リアル あらわる
ジリリリリリリ ジリリリリリリ
うるさいいぁあ……zZZ
世界最強は朝が弱い。
ユウ君おはよー!
…
おっす!ユウ!
…
サナギかッ!
…
ユウ「みんなおはよう」
世界最強は普通の学生である。
キーンコーンカーンコーン
ユウ「ハンバーグハンバーグ♪」
世界最強はハンバーグ好きである。
しっかし今日もなにもねえなあ
なにか起こらないかな?
ピピッ
お? リアルからだ。
【今日俺んち来てゲームしようぜ!】
仕方がない奴だなぁ。もんでやるか。
《仕方がない雑魚だなぁ》
《学校終ったら行ってやるよ》
【なんだよお前!!!かかってこい!】
相変わらずだぜあいつの野郎。
さ、早く学校終わらねえかなー!
リアルは俺の幼馴染みだ。
素直で良い奴だ。 スマブラは雑魚だがやっていて一番楽しい。
キーンコーンカーンコーン
よっしゃ終ったー! リアル待ってろよ ぼこぼこにしてやるからなぁもう!
~リアル宅~
リアル「よくきたなぁ!雑魚!」
ユウ「雑魚はお前だろ」
リアル「まぁまぁこのコーラは飲んどけよ雑魚ざーこ」
ユウ「ばか」
リアル「やんのか!」
ユウ「やんのか?」
リアル「ああやってやるよ」
ユウ「スマブラでな。」
バキッ
ボゴォ
ゴギッ
リアル「はーっ…………はーっ…………」
ユウ「どうした? その程度か?」
リアル「くそだろその技!!!!」
ユウ「あーあー また言い訳? 負け犬の遠吠え。ききぐるしいなあ。」
リアル「くそがあ!!!!」
ユウはまた圧倒的に完勝していた。
動きを手に取るように詠みきり、いやもう頭を覗いてるかのように…全知全能の神のように全てをわかっていた。
技を振らせない、ジャンプもさせないガードも掴まれ歩くことさえも防がれる。
全てをさせていなかった。
その結果勝ち星は9000対0であった。
さらに全知全能の神には1%も与えれなかった。
ユウ「そろそろいい加減諦めたらどうだよ」
リアル「しょうがないな、そろそろ本気出すか」
ユウ「またまた雑魚の本気キタアアア」
ドゴォ
バキッ
ふん、リアルも諦めが悪いなあ
本当に弱いぜ
折角だから俺も本気を出してやるか
(あらよっ……)
いつのまにやらすでに2ストック0%対1ストック157%……………!
(ふん、これで終わりだな)シュピンッ
ユウはこの時知らなかった。
リアル「……………」
(ちっ、逃したか)
(ほらもういっかい)
リアル「……………!」
(またまぐれか)
(止まらないぜ)
リアル「…………!」
…
……
………………
(なんだ…………?なにかがおかしい………いやこんなはずは…………)
なぜか30秒以上、ユウの攻撃をリアルはかわしていたのである。
ユウは常に攻撃を外さないでいた、この試合のみならず、人生において。
攻撃を外したことがなかった。このときユウは生まれて初めて攻撃をはずしていた。
ユウ「くっ…………」
こんな敗北を感じたのは初めてなのだろう
思わずリアルの顔をみるユウ
リアル「……………………!」
なんだよこいつ まぬけがおが!
ユウ「本気をだしてやる」
ユウの立ち回りは瞬く間に第二段階……第三、第四、第五…………無限に開花に開花を、、もはや異次元に突入していた
(なんでこいつあたらないんだよ!!!!!)
リアルはそのスピードについていっていた
リアル「……………!」
なんなんだよお前は!
だが以前として状況は変わらずリアルがバーストするのも時間の問題だった
さらにユウは加速し続けすでに黄金の光が体を纏っていた。
豪光が立ち込めるリアルの部屋……
(くそっ!なんで…!なんでなんだ………?)
ユウ「!?」
リアル「……………!」
ユウは異変にようやく気付いたのだった。
さっきリアルの顔を見たときの微かな違和感は今確かとなった。
(こい…………こいつ!!!!笑ってる…………! 笑ってやがる!!!!!!)
(こいつは間抜けがおだったんじゃない!笑ってたんだ!ほんの微かに口が緩んでいたんだ!!)
リアル「あそびはおわりだ」
ユウ「は?」
リアル「ん?」
ユウ「いや、なんでもない…」
リアル「…………!」
こ、こいつまた笑ってやがる…………!
リアルはこの試合幾度も攻撃を仕掛けていた。
だが全てはユウの超次元プレイにより裁きをくだされていた。
そんななかリアルが…………リアルが………?
リアル「………………」
ユウ(くそ!!どうなってる!!!!なぜ当たらない!?)
もう二分以上もリアルは見事に技をかわしていた。
リアル「………………」
ユウ「くそ!!!!くそ!!!!」
リアル「…………」
(!? なにかいったかこいつ!?!?)
リアル「…………ダ…。」
(!? いまなんて………)
ユウ「あ…」
リアル「!!!!!!!2!!!!!!!!!!!!!」
なんということか!!!
リアルはこの瞬間!!!!2%のダメージをついに与えてしまった!!
リアル「へっへー」
「ユウもあたるんだなーへっへっへ」
「ユウ?」
ドゴォッ
GAME SET
「あっ」
ユウ「…………………」
リアル「クッソガ!!!!!!!!くそが!!!!!負けた!!!」
ユウ(負けた!!!!!!)
リアル「お前は強いな 楽しかったぜ。」
「今日はもう終わりだ。なんか眩しいし。」
「さあ、かえったかえった」
あらゆうくーん居たのねーごはんどう?
あ、いらない?
バタンッ
色々な声が聞こえたがなにも聞こえなかった。
「ふぅー。終ったかー」
まったく、
まったくだぜ
「ふぅー。コーラうま」
まったく
「まったく、雑魚は疲れる」
ふうまったくな、
「まったく、雑魚は疲れる疲れる」
「まったく、雑魚の振りは」
リアル「結構疲れるんだよなあ」
リアル「今回は2%与えてしまってバレるかと思ったぜ」
リアル「さ、今日もスマメイトで遊ぶかあ」
俺の名前はリアル。
俺は宇宙最強のスマブラーである。
いつも雑魚の振りしてあげてるんだぜ。
スマメイトのヨスドラ、ロソ、Kia、他にも多数のレート9999台は実は全部俺のサブアカなのさ
全キャラのトッププレイヤーは実は俺なんだぜ
今日もツイートで忙しいね
Askめんどくせえ
ぶっちゃけ俺はこれの主人公だ 俺の明日から、楽しみにしとけよ!
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