表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ロストキルレシオ  作者: 湿った座布団
三章・黒炎の騎士
79/250

八話・魔王領

 



 アリスの部屋を出て、それから剣を振ろうと思っていた。


 だが道中で一人の魔術師に呼び止められ、どこかに連れて行かれていた。

 自室の近くで声をかけられたので、恐らくは待ち構えていたのかもしれない。

 なにやら元老会議というものに招かれて行かれることになったのだ。


「その、元老会議とは?」


 先を歩く案内役、マントのないローブに三角帽子を被った、四十いくらほど男に聞く。

 すると彼は振り向き、こちらを見返して慇懃に答えた。

 歩みを止めることはなかったが。


「……元老会議とは、ロスタリアの元老による会合です。すなわち我が国の意思決定機関になります」

「なるほど」

「先日のイェルド卿との会談は非公式なものですから。こちらで改めて勇者様に挨拶させていただきます」


 言葉は丁寧だが、やはり声は冷たい。

 思えば豪放なイェルドですらアッシュたちに警戒を怠らなかった。

 この国ではやはり、実のところは歓迎されてはいないのだろう。


「アリスたちはいいのか?」


 どうせ知っているのだろうと名を出すと、彼は低く鼻を鳴らした。


「ご冗談を」


 ただの騎士と神官を招く場所ではないと、言外げんがいに言われて頷いた。

 どうせ彼女らもこのような場所は好かないだろうから。


「…………」


 塔を登り、どれだけ登っても目的地に着く様子はなかった。

 しかし遠回りをするとは思えないから、いつ着くかなどとは聞かなかった。

 無駄だからだ。


 そして無言のまま塔を進み、やがて最上階と思しき場所に辿り着く。

 じっと見てみると、なんだか物が少ない場所だと感じた。

 本棚も何もなく、絨毯を敷かれた短い廊下だけがある。

 廊下の先には、大きな扉が一つだけぽつんとある。

 おそらくはこの先が議会なのだろうか。


 そして歩いて行くと。


「来たか! 勇者殿!」


 イェルドが、笑みと共に扉の前で出迎えていた。

 六人ほどの武器を携えた魔術師が周囲を固めていた。

 アッシュは、イェルドも別に本心で笑っているわけではないのだろうと思いながら答える。


「ああ、中で会議か?」

「そうだ。入ってくれ」


 彼の配下の魔術師により扉が開かれ、アッシュは議事堂に足を踏み入れる。

 しかしそこには……元老の従者と思しき者を除けばだが、それでもたった三人がいるだけだった。


 二十席はある大きな円卓であるのに、まばらに腰掛けるのは三人だ。

 イェルドと同じ装いの、元老がこちらに視線を向けた。


「勇者か。少なくて悪いが、よろしく頼む」


 口を開いたのは、一番奥に座った若い男だった。

 黒髪黒目を後ろに纏めた痩身の青年だ。

 年齢は、三十代に入るかどうかに見えた。

 それでも元老であるということは、やはり徹底した実力主義を採用しているのだろうか。


 続けて、彼の左に座った白髪に青い瞳の老魔女が口を開く。

 気の良さそうな彼女が、のんびりとした口調で補足する。


「この人数は普段通りだよ。大半の元老は、門派のための予算の取り合いの時しか来ないからね」


 さらに、最初の青年の右の……少し離れた位置に座る元老も声を上げた。

 こちらも老人なのか、しわがれて気難しそうな声だった。

 短く揃えた白い髪に三角帽子を載せ、銀の瞳の鋭い視線で見据えてくる。


「どうせ長い付き合いにはならんのだ。名乗る必要もないだろう?」


 老いてはいるものの、魔術師らしからぬ鍛えられた肉体からは若さも感じる。

 彼は大きな、あまりに大きな杖に寄りかかるようにして座っていた。

 どうにも不機嫌な様子でアッシュを値踏みしている。


 そして名乗る必要はないと言い切った彼に、先ほどの青年がからかうように声をかける。


「そう言うな、レイエス卿。たとえ刹那の縁とて、礼を欠くのは道にもとる。それくらい分かるだろう?」

「歳上にそういった口の利き方をするのは、貴様の道にもとらないのか?」


 青年に諌められた老人……呼ばれた通りレイエスなる一門に属するのであろう男が皮肉げに返す。

 すると青年は笑い、煽るように右手の人差し指を揺らした。


「悪いが獣道なんでね。これくらいはご愛嬌だ」

「……ガキめ」


 険悪な空気を漂わせる二人に、アッシュの背後にいたイェルドが呆れたような声を上げた。


「分かった分かった。お前ら落ち着け。とりあえず左から名乗れ」

「あ? 指図するのか?」


 なにがそんなに気に食わないのか、レイエスの男がまたじろりと睨む。

