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1+1は200の奇跡!異世界レスラー山田、プロレス愛で団体設立。10倍だぞ、10倍!  作者: マスクドぷるこぎ
新人育成編

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68話 「乳と父が殴打されて終わり」


 場外に出たヴィクトリアさん……雰囲気が変わりました。なんだか、泥酔時とか……パパにキレてた時と同じ表情をしています。


 さて、場外で対峙したターリアさんとヴィクトリアさん。ヴィクトリアさんはターリアさんを気にすることもなく、手近な観客席の椅子を奪いました。そして、それを投げつけます。椅子を奪っては投げを繰り返すヴィクトリアさん。


 連続して飛んでくる椅子に、ターリアさんは打つ手がありません。そして、頭部に椅子が直撃すると……遂に片膝をついてしまいました。


 しかし、今のヴィクトリアさんは……ブチギレ状態です。そして座り込んだターリアさんの髪の毛を掴むと、無理やり立たせました。すると、そのまま鉄柱へ引きずって行き……彼女の頭を鉄柱に叩きつけます。




 コーーーーーン!




 会場内にゴングとは異なる金属音が響き渡りました。その音が想像させる痛みに……観客の皆さんも眉をひそめていますね。


「はいはい…………リング…………戻って、戻って」


 イクセントラさんはヴィクトリアさんにリング復帰を促していますが……ヴィクトリアさんは戻りません。まあ、今のヴィクトリアさんなら……気が済むまで暴れてもらう方が早いでしょう。イクセントラさんはカウントすら取らず、適当に『戻って、戻って』と言うだけでお茶を濁しています。




 さて、場外戦の事実上黙認を得たヴィクトリアさん、水を得た魚ならぬ凶器を得たヴィクトリア状態ですね。今度はゴングを持ち出すと……ターリアさんの頭部に叩きつけます。





 カーーーーーン





 先程とは異なる種類の金属音。音楽の聴き比べならぬ……鉄柱とゴングの聴き比べが開かれています。


 さあ……まだ暴れ足りないヴィクトリアさん。今度は観客が持っていた酒瓶を奪いました。あ、その観客って……パパですね。しかし、区長が酒瓶持って観戦とか……この街は大丈夫なのでしょうか。




 さあ、酒瓶を携えたヴィクトリアさん。酒瓶を大きく振りかぶると……ターリアさんの頭を殴打し始めました。しかし、それだけでは不満なのか……おっぱいも殴打していますね。そんな光景に観客は大盛りあがりです。


 しかし、おっぱいが叩かれるのを見て喜ぶ観客に不満があるのでしょうか……ヴィクトリアさんは観客代わりとして、パパを殴打するのでした。




 まあ、そんな感じで……場外戦は乳と父が殴打されて終わりを迎えました。




 長い時間経て……二人はリングに戻ってきました。しかしヴィクトリアさんは場外大暴れによる疲労、ターリアさんは場外戦でのダメージを負っています。つまり……二人はもうフラフラでした。




 そして、そんな試合に決着をつけたのは…………ターリアさんです。




「ターリアのパワーボムで……沈んでくださーーーい!」


 ターリアさんは……高々と掲げ上げられたヴィクトリアさんを、持てる力全てを速度に変換しマットに叩きつけます!



 ドバコーーーーーン!


〈うおおおおおおおおお!〉


〈エグいな……〉


〈ヤバすぎスケ……〉




 ターリアさんの急降下高速パワーボムに……お客さんは熱狂する人、度肝を抜かれる人、スケルトンなど様々でした。そして、ターリアさんは自重を預けるようにして……フォールの姿勢に入ります。




「ワン…………ツー……………………スリー! 勝者…………ターリア!」


〈うおおおおおおおおお!〉


〈おっぱい最高!〉


〈ビバおっぱい!〉




「一五分二七秒…………パワーボムにより…………ターリアの勝ち」


 凄まじいパワーボムの破壊力に、観客は興奮しています。


 また、別の部分に興奮しちゃってるお客さんも……それなりにいます。



 

 この試合を見て思うのは……セパラドスはどうなっているんでしょうね。


 この街の区長・住民の質には……不安を感じざるをえません。




***




 それでは、気を取り直して……第二試合選手入場です。


「それでは…………青コーナーより…………サルヴァトーレの入場」


 アナウンス終了と同時にサルヴァトーレさんの入場曲が流れます。これは……ジャズっぽいですね。確かにサルヴァトーレさんのイメージに合っている曲なんですが……いかんせん、お客さんの手拍子が合わせずらい。こうして、拍手まばらにサルヴァトーレさんは入場するのでした。




「赤コーナーより…………山田の入場」


 得も言われぬ曲に乗って山田さんが入場してきます。こちらも手拍子が合いません。ただ……歓声は上がっていますね。どうも、山田さんの筋肉を褒め称えているみたいです。そんなこんなで……山田さんも颯爽とリングインするのでした。


 


「青コーナー…………198パウンド…………サルヴァーーーーートーーーレーーー」


〈衛兵さん……頑張れー〉


「赤コーナー……286パウンド…………やまーーーーーだーーーーー」


〈抱きつき魔ー! 刺殺魔ー!〉




 選手紹介が済むと、イクセントラさんはゴングを要請しました。




 さあ、試合直前だと言うのに……第一試合に比べると、歓声が小さく感じてしまう山田 VS サルヴァトーレ戦ですが……いったいどうなってしまうんでしょうね。



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