声
僕が叫んだ声君は聞いた
目を見開いて振り返った
確かに聞こえていたんだ
君は白い歯を見せて意地悪そうに笑うんだ
君の望む未来に僕はきっといないいないんだ
僕は君を飲み込んでさずっとずっと
勇気出して君に言ったんだ
君の目が曇る泳ぐ
少し困ったような眉を見せた
また君は意地悪そうに笑って見せるんだ
君の心の未来には僕はいないいないんだ
君は僕を忘れてくんだずっと先もずっと
君の声赤い色から淡い色に変わる
その時に僕はいないんだ
君に僕は必要じゃないんだ
君の最後の言葉君の声が深く
優しい言葉が僕にどどめを刺したんだ
君の声
古瀬