夢を追い続けて
長い時の中で紡がれる
人々の物語
その片隅で
私は鉛筆を握っていた
私には物語がなかったからだ
一人で過ごす時間
寂しさは重なり
抜け出せない
そんな迷路の中
ただ一人
描いていた
切なさを
塗り替えるように
いつまでも
ただいつまでも
空想に寄り添い
外から響く
不協和音に
夢をかぶせた
長く長いこの夢路は
いつ解けるのだろう
いつか本当の夢を追いたい
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