始まりは突然に
ザーザー ザーザー ザーザー ザーザー
「あー、なんだよ!!くそつまんねーなこのゲーム!!!」と言い画面にゲーム機を叩きつける。画面にはゲームオーバーが出ている。沈黙の時、・・・・いつまでこんなことしてんだろう。俺はいつからこうなっちまったんだろう。俺は、あきら27歳無職ゲームでしか女性と関わりのないいわゆる童貞だ。あと3年になったら魔法使いになる。こんな俺でも3年前まではしっかりとした社会人だった。しかしブラック企業であり残業は多く休みに癒しはなく何で働いているのかが分からなくなり今に至る。だってそうだろう、なんで仕事をしてお金を稼がないといけない。なんで生活をするために疲れなければいけない。飯を食うのだって金が要るなぜだこの世の中は狂っている、なんでこうも金が必要なんだ金がなければ・・・・まーいいそれはもう考えないようにしたんだ。もうなんでもいい するとゲーム画面から眩しいくらいの光が俺を咄嗟に腕で顔をふさぐ。何も見えなくなった。なんなんだよくそが・・・光がなくなってきた俺は眼を開ける少しぼやけているが何か様子がおかしいと思った。なぜなら外にいるからだ、しかも周りは緑一体どこを見てもだ、「どういうことだ」しばらくの間、口を開けたまま周りを見渡していた。そうかそういうことか、俺は異世界に来てしまったのか