを周りに押し付けるのは違うでしょ。人の価値観なんて人それぞれなんだから」

「グルチェ様もあの者に惑わされているのね」

「……ティエラルダ」

「私は高貴なサマリー国の王族なのでわかるのですわ! 私しかみなを救うことはできないのです!」

 

 グルチェ王女の言葉を無視してそう喚くティエラルダ王女に、どんどん周りが引いていってるのがわかる。

 

 どこでどうやったらそんな風に思い込めるんだろ……ちょっと怖いよ。

 

 ティエラルダ王女の言葉に頷いているのは後ろにいる人たちだけだが、この人たちも怖い。

 グルチェ王女はそんなティエラルダ王女には話が通じないと思ったのか、眉を下げて自分のお付きを呼んだ。

 

「悪いけど、ここから出ていってもらって」

「はっ」

「な! 王女の私を追い出すというの⁉」

「私がクラブ長だもの。私が主催するパーティに貴女はいらないわ、ティエラルダ」

 

 あくまでもあっけらかんとした笑顔で、グルチェ王女はティエラルダ王女にぐいっと顔を寄せる。

 

「一ついいこと教えてあげる。そうやって自分は特別だ! って感じを出すから貴女は友達が少ないんだよ。これ、覚えててね」

「⁉」


 それ聞いたティエラルダ王女は大きく目を見開いたまま、お付きの人ごと大講堂から追い出された。

 周りの学生たちはそれを見たあと、何事もなかったかのように社交を再開する。私はそれを呆然と見つつ、隣のハンカルをチラリと見上げた。

 

「最後の一言がトドメだったね……」

「……グルチェらしいが……はぁ、全く。まぁ、ディアナがキレなくてよかったよ」

「キレる暇がなかったからね。今回は周りの人に助けてもらっちゃった」

「そうだな。あれだけ大勢の前で恥をかいたんだから、ティエラルダ様もしばらく大人しくなるだろ」

 

 そうだったらいいなと思いつつ、私はそのあとも社交に勤しんだ。

 

 

 

 

ティエラルダとの対立と退場でした。

これぞ貴族の言い合いって感じですね。


次は ユラクルの相談、です。

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