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Desperado World  作者: νBLACKν
たとえばそういうスタート
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プロローグ

登場人物


べレス:世界を旅する少年、よく女の子に間違われる


マーモット:黒いコートを着た綺麗な姿の少女



2700年 1月 1日


世界は戦争で滅んだ、ほとんどの生物が死滅し川は汚染され森から木々が

消えて砂漠化していった

滅んだ世界に残ったものは人が作った建造物や兵器だけ

世界は滅びたが人間が死んだわけではなかった

この荒んだ世界では秩序はない、秩序がなくなった世界では略奪や殺人なんでもあり

そうでもしないと生き残れない、生きていけない。


ことの発端は700年前に日本で秘密裏に行われた科学実験だった

その実験の目的は【楽園】を作ることその【楽園】をめぐって戦争が起こったのだ

いまとなってはその【楽園】がなんだったのかだれも解らない。


_____________________


2900年 1月 1日


僕は両親を失った、秩序がないこの腐敗しきった世界じゃ誰かが死んだ殺されたなんて

良く聞く話だった、だけど自分の肉親が死んだとかだと大分意味が違ってくる

信じたくない、嘘だ、嫌だ、そういう感情がこみ上げてきて何がなんだか

わからなくなって苛立ちと憎しみが出てきたりする 両親は殺されたんだ。


「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」


叫び声をあげて走る・・・この時はそうするしか出来なかった。



数日後



走りに走ってかつて渋谷と呼ばれた町の跡地に踏み入った

もう自分にはなにも残されてはいない、守ってくれて愛してくれる両親もいない

ただとぼとぼと下を向いて歩いた、バンっという音と共に自分の体がはじかれて

しりもちをつく。


「いたた・・・」


「譲ちゃんどこ向いて歩いてんだ?・・・」


屈強そうな男が僕の目の前に立っていた、鋭い目つきで僕を睨み付けると

銃の銃口を僕の額に押し付けた・・・僕もきっと殺されるんだけど最後に言いたい事があった

それは・・・この世で最も許せない事の次くらいに許せない事”譲ちゃん”


「譲ちゃんじゃありません!!僕は男ですから!!」


「えぇぇぇ!!お前いまの自分の立場わかってる??俺!今銃でいま殺そうとしてるんだよ!」


「この世で最も許せない事の次くらいに許せない事を言われたもので・・・」


ズダーン!!轟音が響く撃たれた・・・?どこも痛くない??

男が僕にもたれかかるようにして倒れる。


「く・・・そ・・・こんなところで・・・」


火薬の臭いがする方向を向くと黒いコートを着た人が立っていた

手には銀色に光る銃が握り締められ煙を立てている・・・あの人が助けてくれたのかな?

僕に近寄って男の死体をどかしてくれた。


「大丈夫?お譲ちゃん」


「お譲ちゃんじゃねぇです!!男です!!」


今日で二度目のこの世で最も許せない事の次くらいに許せない事を言われた

だが助けてくれたお礼はするべきだ、ありがとうと一言告げるぐらいは

僕にもできる。


「ありがとう・・・あの名前は?」


「マーモットよ、あなたは?」


「べレス・・・」


お互いに名前を名乗った彼女は銀髪で体のほとんどを黒いコートで覆われていた

コートの中にある胸に興味が行ったがいまはそんなことを考えてる場合じゃない

・・・でかい・・・いや違う落ち着け僕の煩悩・・・


「あなた武器も持たないでここで何してるの?」


「・・・」


痛い一言だった、確かに何しに来たんだろう両親を殺されてやけになって走って走って

こんなところに来て・・・なにをするつもりだったんだろう


「家まで送ってあげるから案内して」


「うん」


この出会いが世界を変えるなんてこの時の僕は思いもしなかった

いやぁ書き綴ったらまた夜ですよwww

あぁつかれたぁまた次回でwww

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