 すると、老婆がため息混じりに彼を制した。


「あんた落ち着きな、先も長くないんだから……」


 続けて、まず彼女が名乗る。

 アッシュから見て一番左に座っていたからだ。


「あたしの名はロザリア=クロウ=ヴァンゼリア。勇者殿と違って大した者じゃないけど、名前だけでも覚えていってくれると嬉しいね」


 温和な表情のロザリアは、アッシュに対して特に思うことはないようだった。

 そして彼女が名乗ると青年も老人も黙り込み、アッシュの方を何も言わずに見つめていた。


「…………」


 こうなることを見越して彼女から名乗らせたのだとしたら、やはりイェルドはよく気が回るのだろうと思う。

 そしてそれに青年も続く。


「俺の名前はマイゼル。一応メルジアの元老をやってる。よろしく」

「……ヨエルだ」


 青年から一拍遅れて老人も名乗り、全員の名前を把握した。

 そこで、イェルドが手前の席に腰掛けてこちらに振り返った。


「勇者殿も座ってくれ」

「ああ」


 イェルドから一つ空けて腰掛けた。

 するとアッシュはちょうどマイゼルと向かい合うことになる。


「勇者殿は黒髪黒目か。もしかすると、聖教国の北の出かな?」

「ああ」

「俺も元々あちらの方の移民でね。何代か前にこちらに越してきたらしい」


 楽しそうに語る彼に、ヨエルが辛辣に言葉を投げた。


「しみったれた故郷の話がしたいなら、そこのお人好しババアとイェルドでサウスローネの不味い茶でも飲みながらやれ」

「なんで無理くり全方位に喧嘩売るんだよ、アンタ」


 マイゼルが青筋を立てる。

 再び口論の気配がした。

 疲れたように、イェルドが口を挟む。


「だから落ち着けと。……あと俺らの料理にクセがあるのは認めるが、茶は普通だ」


 案外彼は苦労人なのかもしれない。

 そんな彼らを愉快そうに見つめて、ロザリアが優しく微笑んだ。


「そのババアに金借りてるくせにまぁ、よくもそんな口利けるもんだね。あんたの一門の資材を差し押さえてやろうか?」


 彼女の言葉にヨエルは何も言わず帽子のつばを握り、表情を隠してしまった。

 どうやら、そういうことらしい。

 見ているとなんだかうんざりしてきた。

 話に中身がない。


「茶番はもういいだろう。さっさと始めてくれるか?」


 ヨエルが口を閉じたのを見計らって切り出した。

 無礼な言葉ではあったが、あちらも特に気を遣っているように見えない。

 一方的に礼を尽くす道理はないはずだ。


 すると、マイゼルが苦笑いを浮かべる。


「そうだな、始めようか。サウスローネ卿、進行を頼めるか?」


 依頼を受けたイェルドは頷いた。


「引き受けた」


 話の中心になるのはどうやら彼のようだ。

 だからアッシュは椅子を傾けて向き直った。


「わざわざ呼び出したのは、元老との顔合わせという意味もある。勇者を呼び出しておいて、非公式の面会しか行わないようじゃ体裁が悪いからな」


 ロスタリアという国にとって必要な外交上の手続きを踏んだのだと、イェルドが言った。

 しかしこれが本題でないことも分かっている。

 手続き以上に、何か話しておきたいことがあるはずだ。

 だからアッシュは何も言わず次を待った。 


 すると、やはり彼は言葉を続ける。


「だが知っているだろう、勇者殿。少し前に帝国が、『戦士』の国が陥落した」

「ああ」


 短く答えた。

 確かにその通りだ。

 そしてこれは、ロスタリアと聖教国と同盟に大きな影響を与えた出来事でもある。

 すなわち空前の脅威を前にして、魔王の一角を堕とすために結託せざるを得なかったのだ。


 なぜなら今回陥落した国、東方に広大な領土を持つ【ハンテルク帝国】は、ロスタリアと同じく使徒を擁する国だった。

 その帝国が陥落したのだから、最早この国も楽観視はできない。


 聞けば守りの要である使徒は無惨に討ち取られ、国家元首であり戦士の眷属でもある皇女は行方知れずになったそうだ。

 さらに市民は虐殺され、かつての栄華は影もない。

 絢爛たる帝都は破壊され、毒に沈んだのだと。


「彼が死んだとは、俺には信じがたいが」


 しかしそう返した。

 アッシュはかつて帝国の使徒と戦列を共にしたことがある。

 その戦いこそ無惨な敗北だったが、『戦士』ガルムの戦力は劣勢の中にあってもひたすらに他と隔絶していた。


「とはいえ勇者殿。魔王が出たのでは、それもある意味妥当な結果だと思わないかい?」


 だがロザリアがそう返してくる。

 こうなると、アッシュも同意せざるをえないところがあった。

 今回の戦役では、帝国に魔王が攻め入ったと言われているのだ。


