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ロストキルレシオ  作者: 湿った座布団
一章・偽りの英雄
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二十六話・破戒騎士

 


 ガタが来ているな、と内心でそう自嘲する。


 魔人化した直後に気がついた。

 心臓の疼きが常よりも激しい。

 また、久しく忘れていた熱病に蝕まれるのに似た感覚が意識を侵していた。


 過度の封印を押しのけるために大きく力の開放したこと、それに魔人化が立て続けになったのも悪かったのだろう。


 また寿()()が縮むだろうかと、アッシュは他人事のように考える。

 しかしすぐにそんな思考も切り捨てる。


 グレンデルが戦闘態勢に入ったのだ。


「さぁ、行くぞ。俺の力を、見せてやる……!」


 ぎらつく目でグレンデルが宣言する。

 刹那、その脚から凄まじい勢いで炎が吹き上がった。

 炎の推進力による高速機動でアッシュに迫る。

 それを見て、一つの逸話を思い出す。


「…………っ!」


 破戒騎士の『炎の鉄靴』だ。


 彼が手を加えた聖遺物は『風の靴』だと言われている。

 それは涼やかな風を巻き起こし、神速の踏み込みを可能にするものだった。

 だが改造の結果、炎を噴き上げ空を駆ける魔道具へと作り変えられた……と、そんな話を思い出す。

 聖遺物に手を加える人間がいるとは思っていなかったから、小耳に挟んだ程度のことでも覚えていた。


「避けてみろ! アッシュ!」


 そんな言葉と共に、グレンデルの両の上腕から長大な氷の剣が伸びてきた。

 アッシュの首めがけて振り下ろされる。

 身をかがめてそれをかわし、突っ込んできたグレンデルとすれ違って距離を取る。


「………」


 今のは恐らくグレンデルの武器、二振りの杖の再現だろう。

 彼は自らの杖にも改造を施し、『氷刃』の魔術を使うことに特化した武装へと変貌させていたと聞く。

 しかし魔獣となった今、氷の刃の二刀流は魔法へと変わりさらに強力なものに昇華されていた。


「『炎剣フレイムアーツ』」


 アッシュは剣に炎を付与し、鎖を腕に巻いてグレンデルに相対する。

 敵は絶えず炎を噴き上げ、氷の刃を構えている。

 その姿からは、ノルトなどとは比べ物にならない威圧感を感じた。


 アッシュは口を開く。


「どうした? 来ないのか?」


 滞空してそのまま動かない相手ににそう告げる。

 すると、答えもなくその姿が落ちて、地に足をつけて……次の瞬間にはブレた。


「…………!」


 凄まじい速さだった。

 最初の交錯の時と比べても桁違いのスピードだ。

 恐らくは、あの肥大した左足の踏み込みによるものだろう。


 瞬きの間に目の前に現れた。

 勢いを乗せ、右の氷剣が振り下ろされる。

 アッシュは『偽証』で柱を作り出し、腕の部分を止めようとした。


 が、グレンデルは炎の噴射により体を反時計回りに一回転させる。

 斬撃の方向を瞬時に切り変えてきた。

 氷剣は柱をすり抜けてアッシュに迫る。

 剣で流してなんとか防ぐも、当然それで終わりはしない。

 息つく間もなく連撃が重ねられる。

 アッシュはそれをかわし、受け流して、あるいは刃の側面を叩いてそらす。


 それから、攻防に一瞬の空白が生まれた。

 グレンデルと視線がぶつかる。


「大したことないじゃないか、アッシュ」


 魔獣にとっては三戦目とはいえ、突然の『偽証』に対してあの対応力を見せたのだ。

 その言葉も単なる挑発ではなく、あるいは本心なのかもしれない。

 しかし、それでもアッシュは魔獣を称賛する言葉を持たない。

 たとえどれだけの絶技を見せつけられようが、かける言葉は悪態のみだ。


「黙って殺されろ、羽虫が」


 短いやり取りの後、獰猛な笑みを浮かべてグレンデルは距離を取る。


 そして支門の紅い光が照らす森を飛び回り、アッシュの視界の外に出て奇襲を仕掛けてくる。

 その速さはやはり大したものだった。

