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ロストキルレシオ  作者: 湿った座布団
四章・底のない呪い
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十五話・偽神工作(1)

 



 翌日の朝、アッシュはまたサティアと話をしていた。

 お互いが手に入れた情報を交換し、方針を決めるためである。

 場所は取り壊されている神殿の近くの路地裏で、放置された祭壇の残骸のような瓦礫に二人で腰掛けていた。

 その周囲には全く人の影がない。

 代わりになぜか猫たちがあたりをうろついている。

 サティアは足元に集まってきた猫と適当にじゃれながら、ぽつぽつと手に入れた情報について語る。


「ガーレンの軍が……この国に向かっている。到着まではおそらく、二十日くらいね」


 ガーレンの動向についての話だ。

 アッシュは口を挟まず続きに耳を傾ける。

 もちろん会話の音は、二人以外の誰にも聞けないようになっていた。


「それで、多分、あの要塞が使われるわ。国境で……見たでしょ? 帝国が用意した、カースブリンクを見張るための城よ」


 言われてすぐに思い出す。

 この国に入る前、一晩を明かしたあたりで見かけた国境沿いにそびえ立つ長城だ。

 あの放棄された要塞を拠点として利用するつもりらしい。

 それに少しだけ考えて言葉を返す。


「ならカースブリンクはどう動く?」


 まさか要塞に陣取るのを静観しているわけではないだろうと思った。

 なので聞いてみると、そちらの情報も手に入れていたようだ。


「穴を掘ってるわ。……要塞の裏に出るための、トンネルをね」


 そんな言葉を皮切りに、サティアは色々と教えてくれた。

 まず、例の要塞は背後からの攻撃に弱くなるような設計をされているのだという。

 つまりカースブリンク側から攻められた場合には強いが、帝国側から攻めれば労せず奪うことができるのだ。

 これは意図的な設計で、あの要塞がカースブリンクに奪われた時に備えてのことらしい。

 要は敵に落とされた時に、帝国側からすぐに奪い返せるようにするためであった。

 よって背後からの攻撃には弱く設定されている。

 ということでカースブリンクはこれを利用し、背後から攻められるようにしようとしていた。

 要塞の背後に抜けるトンネルを作ろうとしていた。

 とはいえこれはかつての帝国軍によってことごとく阻止された。

 すでに断念されていたが、現在はガーレンの来襲を受けて工事を再開しているのだとか。


「あえて要塞に入らせて、背後への奇襲を狙うつもりか」


 アッシュは呟く。

 そして悪くない作戦だと思う。

 仮にガ―レンが複数の上位魔獣などを従えているとしたら、平地でやり合うのは危険だった。

 大規模な魔法や圧倒的な身体能力でかなり暴れられてしまう。

 その点城に押し込めたところで奇襲をかければ、同士討ちを恐れた敵は動きを制限される。


 でも、そもそも敵が本当にあの要塞に陣取るのかは分からなかった。

それについても聞く。


「素直に要塞に入ると思うか?」


 つまり、要塞の背後に抜け道があることについて警戒しているはずだということだ。

 帝国の属国であったガーレンならトンネルについて知っていてもおかしくはない。

 少なくともアッシュなら警戒はする。

 ならすんなり罠にかかるとは思えなかったが、サティアは首を横に振る。


「仮に警戒したとしても、意味がない。今度の抜け道は、以前とは、違うもの」


 それからまた話を聞く。

 彼女はカースブリンクの兵士たちが、トンネルを最後まで掘らない可能性が高いと見ていた。

 つまり完成の前に作業を止めて、あとは作戦実行の際に向こう側への道を開通させるのだという。

 アッシュたちの前でも獣の腕の兵士たちが地中を掘って移動していたことを引き合いに出していた。

 あの兵士たちならそのくらいはやれるだろうと見立てているのだ。

 だからトンネルは決して見つからない。

 よってガーレンの者たちはきっと要塞に入る。


 このあたりが温暖とはいえ、今は冬なのだ。

 実際にトンネルが見つかりさえしなければ、都合のいい要塞が目の前にあるのに入らないということはありえない。

 いたずらに兵が消耗するだけだ。


「なるほど……」


 この話を聞いて納得した。

 ならば確かにガーレンは要塞に入るだろうと思えた。

 だから、以後はその要塞で決戦が行われるという前提で話をする。

