エピローグ その後の話
最後までお読みいただきありがとうございます。
短いです。
「ねー、夏樹君、今度の休み、どこ行くー?」
「そうだな、映画でも見るか? 水穂」
これは、教室内で人目もはばかること無くいちゃついている、水穂と夏樹の会話。
「日向ー、お前、残念だったよなー。あんなかわいい幼なじみとられてよー」
「いや、別に」
本心だった。少し心はモヤモヤするが。
「いいって。強がんねーで。今度の休み、海行こうぜ、海」
何でこんな真冬に海なんざ行かなきゃなんねーんだ。適当言うな。
「慰めてぇならお前の金で焼き肉食わせろ」
「いやだよ、金ねーもん。なんだ、本当に全然元気じゃねーか。もしかしてもう女でもできたのか?」
「いや、ただの知り合いだけど、狙ってはいる」
「まー、お盛んなこと」
「つー訳だから、慰めは俺には不要だ。自分の彼女でも作れ」
「簡単に言うなよー」
馬鹿話は、いつも通り担任の登場で打ち切られた。
竜が落ちてきた後の話。
雛菊が言った通り、高校の周りではちょくちょくゴブリンだのなんだのモンスターが時々出るようになった。雛菊は、迅速に対応しているらしい。
だが、噂はじわじわと広がっている。
俺も、時々は雛菊の手伝いをしている。シャベルとかで物理攻撃するぐらいだが。
いつかは、俺も魔王だったときの記憶を思い出さなくてはいけないのだろう。
どんな記憶が待っているのか、少し怖くもあった。
だが、それでも雛菊と一緒なら、なんとかなるだろうと思っている。
口には出さないけどな。
<完>
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
連載途中、更新をお休みしたこともありましたが、こうして無事にこの小説を完結させることができました。ひとえに読者様のおかげです。繰り返しお礼の言葉を述べさせていただきます。
ここで、数点お詫びを述べさせていただきます。
まず、有名作家様のアイデアを、安易に使わせていただいたことです。
筆者はオマージュぐらいのつもりで使わせていただいたのですが、
作家様のファンの方の中には、不快に思われた方もいらっしゃるかもしれないと考え、
謝罪をさせていただきます。
もう一つは、主人公の名前をもう少しひねればよかったな、と思っていることです。
既存のキャラクターに似た名前があったことに、あとで気づきましたが、修正せずに、
最後まで書いてしまいました。
この点もお詫び申し上げます。
最後はお詫びで締めくくることになってしまいましたが、この小説の連載はとても楽しかったです。
また、アイデアが出れば、連載に挑戦してみようと思います。
短編も時々投稿するかもしれません。お暇なときにお読みいただければ幸いです。
長々と書きましたが、これで終わります。
それでは、また!




