一部 第四話 伝えておくべきこと
すみません!遅くなりました
内容は変わらずぐだぐだですがよろしくお願いします!!
騎士の人に着いていくと建物が見えてきて、つい
「うわ・・・・え、何これ?」
人の家を見ての感想としては失礼だろうけど、仕方ないだろこれは
だってさ、城みたいなのでさ、周りが森みたいになってるんだぞどう見てもおかしいだろ
「ん?どうしたんだ、早く行くぞ」
本人は何とも思っていないようだが、慣れていない俺たちは気後れするような場所だ
「あの・・・もしかして貴族なんですか?」
家を見て感じた疑問は俺だけではなく、聞きづらかった質問を燐がしてくれた
「貴族?私が?ははは、そんな訳ないだろ」
対する騎士の人の答えはあっさりとしていたが、こんな家に住んでいるのに貴族じゃないとか
ありえないだろ・・てか本物の貴族はどんだけ凄いんだよ・・・
「う~ん」
俺と燐が貴族について考えていると、不意に騎士の人が
「さあ、まずは風呂に行くといい・・・血のにおいがするからな」
っ・・・・・やべぇ
騎士の人の一言は、一見するとこちらを気遣っているようだが
さりげなく言った後の一言は俺たちが魔物もしくは、人を殺したことに気づいてるぞという
脅しの意味を含んでいた
・・・・・ここで反抗しても進まねえし、従ったほうがいいだろうな
見た感じ、悪い人ではなさそうだし、まあいいか
「ありがとうございます。おい、燐行くぞ」
今日はいろいろなことがあったから風呂があるのは本当に助かると思って進もうとしたが
「ねえ迅、お風呂の場所わかるの?」 燐のその一言で止まった。
「お前は知ってるのかよ?」
「やっぱり、あの人が言ったの聞いてなかったんだね~」
・・・そんなこと話してなかったぞ
「迅、何か怖い顔してあの人のこと睨んでたもん」
ああ、だからか・・
燐がちゃんと話を聞いていてくれてたおかげで迷わずに風呂に着くことができた・・
・・・よかった本当に、この家見た目と同じで中もかなり広いから場所を知らなきゃ
本当に迷ってたところだな・・・
「うわ~すご~~い」
風呂に着いたら燐がとても喜んでいたが、あいにく俺は喜べるような状態じゃない凄すぎて眩し過ぎる
俺はやっぱり貴族なんかじゃない、小市民の生活があってるな・・・・・
だが、せっかく風呂には入れるんだゆっくりしてもいいか・・・・
ドボーン・・・バシャバシャ・・
・・・・・
「おい燐、風呂に飛び込むなそして泳ぐんじゃねえ・・お前が一番血のにおいがするんだよ!」
「え~いいじゃん、広いんだし」
「ダメだ、早く体を洗え!!」
「ブーー迅のけち」
ガキかこいつは・・・
その後、強制的に燐には体を念入りに洗わせた、こっちにまでにおいが移ったらたまらんからな・・・・
血のにおいを落とすのには時間がかかった、俺はあまりついてなかったんだが燐の方は酷かった・・・
アイツは素手で倒してたんだから仕方が無いのかもしれないが、五回も洗ったのに落ちないのは可笑しいだろ、かなりの血の量じゃないか・・・・?
・・・・下手すりゃ人も殺せるんじゃないか・・
っ考えるな俺、燐がそんなことするわけ無いだろ・・・でも影でなら殺ってそうだな・・・・・・
そんなこんなで数時間、騎士の人が待っていた部屋にやってこれた
「こんなに時間がかかったということは、随分楽しんでいたようだな」
・・・この人、俺と燐がそういう関係だと思っているようだが・・・ふむ、ここは異世界みたいだしばらしてもいいか・・・
「あの、俺と燐はそういう関係じゃないし俺も燐も二人とも【女】ですよ」
「いやいや、照れ無くても・・・ん?おんな?・・ええっ!?」
・・・・・・・やっぱり気づいてなかったか・・・・
う~~ん・・・
だんだんこの話がどんな風になるか分からなくなってきました・・・
それでも、途中では止めないのでこれからもよろしくお願いします!