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歌の魔石術


 近いうちに、と言われたけれど結局次の日のお昼に王の間へ行くことになった。もうすぐ中間テストなので、授業が休みのその日はみんなとテスト勉強する予定だったのだが仕方ない。

 

 昨日の出来事が気になって勉強どころじゃなかったしね……。

 

 突然発動した魔石術について考えていたら目が冴えてしまい、寝言で歌うのも怖くて、昨晩はハーブティを濃いめにして無理やり寝たので少々気持ちが悪い。

 お腹をさすりながら内密部屋に行くとすでにソヤリがいた。ソヤリに特に変わった様子は見受けられない。

 

「ソヤリさん、体大丈夫ですか? なにか異変とかなかったですか?」

 

 私が心配してそう聞くと、ソヤリは片眉を少しだけ動かして、

 

「そうですね、それについては王の間で報告しましょう」

 

 と言った。

 

 なにかあったのだろうか……。

 

 いつも通りの道を通って王宮の塔ミナラに到着する。浮石に乗って王の間の階に着き廊下を歩いていると、向こう側からクィルガーが歩いてきた。王の間の出入り口前から離れるとは珍しい。

 クィルガーは私の前まで歩いてくると、少し心配そうな顔をしながら「大丈夫か?」と私の肩に手を置いた。

 

「お父様……」

「今日は俺がいるから、安心しろ」

 

 そう言って私の体を引き寄せ、頭をぽんぽんとしてくれる。久しぶりの家族の温もりに、自分の体からフッと力が抜けていくのがわかった。どうやら無意識のうちに全身が強張っていたらしい。

 

 きっと昨日ここで王様とともに内密部屋での異変を知って、心配してくれてたんだろうな……。

 

 私はクィルガーに少しだけギュッと抱きついて、体を離した。

 

「お父様に会えたのでもう大丈夫です」

「そうか」

 

 私はクィルガーにえへへと笑って再び廊下を歩き出す。ソヤリは先に王の間の出入り口前で待機していた。私とクィルガーの様子を見て少し目を細めている。

 私はソヤリとともに出入り口前の台に上がり跪く。王様の許しが出て顔を上げると、前と違って王様の執務机は比較的片付いていた。今日は執務に余裕がある日なのだろうか。

 

「昨日起こったことはソヤリから詳しく聞いている。それから今日になってわかったことがあった。ソヤリ、説明してやれ」

「はっ」

 

 ソヤリはそう返事をして跪いたまま、私を振り返る。

 

「あの魔石術を受けてから特になにもなかったのですが、夜になり自分の部屋に戻ってからとある異変に気づきました」

「なにがあったんですか?」

「全く眠気が来なかったのです」

「え⁉」

「私はそもそも普段から短時間しか眠らないのですが、昨夜は全くと言っていいほど眠気が来ず、結局一睡もしないまま朝を迎えました。しかも寝不足で辛いということも今のところありません」

「それって……」

「あの魔石術には、目覚めの効果があるのではと私は推測しています」

「目覚めですか……あ、まさか目覚め唄を歌ったから?」

「アルスラン様もそう仰ってます」

 

 私はポカンとしたまま固まる。

 

 目覚めの唄を歌ったからって体が目覚める魔石術になるなんて……そんなこと。

 

「……そんなことあるんでしょうか?」

「今朝オリム様にも確認したところ、彼も同じような状態になっていたようです。『なぜか頭も冴えてしまったので、徹夜で研究をしてしまいました』と言っていました」

 

 おおう、研究とは……思った以上にオリム先生が元気なようでよかった。

 

「寝ていないことへの疲労がもしかしたら今後現れるかもしれないので、それも続けて観察していこうとオリム様とは話し合いました」

「そうなんですか……。あの、その他は大丈夫ですか?」

「ええ、特には。オリム様もあのお歳で徹夜した割には元気そうでしたよ」

 

 その言葉に私はほっと胸を撫で下ろす。そしてハッとあることに気づいた。

 

「そういえば同じように魔石術にかかったパンムーも寝てる姿を見てません」

 

 昨夜はハーブティで無理矢理寝たのでその間のことはわからないが、寝る前も起きたあともパンムーは起きてなにかをしていた。いつもは私より先に寝ていることが多いのに。

 私の報告を聞いて王様が口を開く。

 

「其方が昨日使った魔石術が目覚めの魔石術であったことは確かなようだ。ディアナ、歌とは他にもいろんな種類があるものなのか?」

「他の種類ですか?」

「目覚め唄は目覚めるときの子どもの歌なのであろう?」

「あ、そうです。反対の子守唄もありますし、歌には歌詞というものがあって、そこにいろんな感情を込めて歌うので、元気が出る歌や心を慰める歌、幸せな気持ちになる歌……いろいろあります」

