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早坂椿

 「しっ、質素〜〜」

 「………ちゃんと説明しましたよ? これは配信者を守るためらしいと」

 「いやー分かってるよ? わかってるんだがな〜」


 まぁ、言いたいことはわかる。大手を走るラピスベリーがこんな質素な会社だとは夢にも出てこない。


 「けど、また一緒に配信できるんだな! 蛍ちゃん!」

 「はい〜! めっちゃ楽しみです〜!! 京香ねぇーちゃん!」


 彼女ら2人はリアルでも姉妹関係を崩していないようだ。

 秦李さんはお酒バリバリ飲める大人だが、藤屋さんはまだ19歳でお酒はまだ飲めない大学生だ。

 藤屋さんは年齢と比べても幼い顔をしているため確かに妹みたいである。


 して、藤屋さんがいるということは当然枚田さんもいる。


 なぜ、彼女らもいるかというと。急遽それぞれ分かれてのコラボだったが“まとめて4人でコラボ”することになったからだ。


 よって鮫島ガブー早坂椿、鷹葦ロミーリッター・マドレーヌというのが、


 鮫島ガブー早坂椿ー鷹葦ロミーリッターマドレーヌといった方式となったのだ。


 急遽といっても当日連絡ってわけではない。しっかり打ち合わせの時に話してくれたためこちらも色々都合を合わすことができた。


 当初の予定よりかなり月日が経ちましたが……さぁ、気張っていきましょう。



*鮫島ガブ*


 中に入るとすごかった。


 あれ〜? 高級ホテルのロビーですか〜みたいに思ってしまった。  


 ハリボテの建築物の真逆だ。内容が豪華すぎる!


 その後はロビーにいる人に声をかけて私と蛍ちゃんは奥へ進むように言われた。


 ここでマネージャー達とは分かれた。あとはここでそれぞれのやるべきことがある。小平さんとはアイコンタクトだけだがお互いを鼓舞した。


 「藤屋様はこちら。秦李さんこちらの部屋でお願いします。中にあるものはご自由にお使いください。では、何かございましたら部屋の中にあるベルでお呼びください」


 ザ・決まり文句を言い終えると案内してくれた人は帰って行った。


 「んじゃ、一緒に頑張ろうな!」

 「うん〜楽しも〜!」


 ここで蛍ちゃんとも別れた。


 

 ****


 

 『配信始まる前に、コラボ者同士で軽い挨拶をします。前作ったデェスコードの鯖ありますよね? 部屋に案内され落ち着いたらその鯖に入ってください。コラボ配信というチャンネルですからね?』


 と、コラボの打ち合わせし終えた小平さんに言われていた。


 「わぉ、もう一人入ってるや」


 コラボ配信というチャンネルに一つのサーバーが通話状態で参加していた。


 早坂椿。もともとこの人だけとコラボするはずだった人だ。


 深呼吸をし、意を決して参加ボタンを押した。


 ピコン


 「あーもしもし? 聞こえますかー?」

 「はい、聞こえますよ」

 「よかったです! えーと私ぐらぶるダクション所属の鮫島ガブです。今回のコラボよろしくお願いしますー」

 「こちらこそ、よろしくお願いしますね」


 ファーストコンタクトはまー普通だ。喋ったかんじ、クールな方だと分かった。

 コラボ前に一度椿さんの配信を見させてもらったが、クールで落ち着きのある配信をする方だった。

 配信内容は雑談が多めでマシュマロ配信でクソマロ相手には冷たく突き放す椿さんがかなり人気を集めているようだ。


 ドM達の集まりだと有名だ。


 (ちなみに覚えているかわからないが、向井の友達多岐蒼の推しだぞ! ということは彼は……)


 「自分椿さんの配信見たことありますよ! 本当に面白いです!! クソマロ対応とかすごい勉強になります!!」


 彼女のチャンネル登録者は82万人。超がつくほどの先輩だ。


 「ありがとう。あなたの配信も面白かったわよ? あんなにクソマロに虐められていた人初めてみたわ」

 「いや〜みられてましたかーお恥ずかしいお恥ずかしい!」

 「あと呼び捨てで構わないわ。それにいつも通りの姉貴キャラでいいわよ? そっちの方をかなり楽しみにしてたから」


 え、すごく嬉しい。


 「本当!? じゃあそうさせてもらうな! よろしく椿!」

 「はい。改めてよろしくお願いします」


 最後までクールな口調だったがいい人そうだ。

 普通に配信が楽しみに思わせてもらえた。


 そのあといろいろ椿と配信のこと話してる途中で蛍ちゃんもきたので、蛍ちゃんも自己紹介した。

 

 椿さんはいろいろこのコラボのために私たちの配信を見ていて、私たちも同じ考えで椿達の配信を見ていたためいろんな話ができた。


 あとは本来蛍ちゃんのコラボ相手だった、“リッター・マドレーヌ”だけだ。


 「彼女かなり時間にルーズでまだ来ないと思うわ」


 だそうだ。


 最後まで読んでくださりありがとうございます! 次回も読んでくれると嬉しいです!

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