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シムディア大会 本戦


 シムディア大会二日目、私たちは昨日と同じように大講堂にやってきて用意された特等席に座る。今日は本戦の一回戦の残りと、準決勝、決勝が行われる。

 

「イバン様のチームは一回戦の最後の試合だな」

「今日一回戦の試合をするチームって不利にならないのかな? 昨日一回戦をしたチームより疲弊しちゃうよね?」

「準決勝の第一試合が終わった時点で昼休憩に入るみたいだから大丈夫じゃないか?」

 

 隣のハンカルとそんな話をしていると、昨日ファリシュタがいた席に座ったルザが頷きながら会話に加わる。

 

「準決勝のあとにも休憩があるようですから、大丈夫のようですよ。疲労回復に効くとされる飲み物も配られるそうですから」

「それってハーブティみたいなものなのかな?」

「多分そうだと思います」

「いやぁ、それより今日のクドラト先輩を見るのが楽しみだなぁ」

 

 ルザの向こう側からラクスがニヤニヤしながら言ってくる。

 

「そんな他人事みたいに言ってられるのも今のうちだよラクス。クドラト先輩との食事会にはラクスも同席してもらうから」

「ええっ! なんでだよ⁉」

「昨日あの人と結託してそう仕向けたのは誰よ。その責任は取ってもらうからね」

 

 私がジロリと睨みながらそう言うと、ラクスは「げぇー……なんで俺まで」とげんなりした顔になった。私たちのやりとりを見て、後ろの席に座っているレンファイ王女やホンファが苦笑している。

 

「因果応報ってやつだなラクス」

 

 ホンファの一言にラクスがガックリと項垂れた。なぜかその姿を見て私の前の席に座っていたヤティリが手元のメモになにかを書き出す。

 

「ヤティリ、もしかしてこんなのもネタにするの?」

「えっあ、いや、小説に使うかはわからないけど、どこかに入れられたら面白いかなって思って……デュヒ……」

 

 ヤティリも完全に面白がってるよね……。

 

「そ、それに実際クドラト先輩がその約束でどれくらい力を発揮するのか見てみたいし……そっちは普通にネタとして使えそうだから」

「確かに女性との約束が男性にどれくらい力を与えるものなのか、興味はあるな」

 

 ヤティリの言葉にハンカルが真面目な顔をして頷く。ハンカルは純粋に分析がしたいようだ。

 

「もぅ、勝手に盛り上がっててよ。私は普通にイバン様だけ応援するから」

 

 周りの反応が面白くなくて、私は口を尖らせながらそう宣言したが、いざ本戦が始まると驚く結果が待っていた。

 クドラトのやる気の炎が予想以上に燃え盛っていたのだ。

 覚醒を使っているわけでもないのに、いつもの何倍ものパワーがみなぎっているらしい。イバン王子はそんなクドラトを非常にうまく使って試合を有利に進めていた。さながら猛獣使いのようだ。

 言うことを聞く猛獣を操ってイバン王子のチームはまず一回戦で圧勝し、お昼休憩のあとの準決勝も危なげなく勝利した。試合が早く終わりすぎて決勝までの休憩時間が伸びたほどだ。

 

「す、凄すぎる……」

 

 ラクスの呟きを聞きながら、試合が終わってフィールドの中央に整列している選手たちを眺めていると、クドラトがこちらを向いてニカッと笑った。私は全力で顔を逸らす。

 逸らした先にいたハンカルが苦笑しながら呟いた。

 

「ディアナとの約束は予想以上の効果があったようだな」

 

 ハンカル、言わなくていいよ!

 

 決勝が始まるまでの長めの休憩が始まって、私は自分の席の背もたれにもたれかかってため息をついた。席にある飲み物や果物が学院の使用人によって交換されていく様子を見ながら、クドラトとの食事会をどうするか考えて憂鬱になる。

 

「ディアナ、そんなに嫌なんだったらクィルガー様に話したらどうだ?」

 

 と、後ろの席にいるホンファに言われて振り返る。王女たちの席に新たに置かれていく食べ物を見ながら、私は首を振った。

 

「お父様に言ったらさらに大ごとになりそうなのでやめておきます。まぁ、みんなで食べる昼食に来てもらう感じだったらいいかと」

「二年生だらけのところにクドラトが混ざるのか? それは面白いが……」

 

 その場面を想像したのかホンファが眉を下げて笑う。

 

「食事会の形としては、少しクドラトが可哀想ね。もう少しきちんとした形の方がいいと思うけど」

「レンファイ様、クドラト先輩の味方をしないでください」

「あら、これはディアナの評判を落とさないためでもあるのよ? 最後の思い出作りとはいえ、最上級生を適当に相手にしたという噂が立てば、ディアナがそういう人だと思われてしまうわ」

