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2日目 (哀しみの神)

 哀しみを知ったとき、人は真の強さを手に入れることができる。

きっと私は自由になりたいのだ。その強さを使って。



まやかしの無い、この空虚なる地上に一つの可能性が一点に宿った。我々のようなちっぽけな人間には、その可能性の実現は空想で、妄想で、大胆で、剰え神への冒涜宛らの禁忌を伴っている。しかし、私はそれを実現可能なまでに、自身を進化させ、神でさえも超越した存在に






なったのかもしれません。なぜか、あそこまで一日目に死を覚悟したあの朝勃ちに何一つとして興奮を覚えず、昼、夜と来て私は一回足りとも性について意識することが無かった。それは何故なのだろうと考えると、やはり自分という存在、意義、価値、全てにおいて全てを超えてしまったことだと、これは過言では無く、突拍子もない「気づき」だということをここに提示します。私はそれに、無意識的に気づいたときに、七つの大罪を捨て去り、全知全能者としてここに降臨したのかもしれません。その気付きとは暴食、色欲、強欲、憂鬱、憤怒、怠惰、虚飾、傲慢、それらに司る虚しさ、哀しみに気づき、これが全ての真理なのだと、自覚してしまったからなのです。うんこむしゃむしゃ



いや、でもまぁ、思った以上に二日目が苦しくなく、今後ともある意味、まぁ言っちゃうとこの日記小説の書く題材が薄れていくのだという一抹の不安が犇々と私の胸に引っ掛かるのです。戦いはここからなのか、それとも……



乞うご期待……




――――残り98日

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