「なるほど。ではその魔石術は歌の種類によってその効果が変わるものなのかも知れぬ」

「! 歌の種類で効果が変わる……そんなことができるのでしょうか」

「検証してみたいが、それには実験体が必要だな」

「えっ実験って……実際に人に試してみて効果をみるということですか?」

「そうだ」


 王様の提案に私は顔色を変える。

 

「や、やめてくださいっ。人に負担がかかる実験なんてできませんっ」

「クィルガーと同じことを言うのだな。ソヤリは実験体になってもいいと言ったのだが」

「なんてこと言うんですかソヤリさんっ」

 

 私が目の前のソヤリを非難すると、ソヤリは表情ひとつ変えずに言った。

 

「歌の種類はこちらから指定することもできるでしょうし、自分の体がどう変化するのか興味があったのでやってみたかったのですよ。クィルガーには『ディアナが負担に思うからやめてくれ』と止められましたが」

「当たり前だ」

 

 少し離れた場所に立っていたクィルガーが顰めっ面でソヤリにつっこむ。

 

 ソヤリさんって……意外とマゾなの? 危険がある魔石術にかかりたいだなんて変人すぎる。

 

「私は平気なので、ディアナの気が変わるまで待ちますよ」

「そんな日は来ないと思います……」

 

 実験体になる気満々のソヤリに呆れていると、王様が質問してきた。

 

「透明魔石と血の契約をしていた間に歌ったことは?」

「いえ、ありません。あ、心の中で鼻歌を歌うくらいならありましたけど」

「鼻歌……とはあれか」

 

 そういえば王様にはテルヴァに捕まっていた時に鼻歌を聞いてもらったことがあったね。

 

「その時、透明魔石に変化は?」

「特になかったと思います」

「ふむ……ということは、歌を実際に声に出して歌わないと魔石術が発動しないということか。其方は透明の特性がある故、心の中で歌っても発動すると思ったが……。そこは私の特性とは違うな」

「そうなのですか?」

「私の黄の魔石術は心で命じるだけで発動させることができる。このように」

 

 王様がそう言って手を振ると黄色いキラキラが飛んでいき、王様のそばにある本タワーが音もなく横に移動した。

 

 わぁ、いつもの魔法のやつだ。

 

「それは心の中で命じていたんですね」

「そうだ。これは黄の特性、そして特級の者にしかできない。其方も特級であるからできるかと思ったのだが」

「歌の魔石術が特殊なのかも知れないですね。繋がりの魔石術だったら心の中で命じるだけでできるのかも知れません」

 

 かといってまた血の契約をするのは嫌だな……心の中で命じただけで魔石術が発動するとか怖すぎるよ。

 

 去年の水流筒でも同じことができたけど、威力がそんなに強くなかったから平気だったのだ。魔石術がそのままの威力で出るのは怖いし、血の契約はしばらくはしたくない。

 王様はそんな私の心を読んだのか、もう一度血の契約をして繋がりの魔石術の検証をしろとは言ってこなかった。

 

「……しかし透明魔石はなぜ歌を歌えと言っていたのでしょうか?」

 

 ソヤリがポツリと呟く。

 

「それについてはなんとも言えぬな。歌の魔石術を発動させてなにかをさせたかったのか……そもそも本当に魔石に意思があるのかもわからぬからな」

「確かにそうですね」

 

 私は王様とソヤリの会話を聞きながら自分の胸元を見下ろした。

 

 ……本当にこの透明魔石はなぜ歌えなんて言ったんだろうね。

 

「疑問はもう一つある。歌で魔石術が発動した時にその力をすぐに止めることが出来なかったと聞いたがそれはなぜだ? 其方、特級のサイズの透明魔石を使っているのに力の加減はできないのか?」

「調整……ですか? そういえば透明の魔石術を使うときに力の加減を気にしたことがありませんでした。いつもの色の付いた映像みたいなものも出てこないので」

「それは私も同じだ。透明の魔石術を使う時は他の魔石と違って色が浮かばないからな。しかし、それがなくとも感覚的に力の加減はできると思うが」

「え? そんなことができるのですか?」

「…………」

 

 私が不思議そうに答えると、王様は黙ってなにかを考えて出した。「そうか、一級の魔石ではそこを掴むことができぬのか……」となにやらぶつぶつ言っている。

 

「ふむ、では試してみるか」

 

 王様はそう言うとごそごそと腰に手をやり一つの魔石を取り出した。遠いのでよくわからないが、どうやら腰に下げた袋から魔石を出したらしい。

 

「ディアナ、これを使ってみなさい」

 

