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第1話 始まりの始まりが始まった


そんなこんなで共同生活

「…じゃあ廊下まっすぐ行ったとこの部屋使って」

「布団とかは押入れにあるから

テキトーに使って」

まくらが違うと眠れない人だったらどうしよう

まぁ大丈夫だと思う

「わかったわ」

女と一緒に住むの夢だったけど、俺こいつの事知らないんだよな~

その辺の細かい話は明日にしよう

「とりあえず細かい話は明日にして

今日はもう寝たい」

「そうね」

彼女はそう言った

部屋に入ってベッドに入るとすぐに

眠くなって寝付いた

しかし彼は気づいていなかった

明日が土曜日である事を

後にそのミスが大変なことになっちゃう事を


ーーーーーーーーーーーピピピピピッ

ピピピピピッピピピピピッ

「うるせえええ!!!」

バンッ

時計を殴った

制服に着替え急いで玄関へ向かい

スニーカーをはいて外へ出た

いつもアラームはギリギリに設定してある

そのまま学校へ行く

歩いて十分ちょいの道のりが終わり

絶望した

「今日…土曜じゃん…」

家から出て10行位で終わった

まぁせっかく出たしちょっとぶらぶらしてこうーーーーーーーーーーーーーーーーーーなんて考えていた時期が俺にもありました。

「クソッ…あの女の話マジだったのかよ」

森の中を疾走しながら呟く

後ろからは荒い息遣いと足音

逃げるのもうやめよう、辛い、マジで

足を止め化け物の方を見る

そいつは大型犬みたいな見た目で

全体的に黒く目が不気味に紅く光っている。

「かかってこい」

そう呟いた時飛びついてきた

すぐに横に体をずらして躱す、化け物が地面に着いた時を見計らって

蹴りを繰り出す

「きゃん!」

と鳴いて数メートル先の地面に化け物がぶつかる

「ザマァみろ、野良犬が…」

そう言うと化け物は「グルルル」

と鳴きながらまた飛びついてきた

また右に動く

ーーーが化け物はそれに合わせて動いた

迫ってくる牙に対応できず腕を前に突き出す

腕に鋭い痛みが走ると同時に

腕から果物のように生暖かい血が噴き出る。血は辺りを赤く染め錆びた鉄のような臭いを放っていた。

クッソ痛い。アドレナリンのおかげか

耐えられないほどでは無いが、激痛だ。

「いてぇんだよボケが!」

腕に着いた化け物を殴る。

殴るたびに牙が肉を抉り赤い血がドボドボ出る。痛みで頭がおかしくなりそうだが殴り続ける。

これじゃあダメだな、決め手に欠ける

どうすれば良い?

辺りを見回す

これだ

化け物を木に叩きつける「きゃん」

と鳴いて腕から離れた時に踏みつける

重力と筋力に任せて踏みつける。

足裏で骨を砕く感覚

肉が潰れる感覚

気持ち悪い、吐きそうだ

でも踏みつづける。

しばらくすると化け物は赤黒い内臓を

口から吐き出しぐったりした。

化け物の亡骸を見て不快感が限界を超えた。

吐いた

吐瀉物はほとんど胃液だった。

スマホで時間を確認する

まだ9時か

つーかここどこだ?

とりあえず神社に戻ろう

そういえば神社に行って化け物に会ったんだった。

なんで神社に行ったんだろ

謎だ。伏線とかかな?

まぁいいやとりあえず神社に戻ろう

戻りかたわかんないけど

つーか死体どうしよう、ほっといていいかな?

いいよね?

まぁあれだ

「迷子になった」

そう呟いた





見てくれた人ありがとう

これからも頑張るので次も見てね!


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