 二人で作戦を決めていったあと、アッシュはアリスから手に入れた情報を伝えることにした。


「そういえば、ファングの()()()()の礼拝所が割れた。彼の経歴や、使えそうな情報についても分かった」


 するとサティアは驚いたような顔をする。

 なぜなら彼の尾行は何度か試みたが、すべて失敗に終わっていたからだ。

 サティアの音を操る能力を持ってしても、不用意な尾行は断念せざるを得ないほどに彼は警戒心が強かった。

 これはキメラの目から集会を隠そうとしているからだろう。

 そしてこちらも音を操る能力がバレれば全てが終わりなので、本当に慎重に動いていた。

 なのにアッシュがたった一日でそれを終わらせたと言うのだから、彼女の驚きはもっともなものだった。


「……どうやったの?」

「アリスに心を覗かせた。とはいっても、本人ではなく部下の心を、だが」


 ファング本人は、やはり警戒心が強かったため接近は断念した。

 だから彼が特に親しくしている部下の何人かにアリスの蟲の召喚獣を触れさせた。

 そして情報を盗んだ。

 アッシュはそれを感覚の共有により見せてもらったので全て把握している。


 ……と、いうようなことをアリスの技能の説明も含めて伝えてしまう。

 聞き終えたサティアは小さくため息を吐いた。


「なんというか、ただの小者だと思ってたけど……あの子が一番怖いかもね」

「俺も時々、そう思うことがある」


 アリスの能力はつくづく恐ろしいものだった。

 だが利用できるならこの上なく頼もしい力でもある。

 そして、さらに追加の情報についても話しておくことにした。

 一応カースブリンク側の作戦など、あからさまに有利になりすぎる情報は首輪の起動を避けるために探らせなかった。

 集めさせたのは使い道を推測しにくい情報だけだ。

 しかし、それでもかなりの情報を手に入れることができたはずだ。


「あと、探していた人物も見つかった」


 そんな言葉にサティアは目を丸くする。

 続いて、例のかすれる息で大笑いをし始めた。

 しばらくこうして笑ったあと、サティアは呆れたように天を仰ぐ。

 これから長い時間をかけて盗むはずだった情報が全て抜き取れたせいか、かなり上機嫌に見えた。

 やがてこちらを向いて口を開く。


「もう勝ちね。全部終わり」

「……気は抜かないように」

「分かってる。でも、どうして……あなたに手を貸してくれたの?」


 まさかアリスが手伝うとは思っていなかった様子だった。

 なぜならアッシュがそのように伝えていたからだ。

 彼女は決して手伝うことはないと。

 しかしこうして助けを得られたことが不思議で仕方ないらしい。

 だからアッシュは少しだけ考えてから、短く答えを返す。


「恩返しだ」

「恩返し?」


 サティアが怪訝そうに眉をひそめる。

 アッシュは大真面目に頷いた。


「牢屋から出してやったからな」

「なにそれ?」


 また小さく息を漏らして笑った。

 それを見るともなく見ていると、サティアが不意にアッシュの肩に手を置いてくる。

 なんとなく嫌な予感を感じていたら、なぜか深く頷いて語りかけてきた。


「また、恩を売ってきなさい」

「は?」

「接触して、なんでもいいから恩を売って……もう一度、協力させなさい」


 アッシュは黙り込む。

 理屈としては、また恩を売れば彼女は手を貸してくれるということになる。

 とはいえ個人的には気が乗らない。

 あれは本当に危ない橋だ。

 次こそ首輪が起動しかねない。

 何度もやらせる気にはならなかった。


「いや、もう……」


 断ろうとすると、途中で言葉を遮られる。

 サティアがじっと見つめてくる。


「いいから、やりなさい。気を抜くなと言ったのは……あなたでしょ?」


 首輪のことを知らないせいか、本当に真剣にやらせようとしていた。

 そして彼女は正しい。

 賭けに勝つことを考えるならやらない手はない。

 別にまたすんなりと力を貸してくれるとも思っていないが、少なくとも頼みに行くべきではあった。


 それに今は勇者がいるのだから、最悪の場合は首輪を外してやればいい。

 そうすれば首輪は止められる。

 アリスが魔獣と戦わなくなるのは避けたかったので、本当に最後の手段ではあるが。

 でも、それをしていいくらいには世界に余裕が生まれたはずだった。


「……分かった」


 やがてため息と共に頷く。

 自分の身勝手さにうんざりして下を向いた。

 すると一匹の猫がじっとこちらを見ているのに気がつく。

 この猫は魔物が怖くないのだろうかと少し思った。

 しかし目を見つめると、やはり毛を逆立てて逃げ出していく。


