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Desperado World  作者: νBLACKν
たとえばそういうスタート
5/21

復讐ってなにか残るの?はい残ります その2

登場人物


べレス:世界を旅する少年、よく女の子に間違われる


マーモット:黒いコートを着た綺麗な姿の少女


ガレット:【ギルド】のボス、とっても怖い顔をしてる筋肉ムキムキ


【ギルド】:無秩序を楽しむ集団


【機関】:詳細不明、楽園を追い求める

両親が死んで二週間が経とうとしていた、今の目的は旅をして

”楽園”を探す事、それともう一つ…両親の仇を取ること。


楽園へつながる手がかりを入手した僕は、マーモットの言う【機関】に

その手がかりを報告しなければならない、ここからかなり遠いと思われる

東北地方に行かなければならない。


「つかれた・・・」


「なにいってるのべレス?まだまだ遠いのよ目的地は」


疲れてしゃがみこむ僕の手を両手で引っ張りながらマーモットは進もうと

足をを動かし続ける、痛い…肩が外れそうなので観念してたって進む事にした。

しばらく経つとかつては工業地帯だったのだろうか?工場しかない場所に出た。


「HEY!!そこの赤毛のお嬢ちゃん、旅のオトモには俺みたいなのが必要だろ?」


…だれだこの人は、確かお母さんが知らない人についていったらダメだって

僕が小さい頃に教えてくれた、見ないフリしよう。


「あんた、だれ?」


プギャー!!マーモットなんで答えちゃうんだよー!!この馬鹿チン!!

そんな筋肉ムキムキで強面の人なんて僕は関りたくないんだよー!!


「誰?ってそりゃ俺だよ」


「名前聞いてるんだよ」


「ああ、名前ね!ガレット」


ダメだもう逃れられない…なんで誰とでも会話しちゃうんだよマーモット

相手を選ぼうよ本当に…もう、仕方ない。


「あのぉ…僕たち先を急ぐんで…それじゃ」


僕娘ぼくっこキター!!」



え、なに、僕娘って…まさかこいつ僕に対しておち嬢ゃんて言ったのか?


「そうだよ、ちゃんと”赤毛”のお嬢ちゃんって言ったじゃん」


「人の心を読みやがった!!ダメだこいつ…はやくなんとかしないと」


僕は身の危険を感じたと、同時にこの世で最も許せない事の次くらいに許せないことを

言われたので戦闘体制に入る、刀を鞘から抜き取りそこの変態に向ける。


「おお辛口も好きだぞ、オトモに相応しいか試そうってんだな!」


「試す?なにを言ってるのかな?僕はあなたを殺そうとしてるんですよ」


「へ…」


本気で全力疾走して切りかかる……いない!消えたどこに!

後ろか!もう一振り!!また避けられた!


「太刀筋荒いな、嬢ちゃんそれじゃいくら早くたって避けられちゃうぜ」


「…さっきからち嬢ゃん嬢ちゃんって僕は男です!!」


「…え?」


よし今だ、僕はガレットの一瞬の硬直状態を見逃さず容赦なくぶった切った。






…ぶった切ったはずだった、手元が狂ったか?峰打ちになってしまった

峰打ちとはいえ頭から思いっきり入った、ガレットは僕の目の前で目を回して

倒れた、気絶のようだ。



「べレス…こいつどうするの?」


「放置プレイでいいよ」


「そう」



僕とマーモットは先を急ぐ事にした、二度と現れんな!!







































視界に夜空が写りこむ、目が覚める…頭が激的に痛い、あれ?あの子はどこだろう?

あの峰打ちは効いたぞ…いったいあんな細い腕してどこにそんな力が

…糞、嫌われたかな?やっぱり顔が悪いのか?


「なにやってんですか”元”ボス」


どこかで聞き覚えがある声がする、それに元ボス?


「お前…元ボスだと?ふざけてるのか?」


「やれやれ嫌だな俺たちの掟忘れたわけじゃねぇだろう」


俺たちの掟それは「やられたら、やり返す」っは、そうだ!!

そうか俺は掟を破ってしまったんだ、何てことだ。


「いまさら思い出したかよ…おい皆こいつに掟を破った奴がどうなるか

 教えてやろうぜ!!」


っく!!まだ峰打ちのダメージで体がふらつく!!

それにこの数、ダメだ!やられる!!



ズダーン、どこからか銃声の轟音が響き渡る目の前の男のこめかみから血が噴出す

そして倒れる…まさか!




「私がべレスを説得したありがたく思ってね」


「僕はあなたをまだ認めたわけじゃありませんからね!!」


なんだ二人とも戻ってきたのか良いタイミングできやがって

だが赤毛の子は男だ…だが、男だ…されど、男だ…


”男ならほれた人間最後まで愛せ!!”どこからか声が聞こえる

この声は…誰だろうわからない、だがこの声の言うとおりだ男なら!!


「なんだあの二人は…あぁ!あいつだ仲間弾きやがったの!!」


「なにぃぃぃ!!殺せ!!」


「容赦すんな!!殺害だ!!」


「うぉぉぉぉぉ!!!殺れ殺れ!!」















多数の敵が迫った時最も最善の選択は逃げることだ

多勢に無勢とはよく言ったものだと僕は思うけど…逃げない!!

自分のせいで人が殺されてしまうことがこの世でもっとも許せない事だからだ!!


「5、6、7!!こっちは今七人だよマーモット!!」


「こっちは8人!!やっぱ銃だよね!!」


「俺もやるとするか!!お控えなすってぇ…あっしは名をガレットと申します

 【ギルド】の元ボスであり、掟を破り晴れて縁はズッパリと切れやした

 てめぇら覚悟は出来てんだろうな」


ガレットは拳を一振りしただけで風がうなりをあげて敵を襲う

だがこれは彼の本来の力ではない、峰打ちのダメージがまだ残っているためだ。


「俺が風を起こして、敵を怯ませてるうちに早く!」


「…言われなくても!!20!!」


「こっちも20よ!!」


残り10人、残党たちはわかっていた戦っても無駄死にするだけだ

だがそんな残党の中の一人が笑い出した。


「なるほど、あの家のガキか確かにこの世界で最も恐ろしいのは

「残されることだった」な…いま身をもって知った」


「お前が…なぜお父さんとお母さんを殺した」


残党の一人を残して他の九人はとっとと逃げ出した

べレスは理由をきくとすぐ銃に持ち替えた。


「なぜって?理由なんかねぇよただむしゃくしゃしてたんでな!………あ、アレェ?なんだ視界が暗い」


「21人僕の勝ちだね…マーモット」


「あ!ずるい!!」


「やれやれお二人さん…見かけによらず強いねぇ」


ガレッドが呆れた口調で言う、べレスとマーモットは笑っていた。









僕は復讐を果たした、復讐って虚しいって言う人がいたけど僕は違った

復讐をして、若干変な人ではあるけど仲間が増えました。

お風呂に入ってきます…


ガレッド「関係ないな小説に」

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