 が、どこから飛んでこようとアッシュの目の前に来るならいくらでも対処法はある。


「『偽証イグジスト』」


 猪突猛進で仕掛けてきた、グレンデルの目の前に壁を作り出す。

 いかに魔獣とはいえ、ただの突進で金属板をぶち抜ける道理はない。


 壁の向こう。

 激しい衝突の音がして壁を氷の剣が貫く。

 しかし、グレンデルは確かに止まった。


 アッシュはそこで壁を消し、中空で静止した敵に鎖を投げて狩る。


「なっ……!」


 声にならない声を上げ、左腕に鎖を繋がれたグレンデルは引きずり落とされる。

 鎖を切り落とされてもつまらないので、アッシュは即座に肉薄して接近戦を仕掛けた。


 飛びかかるように繰り出した上段の一撃は当然のように防がれてしまう。

 だが、あくまでそれは囮だった。

 アッシュはあっさりと剣を手放しグレンデルの顔を殴りつける。

 予想外の行動だったのか、三発まともに拳が入る。


「クソっ……!」


 グレンデルは悪態を吐きつつ、組み打ちを仕掛けたアッシュを腕の剣で迎え撃とうとする。

 右の剣はかわす。

 次に左の剣が来た。

 しかし、その腕には鎖が巻き付けてある。

 だから鎖を引いて腕ごと刃を逸らした。


 さらに、攻撃に転じる。

 殴りかかるフリをして、唐突に『偽証』でレイピアを作る。

 刺突の一撃を加える。

 グレンデルは直撃するが、以前にも増して硬度を増した装甲により弾き返してみせた。

 そして、両の手の剣を短く縮めてアッシュに斬りかかってきた。

 魔法の刃は刃渡りまで自在のようだった。

 現在の間合いに合わせて、長さを変えてきたというわけだ。


 しかし。


「どうした魔獣。具合でも悪いのか」

「…………ッ!」


 地上での近接戦闘なら、明らかにアッシュに分があった。

 何故なら身体能力でこちらが上回っているからだ。

 そしてその原因は、門衛の魔獣が持つとある性質だった。


 つまりこの魔獣は、寄生の際に宿主の体を改造し能力値を調整する習性があるのだ。

 このことは狼の魔獣とノルトを比較すればすぐに分かる。

 たとえば狼は攻撃力が強く、代わりに防御力に欠陥があった。

 しかしノルトは防御力が高く、代わりに狼ほどの素早さや腕力は持ち合わせていなかった。


 さらに先ほどのレイピアの手応えで、今回は防御力を偏重していることを理解していた。

 なので他の能力値が下がっていることが推測できるはずだった。


 恐らく、削ったのはグレンデルの飛行技能で必要なくなったスピードだろう。

 また、パワーもほんの少し減らしているかもしれない。


 だがその代償として、地べたでの近接戦闘に引きずりこまれたグレンデルは劣勢を強いられていた。

 身体能力で凌駕され、武器を持ち替え続けるアッシュに翻弄され、何度も何度も攻撃を喰らい続けていたのだ。


 だが。


「調子に……乗るなァァァ!!」


 叫ぶのと同時、グレンデルの両手の剣が人の身の丈の倍ほどに長さを増す。

 そしてそれが、呼応するように勢いを増した炎の噴出のエネルギーを乗せて無軌道に振り回され始めた。


「っ……!」


 アッシュはそれを辛くもかわす。

 ついでに捨てていた剣を回収した。

 鎖も斬り裂かれてしまったが、そちらは問題ない。

 アッシュは腕に巻きつく鎖の残骸を捨て、新たな鎖を『偽証』で作る。

 それから、挑発するように見せつけつつ腕に巻く。


 グレンデルは、血走った目でアッシュを見つめていた。


「その程度で……! 俺より強いつもりか……!」

「…………」


 滞空し、アッシュの上に立ったまま語りかけてくる。


「お前は俺を見下していただろう」

「そんなつもりはない」


 なかったのだ。本当に。

 しかし彼は憎悪をむき出しに言葉を続ける。


「力のない俺をあざけっていたはずだ。いや、どいつもこいつもそれは同じだ! 英雄だなんて言って、心の中では皆俺を哀れな片輪だと見下していたんだ!!」

「…………」

「俺がどれだけその言葉に苦しんでいたかも知らずに……! それとも、見てるだけの俺へのあてつけのつもりだったのか?! 戦えなくなった俺に、死ねとでも言いたかったのか!!」


