表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

小さなグラウンド

小さなグラウンド

小学校の頃、初めてホームランを打った


健やかな

風が吹く


小さなグラウンド

中学生になって、なんだかすべてが小さく見える。


暖かな

風が吹く


小さなグラウンド

大人になって、あの人と語らい歩く。


涼しげな

風が吹く


小さなグラウンド

年をとり、上手く見えない

近所の子供の声だけが聞こえる


嗚呼、あの日

そんなこともあったね


全ては風が運んでいく

全ては風の

思うがまま……



……あ、また会ったね。

近所の子等と、再び小さなグラウンドへと……

皆さんにも、思い出の小さなグランドはありますか?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 小・中学校共に移転してしまい、思い出のグランドは見る影もなく、訪れてもいません 寂しい! 書いてくださりありがとうございました。
[一言] これはエモい( ˘ω˘ )
[良い点]  切なく、淡い調べの美しい詩ですね。。。。       [一言]  小学生時代。小さなグラウンド――世界だったかも知れませんが、ホームランが打てるくらい大きな希望や夢を感じた事が確かにあり…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