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vanish-punishment-  作者: ゅキド
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事実はただの事実。現実は(ウツツ)の世界。仕事はするが面倒な事はやりたくない男。真面目で頭良い為の面倒くさい女。監視中と呼ばれる謎の男。一間がありつつも3人共何やら()わっており胡座(アグラ)をかいている状態でもある。


そして3人それぞれ言う事・目的は私物化しておりしっかりと、己を持ってないわけがない。それが強味であり揺らがない意思。強みである為この様なザマを現に映したのが今いるこの3人の現状だ。


「バカ行ってないで明白にしなさい。きちんと最後まで責任持ちなさいよ。それが受け取った仕事人の動きよ」


真面目に淡白に生還に色身ある言動を放つポニーテールの女。


「悪魔は祓い屋しか祓えない。ワタシはそう言った。今この状況を見て祓える者はいない。祓える者は」


手で蓋をし続けるポニーテールの女。2人のこの場の離脱と逃亡と逃避をさせない為に呼び掛ける。それは己の為業務の為労働者の当然の為魔法の理解者の為自分の為、この崖の上から平地に足を置く為物理的に魔力を貯め打つ。


沈黙を目視する3人。それぞれ敵ではないが絶好の味方でもない。不安定の中に居て今までを(クツガエ)す反転的に反比例する場合もあるのにも関わらず3人それぞれ今の瞬間は同意に頷いた。黙秘した。


「ここには悪魔を祓える者がいない。悪魔を倒せる者はいない。この世界では悪魔は格上の存在で専門家でも苦戦し返り討ちされるのがザラ、祓い屋や存在するかしないかの祓魔師(エクソシスト)ではないワタシ達は安全で安心な状況を尽くすしかない。それしか出来ない存在は現状維持を保持するの」

「っと事はここにいる3人でそれを実行するっと事かー」

「アナタに拒否権も人権もない。監視対象ではあり診断中だから無闇に勝手な事はしないしさせない。演算したところ3人を1人1人バラバラにする方が危険で計画倒れなの。従った方が今後の為になるかしら」

「特に格別な奴らには悪魔は高く売れるらしい。心がひもじい者にもそれこそ悪事を働こうとする者すらお高く見える。でもウチの参謀(サンボウ)には喧嘩売らないで有名だぜ、アニキ」

「喧嘩なんかしない。喧嘩はある程度の仲がなければ成り立たないのも。アナタもご存知の通りランは武力で酷使(コクシ)出来かねないですがワタシはその武力がありません。そもそも武力より護身術の筋力が多少あるのみです」

「それに対するようにオレは頭が悪い。勉強が苦手で作戦立てるのも時間の無駄頭より体が先に動くタイプ。だから今回の件もアニキがいてオレが前に出た事で解決した。特攻でオレが出ていたら悪魔がいることすら気付けず呑み込まれていたか、退散していた。それに帰り道に迎えに来なかったらオレら犯罪者に祭り挙げられる。いくら依頼とはいえそれを解決したとはいえ悪魔をホイホイ持っいたら一転にして地獄絵図。これから先ギルドに帰還する途中だったとしても土地勘と頭脳の知性があれば最も最短で最良な道に目的地に辿り着く。お互いウィンウィンっという事かー」

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