 黄の魔石術に包まれた魔石がふわっと浮き、こちらに飛んでくる。魔石はそのまま魔法陣の壁を抜け、私の手元に落ちてきた。私はそれを両手で受け止めて、まじまじと見つめる。

 

「これは青の……特級の魔石ですか?」

「そうだ。私の予備の魔石だ。ここにそのサイズの魔石の予備はそれしかないからな。それで洗浄の魔石術をかけなさい。標的は小さいものでよい」

「……はい」

 

 なにを試されているのかわからないが、王様の言う通り洗浄の魔石術を使ってみる。

 

 目標は……あれでいいかな。

 

 私は目の前にある王の間の出入り口の左右の壁に配置されている灯りに目をやった。金属製のランタンの蓋の上に埃が溜まっているのが見えたからだ。

 

 王の間なんだから少しは綺麗にしたらいいのに。

 

「『マビー』」

 

 いつも通りに名前を呼んで音合わせをする。シャンッという音がして魔石が光ったその瞬間、今までとは違う感覚に襲われて私は「え⁉」と声を出した。

 

「どうした⁉」

 

 クィルガーがなにかあったのかと声をかける。

 

「……すごい……目盛りが実際に見えて……めちゃくちゃわかりやすいです」

 

 一級の魔石を使って出てくるのは魔石の色だけだが、今は細かな目盛りの縦の線がはっきり見えている。意識してその目盛りにググッと寄れば、さらに目盛りは細かくなった。

 

 なにこれ、際限なく細かくできるじゃない。〇・五どころじゃないよ。

 

「それが自分に合った魔石を使った時に現れる光景だ」

「こんな感じなんですか……」

 

 私はその目盛りの一番最下層に青い色が来るように調整し、「ランタンに洗浄を」と命じた。

 すると青い魔石からランタンへ青い光が飛んでいき、上部の部分だけを綺麗にした。

 

 おお、すごい、こんなに狙い通りに洗浄できたのは初めてだ。

 

「できたか」

「はい。私いつも魔石術を大きくかけすぎるんですが、今回は大丈夫でした」

「それが本来の其方の力だ。一級の魔石ではそこまで出来ぬからな」

「力の調整が下手なわけではなかったんですね……よかったです」

「先ほど見えた光景を忘れずに覚えておくことで、そのうち意識しなくても細かな力の調整ができるようになる。そうなれば色が見えない透明の魔石術でも力を調整することは可能だ」

「そうなのですか……でもこれ、普段から練習しないとダメですよね。私、特級の魔石は透明魔石以外持ってないのですが」

「ふむ……其方に一つくらいは持たせておくか」

「よろしいのですか?」

 

 ソヤリが王様の言葉に反応する。

 

「一番危険の少ない青の魔石ならよいであろう。クィルガー、特級の魔石を用意できるか?」

「はっ。必要になる日がいつか来ると思い、魔石商人には話をつけております」

「ほう、珍しく用意がいいな」

「……以前からソヤリに言われていたので」

 

 と、クィルガーは面白くなさそうな顔でチラリとソヤリを見た。

 

「青の魔石だけ買ってディアナに渡してやれ。力の調整はこれから必須になるからな」

「はっ」

「ディアナ、歌の魔石術に関してはもう少し其方の魔石術のレベルが上がってから調べることとする。わかっていると思うが、それまで歌うことは禁止だ」

「‼ ……は、はい」

 

 予想していたことだけど、歌がはっきりと禁止と言われてどうしようもなく気持ちが落ち込んでいく。

 

 ううん、大丈夫だよ。これまでだって歌えなかったんだから、それと同じ。平気平気。

 

 と心の中で言い聞かせるけど、やっぱりしょんぼりしてしまう。長い耳が下がっていくのが自分でもわかった。そんな私を見て、ソヤリが王様に声をかけた。

 

「アルスラン様、今回のお話は以上でしょうか」

「ああ、そうだな」

「では今からお昼にいたしませんか? 例の料理人の昼食をご用意しております」

「む?」

「え?」

 

 ソヤリの言葉に驚いて思わずクィルガーを見ると、クィルガーはフッと口の端を上げて頷いた。ソヤリは続ける。

 

「お一人では食べにくいと先日は仰っていたので、ディアナとご一緒してはどうでしょう? もちろんメニューは分けておりますが」

「其方……この前は他の者が私と食事をともにするのはどうかと言っていなかったか?」

「考えを改めました。ここには他の貴族はおりませんし、アルスラン様の食が進むのであれば良いのではないかと」

「……」

「アルスラン様」

「……はぁ。今日の執務量が調整されていたのはこのためか。相変わらず根回しのいいことだ」

「恐れ入ります。それではすぐに用意して参ります」

 

