表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/63

第六回戦!!浄瑠璃作家


第六回戦!!

世界代表!マフィアの帝王、アル・カポネ!日本代表!浄瑠璃作家、近松門左衛門!


黒いジャケット、口元の葉巻。片手にマシンガンを携えた暗黒街の支配者。シカゴのドンである。

対するは狩衣に烏帽子。木工人形を両手で持つ人形浄瑠璃の権威。江戸の文化人である。


第六回戦、開始!!


響く銃声。


開始早々、マシンガンを連射するアル・カポネ。


なす術もない近松門左衛門。


彼は名を残したがそれは文化面だった。対してアル・カポネは悪人でありながらも名を残した。

圧倒的なその暴力で。

アル・カポネは土煙の中から銃殺死体が出てくると確信した。

観客もそうだ。



本当にそうか?いいや、違う。


もう、芝居は始まっている。


何時から?最初から。


何処までが芝居?全てに決まっている。


演目は出世景清。


弾丸は切られていた。

死体は無かった。いや、あった。

人形は刀を持っていた。

薄れる意識、切られたことを感じるマフィア。


悪七兵衛の名刀あざ丸はマシンガンごとアル・カポネを切り伏せたのだ。

竹本座座本・竹本義太夫

「あいつは俺と新しい浄瑠璃を作ったんや。人を感動させるっちゅう事はホンモノ見せるっちゅう事やで?ほんまモンの景清を見せるくらい安いモンやで。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