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虫ケラ扱いの男爵令嬢でしたが、牧草の茹で汁で髪を洗って運命が変わりました―公爵令息と始める人生の調香―

男爵令嬢フレッチェは、父を亡くして以来、継母と義妹に粗末に扱われてきた。
ろくな食事も与えられず、裏庭の木の実を摘み、花の蜜を吸って飢えをしのぐ日々。
そんな彼女を、継母たちは虫ケラと嘲る。

それでもフレッチェの慰めは、母が遺してくれた香水瓶の蓋を開け、微かに残る香りを嗅ぐことだった。
「あなただけの幸せを感じる香りを見つけなさい」
その言葉を胸に生きていた彼女に、転機は突然訪れる。
公爵家が四人の子息の花嫁探しのために催した夜会で、フレッチェは公爵家の三男ラウルと出会う。
彼には他人の感情を香りとして感じる力があり、フレッチェが心に秘めてきた怒りも諦めもすべて「良い香り」だと受け入れてくれた。
惹かれあった二人は一夜をともにするが――。

※香水の作り方は中世ヨーロッパをモデルにした魔法ありのふんわり設定です。
※登場する植物の名称には、一部創作が含まれます。
序章 虫ケラ姫、永久就職を求められる
虫ケラ姫
2025/11/18 21:50
公爵家の四兄弟
2025/11/19 21:40
夜会の野花
2025/11/20 21:40
若君の香り袋
2025/11/21 21:40
虫ケラの羽化
2025/11/22 08:10
第二章 縁結びの香りには涙をひと匙
大公のお試し
2025/11/23 08:10
涙の香り
2025/11/25 21:30
第三章 宝箱の奥にひそめた記憶
策謀の気配
2025/12/08 21:40
一房の純情
2025/12/13 21:11
幕間 フルコースを召し上がれ
第四章 誰のために「私」はあるか
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