 ソヤリはそう言うと恭順の礼をとってさっさと廊下の奥へ行ってしまった。

 

 すごいソヤリさん……王様の返事待たずに行っちゃった。

 

 

 

 それから本当にすぐに昼食の準備が整えられ、この前と同じように王様が王の間の出入り口近くまでやってきて座った。なんと今回は私用のローテーブルまで用意されて、王の間に向かい合う形でヤパンの上に座る。なんというか、至れり尽くせりだけど食事相手が王様なのでなんとも言えない緊張感がある。

 だがそんな気分はコモラの料理を見て吹っ飛んだ。

 

「わぁ! コモラの特製ソースが付いてるっ」

 

 私のメニューはコモラのパンサンドとスープだ。コモラのサンドにはいつも特製ソースがついていて、これが本当に美味しいのだ。サンドの中身もそれぞれ変えてあって、学院のパンサンドと違いとても豪華である。

 

 これは、見てるだけでテンション上がっちゃうね!

 

 王様はそんな私を見て不思議な生物を見るような顔になる。

 

「料理を見ただけでなにがそんなに嬉しいのだ?」

「アルスラン様、コモラのこのソースはですね、信じられないくらい美味しいんです。まろやかでコクがあって、どんな素材でもこれをかければ魔法がかけられたみたいに一瞬で美味しくなるんですよ。コモラはある意味魔法使いなんです」

「……意味がわからぬ」

 

 王様のメニューはこの前より汁気のあるものが増していた。ソヤリがちゃんと王様の好みをコモラに伝えたようだ。

 

 あ、水餃子もある……いいなぁ、美味しそう。

 

 それから今日の料理の話や栄養の話をしながら王様と一緒にご飯を食べた。コモラのパンサンドはやっぱり感動するくらい美味しくて、しょんぼりしていた気持ちはすっかりなくなっていた。

 にこにこしながら王様と向かい合って食べていると、ふとあることに気づいた。王様の胸には魔石のネックレスが付いていない。

 

 というか、アルスラン様って装飾品をなにも付けてないよね? 普通王様ってたくさんの宝石とかじゃらじゃら付けてるものじゃないの?

 

 私の視線に気づいたのか、王様が私をチラリと見て言った。

 

「なんだ?」

「あ、いえ……アルスラン様は魔石のネックレスを付けていらっしゃらないんだなと……」

「特級の魔石はネックレスにするには大きすぎるからな」

「では別の装飾品にされているのですか?」

「いや、腰袋に入れてある」

「ふぇ⁉」

 

 腰袋に⁉ 直接突っ込んでるってこと⁉ あの大きさの魔石って多分とんでもなく貴重で高価なものだよね? そういえば予備の魔石も腰袋から出してたけど。

 

「そもそもアルスラン様が特級であることは秘匿とされていますからね、特級のサイズの魔石を表に出すことは昔からありませんでした」

 

 ソヤリの説明になるほどと納得する。

 

 確かに表には出せないよね……。

 

 一級よりも上の階級があることがわかれば国の力関係も変わってしまう。他国のアルタカシークに対する警戒レベルがマックスになることは容易に想像できる。

 

「でも魔石のネックレスを付けてないことを他の人は不思議に思わなかったのですか?」

「昔はダミー用に一級の魔石のネックレスを付けていたので怪しまれることはありませんでした。ただそれもここに我々しか入らなくなってからは『重い』と言って外されてしまいましたが」

 

 重いって……このネックレスが重いの? 

 

 私はソヤリからそれを聞いて思わず自分のネックレスを見下ろす。そして急激に王様の筋力の無さが心配になった。

 

「アルスラン様……あの、不躾な質問なのですが、普段から運動というものは」

「特にしていない」

「ちなみに運動はお好きでは」

「全くない」

「……少しだけでもしてみませんか?」

 

 そう言うと、王様の表情が完全に無になった。

 この顔は「とてつもなく面倒臭い」ということだろうか。

 

「やり始めたら楽しいかもしれませんし」

「必要ない」

 

 ……必要はあると思うけど。

 

 ソヤリを見ると、どうしようもないという顔で肩をすくめて首を振った。きっとこれまでもソヤリから王様に何度も進言したことがあるんだろう。

 

 食事だけじゃなく、運動もしてもらえるようになにか対策を考えた方がいい気がする。王様健康同盟としては。

 

 私は頭の中で王様ができそうな運動を考えながら、パンサンドの最後の一口を口に入れた。

 

 

 

 

透明の特性があるディアナは歌うだけで魔石術が発動することがわかりました。

ひとまず特級の魔石で力の調整の練習をすることに。

少し凹んでいた気持ちもコモラのご飯で復活です。


次は ザリナのスパルタと中間テスト、です。

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