「う……ではちゃんとした食事会にしないといけないってことですか?」

「人数は複数人でもいいけど、食事会自体はきちんとしたものにした方がいいでしょうね」

 

 むーん、なんて面倒臭い。やっぱり昨日ズバッと断ればよかった。

 

 レンファイ様に言われてさらにテンションが下がったまま、決勝が始まる時間になった。

 

「それではただいまよりシムディア大会、決勝戦を行います!」

 

 進行役がそう告げて観客席から歓声と拍手が湧き上がる。それに応えるように選手たちが大講堂の入り口から入場してきた。今年の決勝はイバン王子率いる深紅チームと、クドラトに負けないくらいゴツい体をした男性率いる水色チームの対戦だ。

 

「ラクス、あの大きな人ってヴァキルなの?」

「ああ、クラブ内でクドラト先輩と唯一やり合えるバホディル先輩だ。クドラト先輩と違って寡黙で頼りがいのある先輩だよ」

 

 なんとなく物静かな柔道家という感じだ。彼も最終学年で今回が最後のシムディア大会らしい。


「バホディル先輩のチームは去年も決勝で負けたからな。今年はそのリベンジを果たすつもりなんじゃないかな」

「あの人がヴァキルって、すごい強そうだね。すぐに倒されたりしなさそう」

「多分防御力はシムディアクラブ一だと思うぞ」

 

 ラクスの解説を聞きながらフィールドの選手たちを眺める。もちろんイバン王子には勝って欲しいけど、一回戦や準決勝のように簡単に勝つことはできなさそうだ。

 中央のラインに整列した選手たちが顔を見合わせ、ヴァキルの間で剣先がカンッと合わさる。そして選手たちは自陣の端に走っていき、そこで再び整列した。全員が剣を構えてヴァキルの言葉を復唱する。

 

「我らの勝利は」

「「我らの勝利は」」

「我らの中に」

「「我らの中に」」

「己を信じ、恐怖に打ち勝て」

「「己を信じ、恐怖に打ち勝て」」

「「「力をこの手に!」」」

 

「勝利を‼」

「「おおお‼」」

 

 イバン王子の最後の掛け声が終わり、選手たちは一斉に配置についた。イバン王子のチームはやや攻撃型の陣形で水色チームは完全な防御型の陣形だ。

 

「……これってもしかして長期戦にならない?」

「なるだろうな……深紅チームの攻撃力が勝つか、水色チームの防御力が勝つか」

 

 観客たちが固唾を呑んで見つめる中、アサン先生によって試合開始の鐘が鳴らされた。

 

「第一陣、放て!」

 

 最初に動いたのは水色チームだった。バホディルの号令で横一列に並んだ選手たちが一斉に弓で矢を放つ。

 

「! 盾で防げ!」

 

 深紅チームは飛んできた矢を盾を掲げて防ぐ。そして深紅チームが水色チームへ攻撃を仕掛けようとするとまた矢が飛んできた。よく見ると、横一列に並んだ水色チームの弓隊は二人一組になって交互に矢を射っている。

 

「なんだあれ⁉」

「絶え間なく矢が放たれるから前へ進めないぞ」

 

 ラクスとハンカルの声を聞きながら私はその光景を見て思い出す。

 

 長篠の戦いみたいだね……。

 

 戦国最強と言われた武田軍が鉄砲隊によって敗北した戦いだ。もちろんこれも昔やったゲームの知識である。代わる代わる鉄砲を放ち、武田の騎馬軍団を近づけさせることなく討ち取っていったあれだ。

 

「……自陣に近づかせることなく、イバン様を倒すつもりなのかな」

 

 見ると大量に放たれる矢に何人かの選手が倒れている。見るからに痛そうなので私はその人たちから視線を外した。しかしここは魔石術のある世界である。弓矢だけでは全員を倒すことはできない。

 

「『キジル』衝撃を!」

 

 イバン王子の魔石術を皮切りに、階級の高い選手たちが衝撃の魔石術を使って飛んでくる矢を次々と弾き返し出した。それと同時に先頭にいる選手たちが水色チームに突撃していく。

 ガキィィン! 

