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集められた皆、ポカーンとしていたけれど間違った事を言っていない子供の声は返事を待っている。
「承知した!その命(命令)を叶えればここにいる者皆、清廉潔白って事だな!」
「何言っているの。それはそれ、これはこれよ」
「?」
「鈍感なアナタに説明してあげる。ワタシ優しいから。そうね、数日前の出来事、災害レベルまで徹した被害は人や動物、植物、魔族や建物、地形まで負傷させ変換させようとした。何故かあの震度なのに死者が1人いなかった事が今回の唯一の幸いね。建物や修復出来る物は修復するけれど負傷した者や怪我人は心に小さくも大きな心境になったに違いない。そこでこの関係者を調査し調べあげている、今がそれの最中真っ只中。でもそんな地道な調査なんてやってられないくらいの出来事が起きようとしているの」
その最後の一言から皆、冷静な顔に切り替わる。
「その災害レベルが今までに無かった事から今回この様な様が少なからず世間的に知られた。まぁ隠すつもりはないのだけれど、この世に及んでこの波に乗って悪い魔法使い、魔族、魔物、ましては悪魔までも漕ぎ着けてこの隙この国を乗っ取ろうとしているみたい。悪党達はきっと「あーこの国は弱くてあと一押しすれば我々悪党達に殺られる、奪い取れる」等と厄介な野望を抱いている。それを阻止する為に関係者であるアナタ達を呼び阻止してもらうつもりよ」
「つまり自分のケツは自分で拭けって事か」
「それを阻止出来たら無害認定してくれるのか!」
「そうね〜働き方次第ね。うっかり殺されちゃったとか寝返った等だったらこれ程にない重い罰を受けてもらうし、1人でも、1匹でも、1体でも、1件でも見過ごしたら容赦しない決断をするわ。それと、さっきから何やら黒いモノが近くにいる気配がするのはもうアナタ達は有罪を主張しているのと同じ対応をしていいのかしら」
やはり子供の声がするとはいえカーテン越しとはいえ口振りや見抜き方として、悪魔の存在を瞬時に見破られては後を断たないと断念した。
「何やら理由があるのかしら。ワタシが納得出来るのなら今回は許してあげてもいいのだから」
「ボクも聞きたい。ボクの方は一時的っというよりこの部屋限定だがこっちは、封じている。君達は封じず祓ってもいないようだが」
説明の許可が降り、簡潔に最適に話す為ポニーテールの女が口を開ける。
「生け捕りか!それは凄いな!上位悪魔を生け捕りするなんて専門家や祓い屋ではない限りそのような実態を聞いた事ない」
「あくまで弱体化している状態でありいつ平常に戻るか警戒はしております。町のシスターにもお力添えしてもらい一時的ですが無害化です」
「町のシスターにここまで出来るのか!物凄く繊細な素質があるシスターなんだな」
「弱体化しているとはいえ上位悪魔を生け捕りする例は確かにワタシの国では聞いた事ない。無害化していてそれを維持しているのも上乗だ。それにいざっとなったら人質として相手を脅かす作戦も受け入れる」
「え!?」
「何。目には目を、歯には歯を。ワタシの国に土足で踏み入れ手も洗わず食い散らかす奴らに容赦なんてしなくていいのよ。国をちょっと削られるそうになったくらいで追い討ち掛けられる国ではないって思い知らせてもらわくては」




