登場人物【ネタバレ注意】
※本編のネタバレになってしまうので、最新話まで読み進めていない方はお気をつけください。
第一章
【命】本作の主人公。世界が全て消失した後、新たな創造主となった存在。身体年齢は一四歳で、男だがよく女に間違われるほどの美少年。
創造主の力で造り出した神々を自分の子供のように溺愛している。
基本的に明るく、周りを振り回すような性格。だが自分の愛する者たちに危害が加わるようなことがあれば激昂し、冷徹になるところも持ち合わせている。
【デグネフ】命が創造した神の一人。エルフの容姿をした女神で、常に冷静沈着。創造主である命に絶対的な忠誠を誓っていて、それ以外の存在には基本的にドライ。ただ無類の可愛いもの好きで、本人はそれを隠しているが周りには既にバレている。
【祈世】命が創造した神の一人。薄黒い肌を持つ女神で温厚な性格。一度前世の人格に魂を乗っ取られたことで、命に刃を向けてしまったが命のおかげで前世で抱いた憎しみを制御することが出来た。
【武尽】命が創造した神の一人。鬼の姿をした男神で、その戦闘力は神々の中でも最強。命が認める最強武神だが、神々の中で最も命への忠誠心が少ない。その粗暴な態度はデグネフを常にイラつかせているが、命に対する信頼や情の気持ちがないというわけでは全くなく、寧ろ命の名前を付けるぐらいには大事に思っている。
【ハクヲ】命が創造した神の一人。九尾の白狐の姿をした男神で、命が最も癒しを求める神。
【千歳】命が創造した神の一人。老婆の容姿をした女神で、神々の中で最も治癒を得意とした神。その小柄な容姿で命からはかなり可愛がられている。
【静由】命が創造した神の一人。人間の姿をした男神でかなりのマイペース。神生の三分の二を寝て過ごすほど睡眠が好き。そして武尽同様に創造主の命に対して敬語を使わない珍しい神。ただ武尽のように粗暴な態度を取るわけではなく、ただ単に誰に対しても同じ対応しかできないだけである。
【クラン】命が創造した神の一人。人間の姿をした小柄な女神でかなりのドジ。ただ戦闘力は女神最強、神々の中では武尽に次ぐほどの武神。明るく女の子らしい性格だが、基本的に空気が読めず頭脳戦には不向き。
【リンファン】命が創造した神の一人。人間の姿をした男神で超人的な聴覚を持っている。最初はその聞こえすぎる耳を制御することが出来ず苦労したが、命の尽力もあって今ではその聴覚を自在に操ることが出来る。
【カルマ・カルナ】命が創造した双子の神。前世の記憶を最初から持っていた唯一の神で、前世で双子だったことが神になってからも影響している。二人とも小学生のような可愛らしい容姿で命だけでなく、他の神々も虜にしている。双子の兄のカルマはしっかり者、妹のカルナは人見知りで若干ビビり。
第二章
【アラン】デグネフ・クランペアが管理する世界、ヒューズドにおいて勇者と呼ばれるほどの魔法の才を持った青年。命の前に創造主だった魂の現世の人物で、世界消失の謎を知るために命が会いに行った人物でもある。
その才能と心優しい性格から女性からは非常にモテるが本人にその自覚はない。
【ザグナン】デグネフ・クランペアが管理する世界、ヒューズドの国の一つであるザグナシア王国の王。神にも等しいその尋常ならざる力から魔王と呼ばれている。
アランの育ての親で心優しい一面も持っている。
【エリン】アランがリーダーを務めるパーティーメンバーの一人。攻撃魔法を得意とする美人で、普段は敬語を使っているが何故か話し方が刺々しい。
【モニアス】アランがリーダーを務めるパーティーメンバーの一人。遠隔魔法と防御を得意としている。
【サミュカ】アランがリーダーを務めるパーティーメンバーの一人。パーティー最年少で極大魔法を得意としている。
【シリオス】アランがリーダーを務めるパーティーメンバーの一人。パーティー最年長で治癒魔法を得意としている。魔人撤廃を目的とした組織に属していてアランからすれば敵の立場にいたが、神々に組織の記憶を消されたことでアランを裏切っていた自覚も消えた。
第三章
【廻】命が創造した神の一人。熊の獣人の姿をした男神でクソ真面目。天界で生きていくうちに神子である楓佳に恋慕の情を抱くようになる。後に命に人間になることを望み、楓佳と結ばれ世界に住まうようになる。
実は廻の魂は前世で命の父親のものだったが本人はその事実を知らない。
【ルミカ】命が創造した神の一人。サキュバスの姿をした女神で隙あらば誘惑しようとしてくる。だが天界には自分が誘惑できそうな存在がいないため項垂れている。
【楓佳】炎乱の危機的状況を危惧した命によって任命された神子。優しく責任感が強い性格。神子として神である廻と接していくうちに恋仲になる。
実は楓佳の魂は前世で命の母親のものだったが本人はその事実を知らない。
第四章
【ソヨ】インフェスタ最強を自称する、見た目幼女の魔法使い。可愛らしい容姿とは裏腹に、老人のような話し方をする。炎乱の文化――和が大好きで、普段から和服を着ている。実は前世で前創造主に仕えていた女神で、その記憶を自らの魔法で取り戻した。最終的に天界に住まうことになり、今世でも女神として生きることを決断する。
【レールス】インフェスタにおいてソヨの次の実力者。神々を滅ぼし、全ての世界を統一するという野望を抱き、神々とソヨを陥れようとする。
第五章
【フック】ヒューズドに住まう冒険者の青年。妹のナノを奴隷商人に攫われ、救うために魔王の生まれ変わりを自称した。実は前世で前創造主に仕えていた男神で、命の力でその記憶を取り戻した。
【サラン】ザグナシア王国に住まう魔人の一人。魔王ザグナンに直属に仕えていた実力者。真面目な性格で魔王を慕っていた。
【ミーディグリア】ザグナシア王国に住まう魔人の一人。魔王ザグナンに直属に仕えていた実力者だが、サランとは違いサボり癖が悪く、女癖も悪い。
最終章
【真宮秋人】バクスに住まう予知能力を持つ高校生。前世でフックと仲が良かった女神で、リアというあだ名をつけられていた。前創造主を裏切った女神とも仲が良かったが、彼女が裏切った理由は知らなかった。
【ミリア】前創造主を裏切り世界を終わらせた女神の転生体。世界バクスに転生している。前創造主の過ちを本人に悟られぬよう、自分を悪者にする形で世界を終わらせた。彼女のことを知った命によって名前を与えられ、救われることになる。
登場人物は物語が進むごとに更新していきます。←全ての主要キャラの紹介を記載し終わりました!(2020.9.05)