「…………」


 本来の魔王は人の国に攻め込んだりすることはない。

 魔王の領域に安置され、世界に災禍を振りまく『卵』。

 これを守り続ける理性なき怪物、自我を失った狂人の成れの果てこそが本来の魔王である。


 だが今回の『一の魔王』は、戦役の歴史の中でも稀な存在だった。

 すなわち理性を保ったまま現れた魔王で、そういった個体は自らの領域の外へと出てくることがある。

 また、もし魔王自ら使徒と帝国を滅ぼしたというのならば、全くありえない話ではなかった。


「……確かに」


 頭痛のような感覚を感じながら、アッシュは頷く。

 するとヨエルが吐き捨てるようにつぶやいた。


「【ガーレン魔王領】とか言ったか? 一体どういうつもりなのやらな」


 彼が口にした『ガーレン魔王領』とは、魔獣と魔王の国の名前だ。


 一の魔王の器の男は、ガーレン王国という国を治める王であった。

 この国は今回滅びた帝国の属国の一つであった。

 そして魔王となった直後に、魔王が自らの国の軍に魔獣を編入し、周辺の国へと次々と宣戦を布告した。


 どういうつもりなのかは、アッシュにも分からない。

 だから黙っていると、マイゼルも嘆息する。


「俺にも分からないな。連中のやることはさっぱりだ。怖いけども」


 本当に、ガーレンの意図は全く読めないものだった。


 なにしろ攻め入り、やることは略奪でも侵略でもないのだ。

 ただ殺し、奪った土地に毒を撒き散らす。

 アッシュが知る限りはそれだけだった。

 そうして百年先まで草も生えないような、不毛の土地を大陸の地図の上に広げていくのだ。


 まともな集団のやることだとは思えなかったし、意図も正直図りかねる。


「まぁ、連中の思惑はともかくとしてだ。そこで勇者殿に一つ提案がある」


 また話を取りまとめ、イェルドがこちらに向き直った。


「提案?」

「そうだ。これはまだ交渉に出していない話だが、四の魔王討伐後も同盟を維持したいと思っている。魔王領との交戦も視野に入れてな」

「……どういうつもりだ?」


 先日のこちらの力など必要ないと言わんばかりの態度は鳴りを潜めていた。

 今のイェルドは、こちらの出方を伺うような色をかすかに浮かべていた。

 それはもちろん、なんということもない表情の裏に隠されてはいたけれども。


「俺たちは勇者殿が思っているほどには強くないと、そういうことだ」


 イェルドがそんなことを言ってきた。

 アッシュはまた困惑を重ねる。


「何故そんなことを俺に教える?」

「魔王を倒すために共に動くのなら、どうせ分かることだ。それに……もう一つの頼みにも関係するしな」

「もう一つの頼み?」


 理解しかねて聞き返すと、彼は深く頷いた。


「そうだ。俺たちの使徒、テンペスト卿は幼い。どうしても弱さはある。……あのお方はその、気難しいもので。どうしても表立っては口にできないが」


 幼さ故に力を持て余しているのか、あるいは心に隙を残したものか。

 それは分からないが、つまるところは……。


 と、察したアッシュに、認めるようにイェルドが頷く。


「そうだな。俺はあんたにあのお方を守ってくれるよう頼みたいんだ」

「以前の態度と随分違うようだが」


 以前はかなり強気だったように記憶している。

 すると、イェルドがバツが悪そうに微笑む。


「まぁな、察してくれよ」

「そんなことを言われても困る」


 察してくれとは言うが、本当によく分からない。

 同盟の持続にせよシドを守ることにせよ、こちらに頼む必要はない。

 なにせロスタリアは強く、シドは使徒だ。

 本来ならこちらが頼んで協力を頼むとか、それだけの立場の差があってしかるべきなのだから。


 だがその言葉に対して、当然のようにイェルドは頷いた。


「いや、あれは建前だ。ここで腹を割ったのは、勇者殿の同意があった方がやりやすいからだ。聞いたことを利用してかき回すようにも見えないしな」


 つまりはアッシュが政治をやらないことを見切った上で、最大限の協力を取り付けるために本音を漏らした。

 そういうことらしい。


 これを思えば、元老会議という場もよく考えられている。

 何故なら『勇者』であるところのアッシュ以外に聖教国側の人間が来れないからだ。

 なら、どれだけ下手に出ようが外交にはなんの影響もない。

 いくらでも本当の話をして、アッシュの信頼を得ればいい。

 アリスたちを呼ばなかったのも、こうした話を外に漏らさないためだろう。


 もちろんこれも、アッシュが言いふらすようなら話は別だ。

 しかし政治に興味がないからそんなことはしない。

 ただ、ロスタリアとは上手くやるように口添えをするだけだ。

