【人物紹介】
第3章に登場した主な人物について、紹介しておきます。
【孫策 伯符】36歳(数え年、210年時点)
本作の主人公。
刺客に暗殺された西暦200年から、8年の時をさかのぼり、蘇った。
暗殺されるまでの記憶と経験があるため、早くから軍才を示し、大将軍にまで成り上がる。
しかしその功績を周囲に疎まれ、暗殺されそうになったので逆襲。
逆に朝廷の実権を握り、呉公として揚州へ赴任し、華南を繁栄させた。
その間もじわじわと天子に圧力を掛け続け、とうとう禅譲をもぎ取る。
初代皇帝として呉王朝を創立し、治世300年の礎を築いた。
それは周瑜なくしては成し得ない偉業であったが、孫策自身の武力と、人を惹き付ける魅力あってこその成功でもある。
【周瑜 公瑾】36歳
”断金の交わり”と言われるほど、孫策と固い信頼関係で結ばれている相棒。
孫策同様、死亡した210年から逆行転生した。
死ぬまでの知識・経験によるチート級の能力で、孫策をサポートしてきた。
戦術、戦略、謀略の全てに辣腕を振るい、呉王朝の創立にこぎつける。
その後は相国として、王朝繁栄の礎を築いた。
【程普 徳謀】60歳
【黄蓋 公覆】57歳
孫策配下の2大武将。
年配者として孫策を支え、孫軍団の改革に尽力した。
呉王朝の成立後も重鎮として仕え、その安定に寄与している。
【張紘 子綱】59歳
【張昭 子布】56歳
孫策配下の2大文官。
程普らと共に、孫策を支えた功労者。
呉王朝でも重職を歴任し、繁栄の礎を築いた。
【孫河 伯海】41歳
孫策の遠縁に当たる武将。
孫家への忠誠心が厚く、主に孫策の護衛として活躍。
戦場で無茶をする孫策には苦労させられたが、その人柄に心服し、生涯その任を全うした。
【許褚 仲康】42歳
豫州で孫策に拾われた豪傑。
前生で曹操に重用されていたことを、孫策は知らない。
しかしその怪力と勇気、忠誠心でもって、孫軍団の勝利に貢献した。
【郭嘉 奉孝】41歳
【荀攸 公達】54歳
孫策配下の2大謀臣。
こちらは前生の曹操配下であったことを承知のうえでスカウトした。
孫策の中原制覇、朝廷の謀略阻止、そして呉王朝の創立に大活躍。
呉王朝でも遺憾なく辣腕を振るい、その安定を確実なものにした。
【賈詡 文和】64歳
天子の東遷を無難に実現させた功労者。
王朝の行く末について、孫策や周瑜と意気投合したため、合流後は良き協力者となる。
漢王朝の安定後、一旦は退官していたが、実権掌握後に招聘され、禅譲の実現に協力した。
呉王朝でも重職を任され、その安定に寄与している。
【馬日磾 翁叔】享年64歳
表向きは漢王朝を復興させた功労者。
しかし孫軍団あっての偉業だったことは理解しており、終始、孫策たちには協力的だった。
史実より10年長生きして病死。
【段煨】享年63歳
【張済】享年60歳
【董承】享年45歳
天子の東遷に協力した将軍たち。
多少は孫策と確執があったが、どちらかというと脳筋なため、大して障害にならなかった。
それぞれ戦死、病死などですでに故人。
【曹操 孟徳】享年49歳
【袁紹 本初】享年50歳
兗州、冀州から追い出された群雄たち。
降伏してからは列侯に封じられ、北辺で飼い殺しにされていた。
しかし203年に遊牧民を巻きこんで蜂起。
それなりの勢力を築いたが、すぐに孫策に叩き潰された。
問答無用で処刑され、刑場の露と消える。
【劉備 玄徳】50歳
3章には登場していないが、気になると思うので追加。
史実では三国の一角を担った英雄だが、本作では孫策たちの尽力で、中原が早期に安定化。
漢王朝も権威を復活させていたので、野望を抱く余地が少なかった。
結果、公孫瓚の配下として、青洲でそこそこの地位にある。
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