「分かったならいいわ。でも明日は……用事があるわね。近いうちに、声をかけてみて」


 サティアの言葉に黙って頷いた。

 そして今晩の予定について話すことにする。


「サティア。()()についてだが、今日から始めよう」

「ええ。標的は、ファングのところ?」


 ファングという最大の標的が通う礼拝所が割れたのだから、そこを狙うのかという問いかけだ。

 けれどアッシュは首を横に振った。


「いや、行かない。だが部下がいる礼拝所と……子供が多い場所をいくつか選んで声を届けよう」


 まだファングを取り込むには早かった。

 人間が一番強く何かを信じるのは、半信半疑でいた物の実在が証明された時である。

 だからまずは彼の周りで噂を立てていく。

 そしてあとは、彼に神託を聞かせる前に他で練習をしておきたいというのも理由だった。

 子供が多い場所を選ぶのも、信じやすく疑いにくい相手で練習をするためである。


 という話をすると、彼女は納得したようだった。


「オーケー。じゃあ、これからもよろしくね……相棒」


 冗談めかした様子で言って拳を突き出してくる。

 かなり上手く行っているせいか機嫌がいい。

 アッシュは正直そんな気分ではなかったが、ここで無視するのも角が立つような気がした。

 だから文句は言わずに拳を合わせておく。


「ああ、よろしく」



 ―――



 やがてカースブリンクの街には夜が訪れる。

 そして星明かりの下、人目を忍ぶようにして動く者たちがいた。

 彼らは少人数で動いてとある建物に入っていく。

 行き先の建物は石造りの民家だった。

 他の建物と違ってかなり敷地が広く、大きな庭がついた広い屋敷である。

 ここはカースブリンクの中でも名士と言われる血族の屋敷であり、今は密かに礼拝が行われる場所の一つでもあった。

 屋敷には外から見ると明かりの一つもなく、寝静まっているように見える。

 しかし今夜も礼拝が始まろうとしていた。

 だから人々はひっそりと屋敷の中へと招き入れられていく。


 こうして彼らが隠れているのは、人の目を恐れてのことではなかった。

 一応、ウォーロード・キメラのもとには旧神信仰を取りしまる組織が作られている。

 しかしその組織の人員も、摘発に取り組むフリをしているだけなので恐れる必要はなかった。

 なにせ、彼らも生まれた時から旧神を信じて生きてきたのだから当然である。

 キメラの言うことなどすんなりと聞くはずがないのだ。

 見かけても取り締まらないばかりか、自ら礼拝に足を運ぶ者さえ珍しくはなかった。


 だというのに、それでも今隠れているのは別の存在の目を恐れてのことだった。

 つまりキメラは密偵として、カラスや猫やネズミ……様々な動物の死体を操って街に放っていたのだ。

 こうした監視者の存在が旧神を崇める者たちを脅かしていた。


 そして、その監視をかいくぐって人々が集まる。

 多くの信徒を迎えた屋敷では、まさに礼拝が始まるところだった。

 礼拝の場所は屋敷の一室で、燭台が並ぶ大部屋には人々が隙間なく押し寄せている。

 薄ぼんやりと照らされた空間は、不気味なほどの静寂に包まれていた。

 そんな中で人々の視線の先には神官が立っている。

 美しい幾何学模様の刺繍がほどこされた、真っ赤なローブを着た一人の老人である。

 彼は痩せさばらえた手に杖を握り、耳に大きなイヤリングをつけている。

 また立っている場所は少しだけ高くなっていて、背後には祭壇がもうけられている。

 老神官は祭壇と旧神信仰のシンボル……海のそばで北方を睨む狐が描かれたタペストリーを背に、いかめしい表情で人々を見下ろしていた。

 しかし、しばらくして準備が整うとゆっくりと口を開く。


「清めを行う。恵みを授かられよ」


 そんな言葉の後、神官の従者たちが動き始める。

 室内には奇妙な香が焚かれ、人々の手には飲料が入った瓶が手渡された。

 神官の血と香料と蜂蜜を混ぜた水を、ほんの少しずつ信徒たちが回し飲みをしていく。

 これを続けていると、いつしか室内には鉄を打ち鳴らすような音が響き始めた。

 音は楽器、というほど洗練されてはいない。

 剣がぶつかり合うような粗野な音だ。

 神官の従者が鳴らしているものだった。

 神託を声で聞くこの地では音が神聖視されており、鉄を叩く音は主神である戦と鍛冶の神の象徴であるとされていた。

 故に鳴らしているものである。


 さらにこの神は『鋼鳴かねなり』と呼ばれているが、決して本来の名ではない。

 神の名は呼んではならないというしきたりから、本来の名は一部の高位神官しか知らない。