 ここまで完全に見切られている。

 そして仮に本当の交渉の場に立ったならば、イェルドは最大限自分たちに有利な条件を引き出そうとするだろう。


「…………はぁ」


 ため息を吐く。

 やはり彼も元老だと再三アッシュは思い知らされる。

 彼のような男とは張り合うだけ無駄だろうし、そんなつもりもなかった。

 適当に答えておく。


「国益のために戦っているつもりはない。どんな形でも、協力を得られるのならば感謝する」

「そうか、それはよかった」


 嬉しそうに答えたイェルドから視線を逸らし、アッシュはがらんとした会議室を見渡す。

 仮に席の数だけ元老がいるのならば、これほどまでに無関心なのはいっそ間抜けですらあると今さらながら思う。


「ロスタリアでは、今の戦況を重く見ていないのか?」


 勇者は不在、戦士が死に、治癒師はいまだ現れず。

 さらに相対するのはかつて類を見ないほどに厄介な魔獣の国だ。

 暫定で最後の使徒を擁するロスタリアは、間違いなく次に狙われてもおかしくはない。

 四の魔王の脅威を排除したとしても、到底安心できるようなものではないはずだ。


 だから尋ねると、マイゼルが居心地が悪そうに答えた。


「みんな利己的だからなぁ。予算と研究とソーセージのことしか考えてないんだ」


 続けてロザリアが口を開き、イェルドも不敵に頷く。


「シド様は負けたことがないし、ロスタリアも軍隊だけは強いからね。どうしても楽観してしまうもんさ」

「だがその分、俺たちは動きやすい。やりたい奴が政治なんかやればいいってこったな」


 すると不意にマイゼルが愉快そうに笑う。

 そして黙りこくっているヨエルを指さした。


「だがもちろん熱心な人間もいる。ヨエル殿は、これで案外憂国の士だからな。ロザリア卿への借金は帝国から個人的に大砲を買うためときた」


 大砲。

 その存在はアッシュも知っている。

 聖教国をはじめアトス教の国では宗教上禁じられているいくつかの学問の産物だ。

 幾度か戦場で目にしたこともあった。

 非常に強力な兵器だ。


 偏屈そうな態度とは裏腹に、国のために大砲を買っているのだという。

 やはり人の上に立つだけの器はあるようだ。

 内心で感心していると、そんなヨエルをロザリアがからかう。

 イェルドも一緒だった。


「ああ、あたしもよく覚えてるよ。レイエスの工房で国産化できないものかって買い込んで……」

「俺はんなもんより剣を作れっていつも言ってるんだがなぁ」


 和気あいあいとヨエルをからかい始める面々に、アッシュは小さく鼻を鳴らす。

 また、話から中身がなくなったからだ。

 もう有意義な話はできないだろうと直感した。


「帰ってもいいか?」

「勝手にしろ」


 ヨエルの無愛想な同意を得て、すぐに席を立つ。

 剣を振りに行こうと思った。

 するとイェルドが声をかけてくる。


「行くのか、勇者殿」

「もう話もないんだろう? 悪いが行かせてもらう」

「鍛錬か? 俺もあんたと立ち会ってみたいがなぁ」


 なんだか残念そうにするイェルドだが、ただの人間とアッシュでは勝負になるはずもない。

 彼が、指一つでも動かす前に首を叩いて終わる。

 剣騎士の物語は単なる娯楽だ。


 もちろん彼も分かっているのか、挑戦してくることなどなかった。

 物憂げな息を吐き、軽く手を振って別れを告げる。


「まぁ、修練場は好きに使ってくれ。いつか太刀筋だけでも見に来るかもしれないがいいだろうか?」

「構わない」


 短く言い残して、アッシュは椅子を机の下に押し込んでから円卓をあとにする。

 そして会議室の出口へと向かうと、イェルドの従者の一人が先んじて扉を開いた。


「すまない」


 礼を言って小さく頭を下げた。

 それから部屋の外に出る。

 遠ざかる会話の音を聞くともなしに聞きながら、ロスタリアにはロスタリアで問題はあるのだと思う。


 魔術に夢中で外敵の脅威に気が付かないなどとは全く悪い冗談だとしか思えなかった。

 だがここではそれが普通なのだ。

 加えてこの国の人間はアッシュたちを敵視しているふしもあるし、作戦の連携にはやはり不安が残る。


 だが、だからこそ一体でも多く討ち取らなければと改めて気を引き締めた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] >あたしの名はロザリア=クロウ=ヴァンゼリア。 キャロル=ワンド=ヴァンゼリアの関係者?シドレベルの才能になるとたぶんキャロルは大切されてるだろうし、そりゃ憎まれる...
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