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異世界転生ですって?馬鹿馬鹿しいですわ!  作者: 細蟹かなめ
ヴォルフガング王家はどーろどろ?編
47/70

番外その十・君(たち)の名はな件

メタです。短いです。本編はもうちょっとお待ちください。

~~作者からの質問コーナー~~



Q.アリア様の“お友達”、ちっとも名前が出てきませんが、皆様のお名前は?


ア「…………」


Q.何故お顔を背けるのですか?アリア様。


庶『もー、信じられません!友達の名前、全然覚えてないんですよ!この子!!』

ア『うるさいですわよ!ちょっとは覚えてますわ!』


Q.たとえば?


ア『ええ!音楽教師の家の令嬢で、おしゃれに細かいロイトゲープ伯爵令嬢とか!シュタードラー先生の姪で意外とおしゃべりな、情報通のシュタードラー伯爵令嬢とか!』


Q.フルネームは?


ア『…………』


庶『ね?信じられないでしょう!?』

ア『うるさいですわ!爵位と家名を覚えておけば十分ですのよ!!大体、ほとんどの令嬢は将来、別の家名に“夫人”としか呼びませんのよ!?覚えるだけ無駄ですわ!!』

庶『ひどっ!』


Q.それでどうやって会話しているんですか?


ア『わたくし、この国で最も高貴な令嬢ですのよ?目を合わせて、にっこりすればいいのですわ。目が合わなくても、“そこのあなた”で十分ですの』


Q.うーわー……。それでもお友達、なんですよね?


ア『当然です!』

庶『いや、あり得ない。あり得ないって……』

ア『もう!さっきから、うるさいと言っているでしょう!?あなただって、モブの取り巻きの名前なんて、覚えるつもりないじゃあありませんの!』

庶『私はね!?でも、現実に仲良くしてる友達に名乗られた名前覚えてないとか、ないから!』

ア『じゃあ、小学生の時、名字しか呼ばないクラスメートの下の名前がわからない事があったのは、わたくしの記憶違いですのね?』


庶『……えっ』


Q.おや?


庶『いや、待って。当時は覚えてたはず……あれっ?』

アリア様と“お友達”の仲は、用事がある時だけ話すクラスメートレベル。

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