 滞空する敵が剣を構える。

 その構えは先程よりもずっと鋭く、攻撃的だった。


「俺は、お前を乗り越えてみせる……! そしてもう、誰にも俺のことを馬鹿になんてさせない!! あの街のクソ共にも思い知らせてやる!!」

「自分語りはオークにでも聞かせろ。反吐へどが出る」


 冷たく答えてアッシュは剣を向ける。


「来い。その汚い足を引き千切って片輪に戻してやる」

「…………!」


 憤怒の表情を浮かべたグレンデルが、次の瞬間には凄まじい速さで迫ってきた。


「……『偽証イグジスト』」


 正面に二つ、壁を作り出す。

 しかしグレンデルはそれをかいくぐり刃を振りかざす。


「死ねぇぇぇぇ!!!!」


 横薙ぎに振るわれた刃は、アッシュの眼前で長さを増す。

 回避狩りのつもりだろう。

 しかし、あいにくアッシュはまともに受けて立つ気もなかった。


「……『偽証イグジスト』」


 一瞬で、半径十メートルにいくつもの柱を配置した。

 手近の一つが斬り裂かれるも、グレンデルの刃の動きが鈍る。

 そして生まれた隙で斬撃をくぐり抜け、アッシュは逃亡する。

 逃げて、大量に作った柱の群れに姿を隠したのだ。


「アッシュ……!」


 こちらの意図に気がついたらしかった。

 グレンデルはいかにも苛立たし気に歯噛みする。

 そして、周囲の柱を手当たり次第に斬り倒し始める。

 だがそんなことは『偽証』の前では無意味だ。


 斬り倒されるそばから柱を配置し直す。

 そして、怒り狂うグレンデルの背後へと急襲を仕掛ける。

 ちょうど柱の一本に刃を振り下ろしていたグレンデルは、避けることもできずに直撃を受けた。


「教えてやる。次は首だ」

「…………っ!」


 グレンデルが振った反撃の刃をかわしつつ、アッシュはそう告げる。

 わざわざ予告したのは挑発のためだった。

 言い捨てて、林立する柱の陰に姿を溶かす。


 追いつかれる心配はなかった。

 いくつもの鋼鉄の柱が邪魔をして、グレンデルは自由に動けないはずだからだ。

 炎の噴出による飛行では、移動は直線的になってしまう。

 その上で障害物に囲まれれば、直線的な動きは封じられてしまうということだ。


「どこだ! 出てこい!」


 グレンデルは柱を斬り落としながらアッシュを追いかけようとする。

 が、すでにアッシュは遠く離れて敵の様子をじっと見ていた。


「…………」


 まず、『偽証』により大弓を作る。

 続けて大弓にふさわしい巨大な矢を作り出す。

 それからアッシュは弓を構えた。

 弦を引く手には、『炎』のルーンのメダルを器用に添えてある。

 限界まで引き絞りながら、短縮詠唱により基礎ルーンに『尖鋭』と威力強化の『天』の形を加える。


「万物を抜け。形よ、力を高めろ。……『強炎穿ブレイズスティング』」


 発動の声と同時。

 炎を纏う強撃が放たれた。


「!」


 しかしグレンデルは迫る矢に間一髪で気がついてみせた。

 矢を叩き落とそうと氷剣を振るう。

 だが逆に氷の剣が砕かれて、矢は勢い良く太い首へと突き刺さった。


 アッシュはそれに目を細める。


「流石に刺さるか。……いや、浅いな」


 ノルトなら首が千切れていただろうこの一撃でさえ、大したダメージは与えられていないと分かった。

 その証拠に、グレンデルは平然と矢を抜いて見せた。


 結果を見届けたアッシュは位置を悟られる前に移動する。

 そして走りながら、自力での撃破は諦めるべきだと判断した。


 手を尽くせばあの装甲も抜けないことはないだろう。

 だが、グレンデル相手に大技を使うリスクを背負うのは避けたかった。

 そんなことをするくらいならアリスが加勢に来るまで待つ方が確実だろうと思ったのだ。


 と、思いながら彼女へと視線を向ける。

 幸いなことに、あちらは上手く行っているようだった。


「…………」


 魔獣が殲滅されていく。

 幾つもの影が蠢き、閃光が、巨大な拳が、次々と群れを攻撃している。

 この様子では掃討し終わるのも時間の問題だろう。


 だからアッシュは時間を稼ぐことにした。

 あの門衛は袋叩きにして殺すと決めた。

 そのために次はどう仕掛けようかと考えた時。


 強い魔力の気配に戦慄した。

 次の瞬間、前方にある全ての柱が斬り壊されていた。


「隠れんぼは終わりにしよう」


 そう告げるグレンデルの手からは、常軌を逸した巨大な刃が伸びていた。

 さらに声からも怒りが消えている。


「考えてみれば、俺はもう人じゃないんだ。こんなことだって……やろうと思えばできる」


 彼は、恐らく今まで人としての戦い方に従っていた。

 だが今は人でなく魔獣だ。

 人の魔力ではここまでの刃を作り出すことは不可能だが……門衛の魔力なら可能だ。