 という剣と剣がぶつかり合う音が聞こえた。水色チームは弓隊に代わって剣隊が前に出て深紅チームの攻撃を受け止めたらしい。

 選手同士が混戦になると派手な魔石術は使えなくなる。その後は攻撃の仕方を変えながら押してくる深紅チームを水色チームがことごとく防御するという展開になった。

 

「水色はすごい連携だね……」

「まずいな……これが続くと深紅チームは疲弊するぞ」

「イバン様とクドラト先輩はガッツリ止められているしな」

 

 強い力を持つクドラトはかなりの数に囲まれていて足止めされているし、イバン王子も状況を見ながら命令するのに精一杯だ。

 相手のヴァキルのバホディルは一番後ろで冷静に味方チームに指示を出している。

 

 クドラト先輩と違って、頭がいいんだねあの人。

 

 ジリジリと深紅チームの勢いが弱まっていっている気がして、ちょっと心配になってくる。

 

「戦力の要であるクドラトが抑え込まれているのが痛いな。相手はよく考えている」

「クドラトが前を突破しなければイバンは動けないんじゃないかしら」

 

 後ろからホンファとレンファイ王女が冷静にそう呟くのを聞いて、私はクドラトを見た。どうやら倒しても倒しても敵が湧いて出てくるようで、前へ進めないようだ。いつまで経っても同じ数の敵に囲まれているので見るからにイライラしている。

 

「邪魔なんだよクソが!」

 

 衝撃斬は威力が強すぎるから味方がいるところでは使えないしね。

 

 それにあまりに大きな力だと死人が出てしまう。シムディアは実戦を想定した競技ではあるが、相手を殺さないというのが大前提だ。

 と、そこでイバン王子が「クドラト! あれを使え!」とクドラトに命令した。戦闘の音で観客席には聞こえないのでみんなが「なんて言ったんだ?」と首を捻っている。

 

「あれを使えって言ってるね」

「あれってなんだ?」

「さぁ」

 

 クドラトがその命令に「うまくいくかわかんねぇぞ!」と答えると、イバン王子は自信ありげに笑って言った。

 

「ディアナにいいところを見せるんだろう? クドラトならできるさ」

 

 へ? イバン王子、今なんて⁉

 

 私が目を見開くのと、クドラトがニヤリと笑うのは同時だった。クドラトは周りを囲んでいる敵を剣を振り払って離れさせると、

 

「『キジル』!」

 

 と魔石の名を呼ぶ。クドラトの剣が赤く光り始め、それを確かめたクドラトがザッと腰を落として剣を構えた。

 

「衝撃斬⁉ 馬鹿な!」

「味方まで吹っ飛ぶぞ!」

 

 それを見た敵が一斉に後ろに下がる。クドラトはそんな敵を睨みつけたまま、剣を振りかぶった。

 

「旋風斬!」

 

 クドラトがそう叫んで繰り出したのは、範囲が限定された新しい技だった。剣から放たれた衝撃が渦を巻くように変化し、その場にいた敵がその衝撃に当たって上へ飛ばされていく。

 

「うあああ!」

「ぐあっ!」

「わぁ!」

 

 衝撃斬と違って範囲が限定されているので、味方を巻き込むことなく敵の囲いを崩すことができた。

 

「見たか! 俺に不可能はねぇ!」

「クドラト! 行け!」

 

 イバン王子の号令にクドラトが相手チームに突っ込んでいく。

 

「うおおおおお!」

「クドラトを止めろ!」

 

 バホディルの命令で彼の前にいた選手たちがクドラトに向かっていくが、勢い付いたクドラトに次々とぶっ飛ばされていく。

 

「いけぇ! 先輩!」

 

 ラクスが腰を浮かせて拳を突き上げる。クドラトは一気に前へ進み、バホディルに迫る。

 

 ガキィィィィン‼

 

 という大きな音を立てて、クドラトとバホディルの剣がぶつかり合った。

 

「最後の勝負だ! バホディル!」

「負けるわけにはいかない」

 

 ガタイのいい二人が戦う姿は圧巻だった。音を聞いているだけで二人の力が他と比べて段違いなのがわかる。攻めるクドラトと守るバホディルが互いの全力を尽くして戦い合っている。

 途中で周りにいる水色チームの選手がバホディルの助太刀に入ろうとするが、それを深紅チームが防ぐ。

 それを見て自陣の流れが悪くなったと知った水色チームの剣隊の一部がイバン王子に向かっていく。だがそれも周りの選手が抑え込んだ。

 

「形成逆転だな」

「まだわかんねぇぞ」

 

 観客がみんな試合に釘付けになっている。イバン王子目当ての女子生徒は目を瞑って王子の勝利を祈り、男子生徒は檄を飛ばしながらチームを応援していた。

 クドラトとバホディルの戦いはまだ終わらない。

 

 こう言っちゃなんだけど、私にいいところを見せようと熱くなっているクドラト先輩とここまでやり合えるなんて、本当にすごいよあの人。

 

「あっイバン様が動いた!」

 

 ラクスの指差す方を見ると、イバン王子が周りの味方を引き連れてバホディルの方へ突っ込んでいくのが見えた。

 

「イバン様は後ろにいた方がいいんじゃないの? ヴァキルだし」

「クドラト先輩の体力を考えて、一気にカタをつけようとしてるんじゃないか?」

 

 イバン王子の周りにいた選手たちはクドラトとバホディルの周りにいた相手選手たちに向かっていく。イバン王子はバホディルの後ろに回り込み、そこから攻撃を始めた。バホディルは「くっ」と顔を顰めながら二人の攻撃を受け止めていくが、さすがに辛そうだ。

 

 この勝負、決まったかも……!

