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転生したら木って言ったら笑う?  作者: 麺職人
狂乱の花弁
19/26

VS地下の覇者 前編





 人族領を目指して北へ向かう私の前に聳え立つのは高い山脈、頂上の辺りには黒雲が渦巻いている。アルトを襲った塵共があそこを越えて来たとは思えない、迂回して来たか山脈を貫くトンネルが有るのだろう。



 取り敢えずトンネルを探して見ようか。



 (「植物魔法Lv7感覚共有」)




 私の枝が他の木に繋がりその木の枝が他の木に繋がり、と言うのを繰り返し私の支配下に置いていく。その感覚を私のものにしていく。「霊幻魔法」でも広範囲を見る事が出来るが霧を媒介にする為時間が掛かる、まぁその分正確だが今回は速さを優先したい。



 感覚を共有した木によると北東に大きな穴を発見した。30メートルを超える動く大樹にまで成長する私でも通れる程の大穴の様だ。早速根が集まって出来た足を動かし向かう。


 洞窟に着くと「霊幻魔法」で中を調査する。何本か分かれ道があるが空気の流れがある、反対側に繋がっていそうだ。広さも私が通れるまま続いている。洞窟内は日の光が乏しい為アビリティ「光合成」が発動しないので自動回復が無い状況なので注意しよう。時折現れる魔物を経験値に変えてすすむ、殆どの魔物の名前にはニェウシとついており「鑑定」によるとこの洞窟が有る山脈の名前らしい、そこに住む固有種だから名前にニェウシを冠している様だ。


 洞窟の床には塵共(ヒューマン)の足跡が残っておりやはりここを通って来たのだろう。ふふっみんな待っていて、今仇を滅ぼしてあげるから。


 洞窟内を調査していた幻霧に突然新たな反応が現れる、地中を進む中で偶々洞窟の壁を破って出てきてしまった様だ。前方500メートル、洞窟の床でゆっくりと鎌首を(もた)げる巨大な蛇。全長は50メートル程だろうか?まぁ良い、復讐の為の糧になってくれ。



 タイラントスネーク

 Lv96/150

 種族特性

 「蛇鱗(じゃりん)

 HP 8977/8977 MP6782/6782 ST1986/28963 移動能力8976 物理攻撃7894 魔法能力5673 防御能力14533


 状態

 「契約」


 基本アビリティ

 「掘削」「地鳴らし」「石化の魔眼Lv6」「ラピッドスケイル」「テイルウィップ」「堅牢Lv7」「豪傑Lv6」「毒の息Lv4」「竜の息吹Lv1」「火炎耐性Lv8」「岩石耐性Lv9」「闇耐性Lv3」「雷電耐性Lv8」「念話Lv2」


 種族アビリティ

 「毒牙Lv5」「蛇の呪い」


 魔法アビリティ

 「岩石魔法Lv8」「黒印魔法Lv4」


 称号

 「頂点捕食者」「竜殺し」「地下の覇者」「蛇の王の眷族」「ビーストマンキラー」




 タイラントスネーク

  大陸南部に生息する蛇の魔物、巨体を生かした強力な物理攻撃と高レベルの「岩石魔法」が厄介。地中を縦横無尽に移動し獲物を探す。非常に強力で下位竜を成す術も無く捕食する程の力を持つが知性も高く交渉する事も出来る。危険度Bプラス






 中々強そうだ、恐らく今まで私が会った中で一番強いだろう。相手もこちらに気付いている様で黄金と茶の鱗が威嚇する様に音を立てる。称号「蛇の王の眷属」の効果で私の称号「恐怖の大王」の恐怖効果を辛うじてレジストしている様でこちらに敵意剥き出しだ。



 (哀れな大樹よ、ここを通す訳にはいかぬ。分かるぞその匂い、死の香りだ、多くのヒューマンを屠ったのだろう。我がヒューマンとの契約を守るためここは通さぬ)



 「念話」のアビリティか!?意外と饒舌なんだなぁ!?ヒューマンの塵共と契約だって?ふざけんな、称号にも「ビーストマンキラー」なんてつけやがって、殺すぞ。いや、元々殺して経験値にする予定だったが契約について吐かせてから殺す。



 先ずは牽制、タイラントスネークが耐性を持たない「激流魔法」と「疾風魔法」を仕掛ける、彼方も「岩石魔法」で岩を飛ばして来る、「ヴルトゥーム」で防御能力に150倍の補正がかかっている私にはそんな攻撃は効かない。岩は私の樹皮に当たり弾かれる、対して私の魔法は称号「妖精大樹により10倍の補正がかかっている、かなりのダメージが入る筈だ。私の魔法がタイラントスネークに直撃する、牽制で放った攻撃だが矢張り効いて様で1000程ダメージが入った。


 タイラントスネークは防御に自身があったのか自身にダメージを入れられた事に驚いてる様だ。しかし直ぐに体制を立て直し「岩石魔法」で防壁を建てる、あれは恐らく「Lv6要塞岩」か。舐められては困る、その程度の防壁では私の攻撃は防げない。私の魔法が炸裂し壁をぶち破る。



 

 壁越しでもかなりのダメージが入った筈だ、まだ倒しては居ないだろうがもう動けまい。





 しかし土煙が晴れた先にタイラントスネークの姿は無かった。





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