第肆二回戦!!日本測量者
第肆二回戦!!
世界代表!彗星の予言者、エドモンド・ハレー!日本代表!!日本測量者・伊能忠敬
星図を持って歩く彼は天文学者。彗星の記録を改めて計算し大彗星の回帰を予言した王室天文官である。
対するは日本を歩いた人。北は北海道、南は九州まで歩き老年ながらも測量した天文学者である。
第肆二回戦、開始!!
エドモンド・ハレーの計算式によって大彗星が降ってくる。
彗星は尾を引きながら伊能忠敬を潰さんとする。
伊能忠敬はその日本全土を歩いた健脚で大きく回し蹴る。
回転しながら高速で蹴ることにより地面を削り瓦礫が巻き上がって足に追従する。
天体と人類が衝突する。
公転運動による天体のエネルギー量が大彗星の力の元だ。そこに重力加速度も加わり通常の何倍もの質量が大彗星に乗る。
空気ごと蹴りつけることにより衝撃を空気で受け流す伊能忠敬。
彼の蹴りは生涯歩いた歩数の分だけその土地の質量が上乗せされる。
一見、拮抗しているように見るがしていない部分もある。
一点。
伊能忠敬の蹴りがぶつかった彗星の一点には日本全土以上の重量が加わり、そこを起点に彗星に罅が入る。
バキバキバキと音が鳴り砕け始める彗星。
そして伊能忠敬の足が蹴り抜かれて彗星が破片となって伊能忠敬を通り過ぎる。
蹴りによって巻き込まれた空気や瓦礫は砲弾のようにそのまま飛び、エドモンド・ハレーを撃ち抜いた。
御庭番・間宮林蔵
「先生はお年を召されてから全国を行脚された剛の方。その足は何人たりとも妨げられん。」