 

 と、私は勝負の行方をしっかり見ようと腰を浮かせて、とある違和感を感じて動きを止めた。

 

 ん? なんか、変な音がする?

 

 キュイ、キュイ、という虫の鳴き声のような音。とても弱く小さな音だけど、こんな大講堂の中で聞くような音ではない。

 私は耳に手を当てて目を閉じる。

 

 なに? なんの音? どこから聞こえてる?

 

 耳を澄ますと、その異質な音は後ろ側から聞こえてきていた。私は思わずバッと後ろを振り返る。

 

「ディアナ?」

「どうした?」

 

 ルザとホンファが私の動きに気づいて声をかける。

 音は私の後ろのレンファイ王女の席の辺りから聞こえる。

 

「変な音がするんです……キュイキュイ、ってその辺から……」

 

 私が音のする方を指差すと、ホンファが怪訝な顔をしてレンファイ王女の前にある食べ物の入った器を覗き込み、そして目をクワッと見開くと、

 

「レンファイ様‼」

 

 と叫んでレンファイ王女に覆い被さった。その途端、器がバン! と割れて中から飛沫が飛び散った。

 

「ディアナ!」

 

 ルザが咄嗟に私を庇う。

 

「きゃあ!」

「レンファイ様!」

「うわ!」

「なんだ⁉」

 

 突然の出来事に辺りが騒然となる。私はルザの腕の中から周りの状況を確かめる。

 

「ディアナ、怪我は?」

「私は大丈夫! ルザは?」

「大丈夫です」

 

 後ろの席を見ると、ホンファの体の下からレンファイ王女がずるりと出てきてホンファの体を確かめていた。見るとホンファのマントに無数の穴が開いてそこから煙が出ている。

 

「ホンファ!」

「う……大丈夫ですかレンファイ様」

「『ヤシル』ホンファに癒しを!」

 

 レンファイ王女はホンファに癒しをかけながら周りを見渡す。

 

「この料理を運んできた者を捕らえなさい! 早く!」

 

 王女の命令に後ろに控えていたリンシャークの学生たちが走り出した。シャオリーが青い顔でホンファに駆け寄る。

 

「ホンファ! しっかりして!」

「私は大丈夫だ。シャオリーはレンファイ様に付いていて」

 

 私も王女の元へ駆け寄ろうとしたその時、今度は会場中の観客から悲鳴が上がった。

 

「きゃぁぁぁぁ!」

「イバン様‼」

「すごい音がしたぞ!」

「やだ! イバン様ぁ‼」

 

 その声にフィールドを振り返ると、さっき三人が戦っていた場所で、バホディルとイバン王子が倒れていた。バホディルの首元にはクドラトの剣が突き付けられている。

 

 なに⁉ なにがあったの⁉

 

 私たちの周りにいた人はみんなレンファイ王女の方を見ていたため、なにが起こったのかわからない。

 

「試合終了!」

「担架だ! 早く! クソっ『ヤシル』イバンに癒しを!」

 

 クドラトがイバン王子に駆け寄って癒しをかける。緑の光がイバン王子を包み込んでスッと消えるが、イバン王子は目を瞑ったまま動かない。よく見ると頭から血が流れている。

 

「イバン様! 頭から血が!」

「今先輩が癒しをかけたからそっちは大丈夫だろう。だが完全に意識を失っているようだな」

 

 そう言う私とハンカルのもとに、後ろの席にいたレンファイ王女の震えた声が聞こえた。

 

「イバン……っ」

 

 

 

 その後、イバン王子は担架で運ばれていき、試合はクドラトが先にバホディルに剣を突きつけたということで深紅チームの勝利となった。だがイバン王子が運ばれたり、こちらでは爆発騒ぎがあったので会場は異様な雰囲気に包まれていた。

 周りに控えていた学院騎士団がこちらにきてレンファイ王女に事情を聞いている。ホンファはマントに穴が空いたが体は無事のようで、レンファイ王女に付いてさっき起こったことを説明していた。学院騎士団の中にいる双子が私の方を心配そうに見ていたので、私は大丈夫だよ、と頷く。

 結局この状況で表彰式はできないと判断し、シムディア大会の閉会式は後日行われることになり、他の観客は解散となった。

 

 

 

 

やる気パワー全開になったクドラトの活躍で決勝まで行きましたが

最後の最後で思わぬことが起こりました。

イバン王子は大丈夫でしょうか。


次は 生まれた違和感、です。

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