 だが象徴たる鉄を打つ音から『鋼鳴』と呼ばれるのが通例であった。


みそぎは済んだ。これより祈祷を行う」


 全ての人々が口を濡らしたのを見届けて、神官はようやく祈祷に入った。

 すると打ち鳴らされていた鉄の音がぴたりと止まる。

 これから神官が神の声を聞き、それを人々に伝えなければならないからだ。

 神の声を遮ってはならないというしきたりのため、部屋は重苦しい沈黙に満たされる。

 もちろん誰も声を出すことはなかった。

 跪いて祭壇に祈りを捧げている。

 その、人々の視線を受けた神官が祭壇の前で正座をした。

 すると従者が手伝って準備をして、最終的に神官は聖なる薬草に火をつけた煙を吸入し始める。

 美しい模様の小さな壺を膝に抱え、鉄の筒を通して神官は深く煙を胸に入れる。


「…………」


 儀式は沈黙の中でずっと続いていく。

 恍惚とした表情で神官は煙を吸い続けた。

 カースブリンクの信仰は、麻薬を摂取しながら戦っていたある部族の戦士が発端である。

 そのためこうした薬物の利用に対する忌避感のようなものはなかった。

 だがこの薬草は長期間利用すると身体機能が落ちることが分かっていたので、今は神官以外の者は用いてはならないとされていた。

 いざという時に戦えなくなるからだ。

 だから、ある意味では神に肉体を捧げながら、カースブリンクの神官は()()()を人々のもとに届けているのかもしれない。


「……確かに、拝聴いたしました」


 長い長い吸入を経て、老神官は壺を祭壇に戻す。

 神の声が聞こえたと言って、杖によりかかりながら立ち上がる。

 カースブリンクの神官の杖は、長期に渡る薬物依存により弱りきった体を支えるためのものでもあった。

 だからふらふらと身を起こしたあとに神託を告げようとする。

 異常な速度で鼓動する胸を右手で強く押さえながら、震える足をゆっくりと動かした。

 瞳孔が開き切った目で人々を見つめ、神官は神の声を伝えようとする。


 しかしその瞬間、室内から全ての音が消えた。


「…………!」


 何も聞こえないのだ。

 それは神官の身だけではなく、全ての人々に対して起こった出来事だった。

 明らかな異変に人々は口々に騒ぎ立てようとする。

 しかしその音すらもかき消されてしまう。

 この現象の意味に即座に思い当たったのは、老神官とその従者たち、あとは特に敬虔な一部の信徒だけであった。

 パニックに陥る集団をよそに、彼らだけは目を見開いて祭壇を凝視ぎょうししていた。


「…………」


 これはカースブリンクの信仰における始まりの奇跡と同じ出来事である。


 つまり、最初の神官はかつて戦士であった。

 そして戦いの中で音が消えるという神秘的な体験をした。

 さらに神の声が聞こえ始めて、声に従い戦ったことで故郷を守ることができた。

 ……とはいえ、この神話も実際は戦闘前に吸引した麻薬による幻聴でしかなかった。

 けれどこの国の人々はそのように考えてはいない。


 ただ神の声は遮ってはならないのだと考えた。

 故に神は降臨の際に音を消したのだと、そう信じられていたのだ。


 そして神官たちの想像に違わず、混乱に陥った部屋にはやがて()の声が聞こえ始める。

 おごそかで、果てしない力強さを纏う壮年の男に近い声であった。


「……ヤクラナの民よ。神言しんごんと共に在りし子らよ。受難の星のもとに生きる汝らに、ヤールウルドが道を示そう」


 ヤールウルドは……『鋼鳴』の本来の名である。

 この名を口にすることを許されるのは神だけである。

 よって神官はすぐに声の正体を察して、祭壇の前で崩れ落ちた。

 もう先ほど聞いたはずの神託の内容など記憶から消し飛んでいた。

 歓喜に打ち震えながら天を仰いで涙を流す。

 この部屋に神の名を知る者は他にいなかったが、老神官の異常な姿を見て人々は全てを察した。


「!」


 しきたりすら忘れて信徒たちは声を上げる。

 ある者は喉を震わせ、ある者はこみ上げる喜びに任せて叫ぶ。

 だが神の声を遮ることができる者などいない。

 ()()はすべて消え去り、部屋にはただ神の声だけが響く。


「聖地を蝕む、月の瞳の魔女を退けるのだ。そのための啓示を、我が汝らに与える」


 そして明くる日から、カースブリンクにおいてある噂が急速に広まり始める。

 すなわち、神が降臨して魔女……悪しきウォーロード・キメラへと鉄槌を下すという噂が。




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