 これはそんな単純な事実だった。

 柱を一度に斬り倒すことだってできてしまうのだ。


「なんだってできる、今の俺は……だから、お前には負けない」


 もはや構えすらなく、圧倒的な射程を持つ刃が振るわれる。

 アッシュは振りの遅い巨大な斬撃を全てかわし、グレンデルに肉薄しようとする。

 が、こちらも爆発的に出力を増した炎を巻き上げて、一瞬で彼の姿がかき消える。


 ああ、魔獣であることを自覚したのか。


 アッシュはそう思う。


 グレンデルが長く培ってきた戦士としてのペース配分は失われていた。

 魔獣として絶大な力を存分に振るう、そんな戦い方に変わっていた。


 と、そこでグレンデルがなんの前触れもなくアッシュの背後へと現れた。

 凄まじい速度に背後を取られたのだ。

 振り向く間もなく、咆哮と共に氷剣を振り回してくる。


「がぁぁぁぁぁっ!!!」


 炎の噴射により、攻撃と前進が両立した凄まじい連撃で攻め立ててきた。

 たまらず、アッシュは押されてたたらを踏む。

 だが踏みとどまって刃を受け流し、反撃を叩き込む。

 すると一撃を受けたグレンデルは後退した。

 続けて霞むほどの速さで飛び回り、アッシュの目を振り切ってみせる。


「…………」


 右か左か前か後ろか……。


 油断なく構えていたアッシュは、突如悪寒を感じて横に飛ぶ。

 すると次の瞬間、先程までアッシュがいた場所に……上空から致命の氷剣が叩きつけられる。

 まるで爆ぜるような衝撃が伝わる。

 思わず声を漏らす。


「ぐ……!」


 轟音、そして地面が割れ、グレンデルがゆらりと立ち上がる。

 それから、地に埋まったままの巨大な剣を引きずり回した。


「っっらあぁぁぁぁぁぁァァァァァァァ!!!!」


 血を吐くような声と共に、大地を削って氷剣が迫る。

 それを避けて、接近するために走りだす。

 するとグレンデルは即座に剣を縮ませて飛びかかってきた。

 アッシュはバックステップでかわし、鎖を投げ、前のめりで迫る敵の首に巻き付けて引き倒す。


「ぐっ!」


 先程までならこんなことはできなかっただろう。

 鎖など投げたところで当たらなかったはずだ。

 だが今の力に溺れた彼にはかわすことができなかった。

 だからこんな舐めた真似も可能だった。


 培われた技を、一撃ごとに変化する変幻の間合いを、精密な立体起動を。

 その全てを他ならぬグレンデル自身が捨て去ったのだ。

 ()()()()ももはや必要ない。

 アッシュは今のグレンデルには負けない。

 あの魔獣は人間を宿主に選びながら、人間の長所を捨て去ってしまったのだ。


 戦いを続ける。

 首に巻きつけた鎖を振り回し、何度も何度も敵の体を地面に叩きつけた。

 すると重さに耐えきれず鎖が千切れてグレンデルが遥か遠くへと吹き飛んでいく。

 だからアッシュは『偽証』で周囲に炎の剣を作り出した。


 そして突き立つ剣を一瞥し、即座に詠唱を唱えようとした、その時。


「!」


 殺気を感じて振り向く。

 しかし遅かった。

 アッシュの体に幾筋もの閃光が叩きつけられる。


 ニから先は数える余裕がなかったが、全てかわしきれずにまともに喰らった。


「っ……!」


 血反吐を吐きながら吹き飛ばされた。

 さらにダメ押しの一撃が加えられる。

 それは異界の力であるからか、火刑の魔人の強力な魔力と炎熱への耐性をかいくぐっていた。

 致命的なダメージが蓄積したと分かる。


 そして立とうとするも、体から力が抜けるのを感じた時にはもう崩れ落ちていた。


「お、まえ……、うらぎ、って……」


 それは自業自得以外の何物でもなかった。

 本当ならばもっと気をつけるべきであったのだ。


 背後からアッシュを撃ち抜いた張本人……アリスは、幾多の召喚獣の後ろから言葉を投げかけてきた。


「すみませんね、アッシュさん。ここで死んでもらいますよ」

「クソ……が……!」


 衰弱し、震える手を固く握りしめてなんとか立ち上がる。

 すると、つまらなさそうな声でグレンデルが口を開いた。


「ああ……裏切ったのか、アリスちゃん」


 彼はいつの間にか体勢を整えていたようだった。

 そんな言葉を受けてアリスは笑う。


「ま、そんな感じです。ここは共闘、そして解散しましょう。私もあなたを見逃してあげますよ」

「そうか……。まぁいいよ。俺としては……都合もいいしな」


 グレンデルが氷剣を構えた。

 召喚獣たちが蠢き始める。


 満身創痍のアッシュは、取り落としていた剣を拾う。

 そして痛む身体で迎撃のために立ち上がった。



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