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第三回戦!!源氏の弓使い



第三回戦!!

世界代表!シャーウッドの森の義賊、ロビン・フッド!日本代表!源氏の弓使い、那須与一!


大地が割れて迫り上がって来たのは森。大樹の上に一人佇む緑に身を包んだ弓兵。ノッティンガムの伝説である。

対するは軍馬に乗った鎧武者。和弓を手に持ち、箙には百本以上の矢を挿している扇の的を射抜いた男。


第三回戦、開始!!



「フゥー。

あんまり時間をかけるのも嫌だけど、油断はしねぇさ。」


呟きと同時に木から木へと飛び移るロビンフッド。


「…。」


対する那須与一は無言で弓を構えて静止する。


静寂。

聞こえるのは葉が擦れる音のみ。


それは突然だった。

木々の隙間から放たれた一本の矢!

真っ直ぐと那須与一へとそれは飛び、真っ二つに割かれた。


「は?」


ロビンフッドが気づいた時には矢は自分の胸元に迫っていた。

先が潰れた矢はそれでも真っ直ぐ飛び、ロビンフッドを突き飛ばした。


日置流弓術家・和佐範遠

「那須与一の弓は荒波を穿った後に人骨をも吹き飛ばしたのだ。身体を貫通しなかったと言うことは手加減をしていたのだろう。」

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