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転生したら木って言ったら笑う?  作者: 麺職人
狂乱の花弁
8/26

冬に向けて

 エンラが産まれてから5ヶ月が経った、彼女は今では村の人気者である、何しろとっても可愛いのだ、それと父親は出稼ぎに出ているらしく体の弱い美人さんだけでは育児は難しいということで村の皆が気にかけているということもあるだろう。

 エンラはお座りも出来る様になり、離乳食も食べ始めている様だ、少し早い気もするが中身は高校生なので当然と言えば当然か?私の所に連れてこられる時も起きている事も多くなった。あう〜とか、わう〜とか言ってて可愛い。

 それはともかく今季節は冬に近づいているというかもう冬だ、私の葉も落ち始めている。何だか悲しくなってくる有り様だ、未だ春は先なので暫くこのままだ。

 村では狩猟祭というのをやるらしい、厳しくなる冬に備えて保存食に干し肉を作る為に今日から2週間毎日狩をするらしい、因みに普段は3日に一回程だ、それと狩をした事が無い若い男たちを狩にデビューさせる様だ。

 そんな訳で今私の前にはケモミミオッサンズとケモミミボーイズが跪いて祈ってます…むさ苦しい…


  (経験値を獲得しました)

  (レベルが6アップしました)


 経験値が沢山もらえて嬉しいですね〜

 そうそう!!アビリティも夜な夜なしている訓練の甲斐あって耐性以外のレベルもそれなりに上がってきたんですよ〜魔法系は殆どレベル9くらいで得意な水と土はレベル10になり上位アビリティを獲得しました!

 という訳で!!


  (「光魔法Lv9」「祝福{小}」!!)


 キラキラした光が若者達を包む、「祝福{小}」は対象の全ステータスを一時的に10%底上げして状態異常の耐性も高める魔法だ、怪我無く帰って来いよ〜。ケモミミボーイズは一瞬ビックリしたようだがステータスが上がっているのに気づいたのか喜んでいる、慣れられて依存されると困るので毎回掛けるつもりは無いが今日だけ特別だ、時間制限があるから此処で喜んでる暇があるならとっとと狩に行け…

 


 ケモミミオッサンズとケモミミボーイズが狩に行くと、女性達は大量の干し肉を作る準備の為にせっせと働き始めた、エンラの母親のエリアも人手が足りないので駆り出されている。

 そんな光景を見ているとエンラが家からハイハイで出て来やがった!!女性達は気付いていない、エンラはそのままハイハイで森に向かう……何考えてんだ!死ぬぞ!てか中身高校生だろ良く考えろよ!「格闘術の天賦」何て貰って調子に乗ったか?!兎に角連れ戻さなければ!どうしよう、移動出来ないのがもどかしいな〜

 そんな事を考えてたら見失った!どこだ!


  (「幻夢魔法Lv1幻霧」!!)


 霧で揺れを感知して探す……いた!!もう森の中に入ってやがる、デカイ魔物は近くに居ない様だ…デカイのはな…なんか角が生えた犬みたいなのがいます、ピンチやん!!魔法による攻撃の射程範囲外まで行っちゃてるし!未だ1歳にもなってねーだろ!転生者だからって成長が早いのも考えものだ。どうしようこのままだと喰われるぞ!

 角犬がエンラに飛び掛かる、嗚呼あああ!!やばい死んじまう!っと思ったけど5〜6歳位の子が出てきて角犬に向かって槍を突き出した、槍は角犬の心臓を貫き角犬は数秒もがいたあと絶命した。

 その子はエンラを抱えると走って村へ戻った。

 エリアは突然消えた娘を探してオロオロしている、1歳にもなって無い赤ちゃんがウロウロするとは思わんよな。

 エンラは無事母親の下へと届けられ一件落着と言った感じだ。エンラを助けた子はラオという虎の獣人でなんと「槍術の天才Lv4」を持っていた、転生者でもなんでもないので本物の天才と言うやつだ。その後ケモミミオッサンズとケモミミボーイズも無事狩から戻って来た。

 まぁそんなトラブルもあったが今日も我がアルト村は平和である!!



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