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Desperado World  作者: νBLACKν
たとえばそういうスタート
2/21

これからどうしよう・・・

登場人物


べレス:世界を旅する少年、よく女の子に間違われる


マーモット:黒いコートを着た綺麗な姿の少女



マーモットと名乗った彼女は無償で僕を家まで送ってくれるようだ

家はまでは数日間もかかるのに無償とは優しい人だな。

このかつて東京とよばれた廃墟はかつてとっても栄えていた形跡がある

高いタワーが立っていたり、洋服店があったり、工場があったり

当時の状況がそのまま残っている。

中でも工場に残ってるガラクタは最高だ、なんて思うのはおかしいかな?

僕の親はガラクタを使って武器をつくったり、生活に便利な機械を作ったりして

それを売って生活をしていた、その親の影響のせいかな・・・

とてもガラクタは放っては置けない、ガラクタを使って何かを作りたくなる


「マーモット・・・ちょっと寄り道がしたい」


「なに?」


工場の入り口をくぐって入ると、くず鉄の山が目に飛び込んできた

人はこれをくず鉄の山としか言わないだろうけど僕にとって見れば

宝の山で、すかさずその山に飛び込んで金銀財宝をかきわけるように

泳いでみたくなる。


僕は鉄パイプを溶鉱炉の熱を使って暖めそれを

そこら辺にあったハンマーで薄く平べったくし、形をある刃物に似せて作った

刀だ、刀は銃とは違って飛び道具ではない標的を切断する近距離戦闘武器で

とっても便利だ。


「できたぁ!!」


「なに?それ・・・新しいおもちゃ?」


今すぐこの女をぶった切りたくなるような一言だが抑えた

刀を侮辱すんな、チクショウめー!!っと腹の中で叫んだ。


「えーと、あとは鞘があればいいんだっけ?」


鞘もそこら辺のガラクタを使って作ろうと思ったけど残念、ガラクタの中には

木材はなかった。仕方なく鉄で鞘を作ることにした。


「完成したの?んじゃいこう」


「うん・・・」


工場を出ると夕日が空に輝いていた、とっても暖かい。

世界は滅んでも季節は生きていてこの寒い季節では太陽の光が唯一のだん

とでもいえる。


歩き続けて日が沈んでまた日が昇ってこれが何回か繰り返されると

僕の家に着く・・・家に着くとある事を願ってしまう

それは両親が生き返ったもしくはすべてが嘘であった・・・


「べレス・・・私はもう行くけどここでいいの?」


「うん、いいよ大したお礼も出来ないけど本当にありがとう」


家の玄関のドアノブをひねって入る
































































なにも変わってない、変わらない、当たり前のことなのに願ってしまった

ひどい腐敗臭が鼻を突く・・・両親の体に蛆が集っていた。













































どうしてこうなった・・・答えは一つ世界が悪いんだ・・・


「世界が滅んで、その滅んだ世界が憎くて・・・」






































































数日後


家のガラクタで出来るだけの武器を作ったぼろぼろの戦前の雑誌を

読んで戦い方を学んだ。朝日がまぶしく僕の目を刺す旅に出るにはいい日だ

そして最後に家にガソリンをまき火を放った両親は家のベッドの上に二人揃って

寝かせてあげた、約16年間僕を育ててくれてありがとう

そのお礼にしっかり生きるよ、生きて生きた証をこの腐った世界にしっかり刻む。



また会おう。











さてこれからどうしよう・・・世界に生きた証を残す為には・・・


水鏡が僕の顔を写してる。




旅にでたいwwww

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