1話
一応バッドエンドの予定で進めるので苦手な人はごめんなさい(。>_<。)
誤字脱字のコンビとは仲良しなのでご了承ください
サブタイ適当ですいません
_______昔々、とある丘に不思議な洋館が建っていました。
とても立派なお屋敷なのですが、人の出入りが全くないのです。
なのに夜は窓から暖かい光が漏れ、楽しそうな笑い声が聴こえるのです。
いつしか人々は「魔女が住んでいる」とか、「恐ろしい怪物が夜な夜な人を喰っている」などと噂し、怯えていました。
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怯えながらも噂話を続ける街の人を見て1人密かに笑う青年がいた。
肩より少し上くらいの青色の髪を緩く結び、ひと目で上質だと分かる服を着こなす青年。
すらっとした四肢に、年頃の娘なら1度は恋焦がれるような美しい顔。
街の人達は彼に視線を奪われてしまう。
それを理解しているのか口元を隠しニヤニヤと青年は笑う。
(流石にこんだけ時間あれば十分でしょ)
青年は勝手に一人で自己完結すると細い路地に入る。
彼に酔わされた一人の少女が路地を覗くとそこにはもう誰もいなかった。
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―――ガチャン
重たい両開きのドアを後ろ手で閉める。
「なんだ、やけに遅かったな。面倒事にでも巻き込まれたか?」
紫の綺麗な長い髪を三つ編みにしたこれまた美しい青年がキョトンとした顔で問う。
「はぁ!?兄さんが終わったのに呼んでくれなかったんでしょ!!」
堪らず叫んだのは先程まで人々を虜にしていた青い髪の青年だった。
「む?そうだったか…すまないな」
そう言い爽やかに笑う青年に反省の色はみられない。
しかし、彼には悪気があったわけではないので怒れない。
これ以上この話を引きずるのは良くないと思い、青い髪の青年は気になっていたことを聞く。
「で?兄さん、肝心の食料は捕れたの?」
「ああ、今日はいつもより早く出来たぞ。これもカイが頑張ってくれたからだ、ありがとう」
そう言うと、彼は髪を優しく撫でてくれる。
いい歳してこれは恥ずかしいが、兄が満足気にしているのでここは黙る。
「そういえば、街の人が屋敷のことをいろんな噂してたよ。例えば、夜に怪物が人を喰べてるんだって、どうする?」
青い髪の青年もとい、カイが子供のように目を輝かせながら静かに笑む。
カイの兄であるガイもつられて笑う。
「誰がどう噂しようと俺らには関係がない」
ガイの笑顔はただひたすらに黒かった。
ゆる〜く頑張っていきますのでよろしくお願いしますm(*_ _)m